秋田小1児童殺害事件-74
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秋田連続児童殺害事件の第5回公判が開かれ、畠山鈴香被告人本人への尋問が始めて行われたそうだ。
これまでは、本人不在のまま、本人の主張ではなく、弁護人と検察側だけで裁判を進めていたらしい。
昨日の公判廷で弁護側は、畠山鈴香被告が、この犯罪を犯した(「犯罪」を「犯した」と書くと二重表現のようですが、他の表現にもしっくり来ないので、この表記で行きます)と決め付けた上で、幼少からの父親からの暴力や、学校での陰湿なイジメにあっていたことなどを“お涙頂戴”的に証言させたが、これは情状酌量のための戦術と言うよりも、畠山鈴香さんの人格を貶める弁護人による依頼人イジメのようなものだ。
情状酌量と言うよりは、「こんなイジメを受けるような“異端者”ならば、こういう犯罪を犯すこともあるだろう、あるに違いない」という予断を裁判官や“裁判員”(まだ導入されていない)に与える結果となるばかりである。
この弁護人の進め方には大いに異論があるところだ。
本人が、誤って転落させたと認めているのであるから、殺人とは言えないまでも、犯罪を犯したことは確実だ、という流れにマスコミはなるであろうが、先だって無罪が証明された富山婦女暴行事件でも、被疑者とされた男性は、あまりの警察・検察の決め付けと犯罪的取調べ方法に屈服して、やってもいない『犯行』を認めてしまったと語っていた姿を思い出す必要がある。
富山の冤罪男性 再審で無罪
当ブログでは、これからも畠山鈴香さんは冤罪であるという方向で取上げてゆきたい。
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「抱きつかれ驚いた」
長女転落偶発を強調 畠山被告
河北新報 2007年10月30日(火)09:00
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた同町粕毛、無職畠山鈴香被告(34)の第5回公判が29日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)であり、被告人質問が初めて行われた。
畠山被告は、長女彩香さん=当時(9つ)=を大沢橋から川に落としたとされる昨年4月9日夕の状況について、「イライラしている時ほど触られたくない彩香に、『お母さん怖い』と抱きつかれ、怖いと思い、びっくりして左手で払った」と偶発性を強調、殺意を否定した。
弁護側の質問を受け、畠山被告は彩香さんと魚を見に出掛けた橋の上でのやりとりを供述。「暗くて見えるはずがないと思って帰ろうと言ったが、彩香が見たいと駄々をこねた。きつい口調で欄干に乗るように言ったら、怖がってやめるだろうと考えたが、欄干に上がったので驚いた」と話した。
橋から転落後、衝撃で耳鳴りやめまいに襲われたという畠山被告は、「信じられない、信じたくない。自分は一人でここに来た」との思いにとらわれ、転落の事実を忘れ、車で帰宅し、自宅周辺で捜索を始めたと説明した。
遺体で見つかった彩香さんと能代署で対面した時は、「死んだことが信じられず、ショックだった」と述べた。
弁護側が冒頭陳述で主張した「スキンシップ障害」について、畠山被告は「機嫌がいい時も悪い時も触らないでほしかった」と説明。
「汗をかけない体質なので、汗かきの彩香の肌に触るのが嫌だった。手をつなぐのが精いっぱいの時もあれば、抱っこできる時もあった」と供述した。
これまでの証人尋問で、近隣住民は「彩香さんは髪がぼさぼさで風呂に入っていないようだった」などと、彩香さんが畠山被告から疎まれていたと指摘した。
これに対し、畠山被告は「ネグレクト(養育放棄)の認識はなかった」と主張。彩香さんは風呂が苦手で、交際相手が自宅に来た時に、彩香さんを外に追い出したことはないなどと説明した。
「抱きつかれ驚いた」 長女転落偶発を強調 畠山被告 (河北新報) - goo ニュース
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秋田小1児童殺害事件-74
【連載第1回目から読む】
第73回へ 第75回へ
