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<広島土砂災害>行方不明者は2人 死者72人の身元判明 (毎日新聞他)

2014-08-30 21:05:29 | 社会
2014年8月30日(土)

 広範で同時多発だった広島市での土石流の発生から10日!

 あれだけの大量の土石流で町の多くが破壊された惨状の中で、
行方不明者は2人を残すまで捜索が進められた。

 巨大な岩石を撤去し、大きな樹木や大量の土砂を取り除き、
家屋などが破壊された『がれき』(生活の証)を掻き分けながら
よくぞ、74人中72人までを発見し身元を確認できた現在に至るまで
捜索が進んだことと、救出に当たった全ての人々に敬意を表したい。

 残る二人の行方不明者の家族にとって、そうは言っていられないことは
よく解るが、74人中72人と云うことは97%(比率の問題ではないという声も)
の方々が発見されたと云うことであり、捜索能力の高さを示すと思う。

 もちろん、全く正反対の評価をする人々も居るだろうとは思うが・・・

 私自身は、ボランティアに参加することもなく、ニュースをフォロー
するだけだったので、この災害については、あまり書いてこなかった。

広島土砂災害:行方不明者は2人 死者72人の身元判明
 (毎日新聞)- 2014年08月29日 21時13分


広島土砂災害:不明2人、全力の捜索…発生から10日
 (毎日新聞)- 2014年08月30日 13時55分


広島市が2次避難所確保
 (産経新聞)- 2014年8月30日(土)08:06

  
避難所なお1100人 広島土砂災害、公営住宅入居進む
 (朝日新聞)- 2014年8月30日(土)16:20


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広島土砂災害:行方不明者は2人 死者72人の身元判明
 (毎日新聞)- 2014年08月29日 21時13分
 

 広島市北部の土砂災害で、広島県警は29日、収容された遺体のうち新たに2人の身元が判明したと発表した。行方不明とされていた4人のうちの2人で、これで死者72人全員の身元が判明。残る行方不明者は2人となった。一方、防災担当の西村康稔副内閣相が同日、視察先の同市安佐北区の現場で記者団に「来週中にそれぞれの地域の復旧作業手順をまとめ、地域の皆さんに示したい」と述べ、復旧のためのロードマップ(行程表)を作成する考えを示した。国と広島県、広島市でつくる「応急復旧連絡会議」でスケジュールを策定し公表する。

 県技術企画課によると、土砂・がれきの撤去▽道路や用水路の復旧▽土石流の発生場所の応急対策--などについて復旧計画を示す方針。国土交通省緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)が土砂災害の恐れがある沢など約180カ所を調査しており、県の調査と擦り合わせて危険度を判定し、計画策定に生かす。西村副内閣相は「1、2週間後、1カ月後にどうなるのかを各地域の人に分かるように示したい」と話した。

 広島市は29日、同市安佐南区の市立梅林(ばいりん)小に避難している被災者を対象に、市内のホテルを2次避難所として提供すると発表。計85人分が提供可能で随時追加する。梅林小ではこの日から新学期が始まる予定だったが、教室が避難所になっているため授業を再開できていない。2次避難所へ移ってもらうことで避難者を減らし、少しでも早く授業を再開させたい考え。9月1日から入所を開始するとしている。

 また、JR西日本は土石流被害で運休していた可部線の緑井-可部間(6.6キロ)を9月1日の始発から運転再開すると発表した。生活インフラのうち鉄道網が復旧することになる。

 一方、遺体のうち身元が確認されたのは広島市安佐南区八木4丁目の高野千津子さん(60)と渡辺美恵子さん(69)の2人。県警や消防、自衛隊などは約3000人態勢で捜索や土砂の撤去を継続。いまだ行方不明の2人が被災したとみられる八木3丁目周辺に人員を集中投入し、夜通し捜索している。

     【毎日新聞:入江直樹、石川裕士、石川勝義】 




広島土砂災害:不明2人、全力の捜索…発生から10日
 (毎日新聞)- 2014年08月30日 13時55分
 

  広島市北部の土砂災害は30日で発生から10日が過ぎた。死者72人全員の身元が判明する一方、2人が依然行方不明になっている。被災地では、30日朝の時点で1121人が避難生活を余儀なくされているが、全市で停電が解消するなどインフラは徐々に復旧。約15万人を対象に出されている避難勧告・指示も30日午後には一部で解除される見通しとなっている。


 ◇リスト公表、全関係者が了解

 行方不明者捜しを巡っては、広島市が25日、独自に行方不明者28人の実名を公表したことが注目を集めた。広島市の松井一実市長は会見で「私の責任でやることを決めた」と決断を強調。当時の市の説明では、旅行や入院などで実際には被害に遭っていない人を含む可能性があるとされた。だが実際は、確認に確認を重ねた、極めて確度の高いものだったことが分かってきた。

 25日に公表された行方不明者28人のうち、これまでに26人の死亡が確認された。残る2人が災害と無関係だった可能性は低い。西田さんは仕事に向かう途中に災害に巻き込まれた可能性が高く、大屋さんも夫の幸雄さん(71)=死亡=とともに被災した可能性が高いからだ。

 市のリスト発表は、災害が発生した20日未明からまる5日後で、救命率が極端に下がる「72時間の壁」を過ぎていた。発表のタイミングについて、県警幹部は「不明者が51人いると発表した21日午後ごろの時点で独自にリストを公表することも検討した。法的にも可能だった」と振り返る。しかし、「当時、リストは10人単位で増えたり、減ったりしていた。不明者の確定が非常に難しかった」と語る。

 また、県警と不明者情報をすり合わせ、リストをまとめた市消防局の幹部も「住宅地図を見ると建物があったはずだが流失している、という家がいくつもあったが、それだけで実名を出すのはやはりまずい、と考えた。プライバシーは重い」と打ち明けた。

 こうした配慮から、県警や市はリスト公表を前に家族や知人、近隣住民らの了解を全て取ったという。公表されたリストは結果的に、極めて正確なものとなった。

     【毎日新聞:黄在龍、高橋咲子、石川裕士】 




広島市が2次避難所確保
 (産経新聞)- 2014年8月30日(土)08:06
 

 広島市の土砂災害で行方不明者が2人にまで減少したことを受け、松井一実市長は29日、「避難者対応に重点を置くステージになった」と述べた。同市安佐南区の市立梅林小学校の避難者を対象に、ホテルなどの宿泊施設を2次避難所として提供することが同日決まり、午後から入所者の募集が始まった。

 2次避難所は、自宅の復旧作業を進めている避難者らの生活環境改善が目的。29日朝時点での避難者1200人のうち約500人が生活する梅林小で、まず募集した。避難生活を続ける人を減らすことで、夏休み明けの授業の早期再開が期待できる。

 提供されるのは、神田山荘、鯉城会館、市文化交流会館、サンルート広島、法華クラブ広島5施設の計34部屋(85人分)。9月1日から宿泊でき、期間は最長同月30日まで。1日3食が提供される。市は、同様の2次避難所をさらに確保し、梅林小以外の避難者にも提供するとしている。 


  
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