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橋の欄干から転落に至る状況の “証言”は、【秋田さきがけOnTheWeb】 に詳しく掲載されている。
【「冷酷な母親像」否定】 さきがけOnTheWeb
長女転落「信じない」 さきがけOnTheWeb
目立つ慎重な言い回し さきがけOnTheWeb
「父から暴力受けていた」 畠山被告 さきがけOnTheWeb
29日から被告人質問 さきがけOnTheWeb
連続児童殺害被告人質問 「信じたくない」 誤って転落強調(産経新聞) - goo ニュース
「娘に触られるのが苦手だった」 畠山鈴香被告人質問(朝日新聞) - goo ニュース
家庭で暴力、学校でいじめ=畠山被告が証言-連続児童殺害公判・秋田地裁 (時事通信) - goo ニュース
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秋田連続児童殺害事件の第5回公判が開かれ、畠山鈴香被告人本人への尋問が始めて行われたそうだ。
これまでは、本人不在のまま、本人の主張ではなく、弁護人と検察側だけで裁判を進めていたらしい。
昨日の公判廷で弁護側は、畠山鈴香被告が、この犯罪を犯した(「犯罪」を「犯した」と書くと二重表現のようですが、他の表現にもしっくり来ないので、この表記で行きます)と決め付けた上で、幼少からの父親からの暴力や、学校での陰湿なイジメにあっていたことなどを“お涙頂戴”的に証言させたが、これは情状酌量のための戦術と言うよりも、畠山鈴香さんの人格を貶める弁護人による依頼人イジメのようなものだ。
情状酌量と言うよりは、「こんなイジメを受けるような“異端者”ならば、こういう犯罪を犯すこともあるだろう、あるに違いない」という予断を裁判官や“裁判員”(まだ導入されていない)に与える結果となるばかりである。
この弁護人の進め方には大いに異論があるところだ。
本人が、誤って転落させたと認めているのであるから、殺人とは言えないまでも、犯罪を犯したことは確実だ、という流れにマスコミはなるであろうが、先だって無罪が証明された富山婦女暴行事件でも、被疑者とされた男性は、あまりの警察・検察の決め付けと犯罪的取調べ方法に屈服して、やってもいない『犯行』を認めてしまったと語っていた姿を思い出す必要がある。
富山の冤罪男性 再審で無罪
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「抱きつかれ驚いた」
長女転落偶発を強調 畠山被告
河北新報 2007年10月30日(火)09:00
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた同町粕毛、無職畠山鈴香被告(34)の第5回公判が29日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)であり、被告人質問が初めて行われた。
畠山被告は、長女彩香さん=当時(9つ)=を大沢橋から川に落としたとされる昨年4月9日夕の状況について、「イライラしている時ほど触られたくない彩香に、『お母さん怖い』と抱きつかれ、怖いと思い、びっくりして左手で払った」と偶発性を強調、殺意を否定した。
弁護側の質問を受け、畠山被告は彩香さんと魚を見に出掛けた橋の上でのやりとりを供述。「暗くて見えるはずがないと思って帰ろうと言ったが、彩香が見たいと駄々をこねた。きつい口調で欄干に乗るように言ったら、怖がってやめるだろうと考えたが、欄干に上がったので驚いた」と話した。
橋から転落後、衝撃で耳鳴りやめまいに襲われたという畠山被告は、「信じられない、信じたくない。自分は一人でここに来た」との思いにとらわれ、転落の事実を忘れ、車で帰宅し、自宅周辺で捜索を始めたと説明した。
遺体で見つかった彩香さんと能代署で対面した時は、「死んだことが信じられず、ショックだった」と述べた。
弁護側が冒頭陳述で主張した「スキンシップ障害」について、畠山被告は「機嫌がいい時も悪い時も触らないでほしかった」と説明。
「汗をかけない体質なので、汗かきの彩香の肌に触るのが嫌だった。手をつなぐのが精いっぱいの時もあれば、抱っこできる時もあった」と供述した。
これまでの証人尋問で、近隣住民は「彩香さんは髪がぼさぼさで風呂に入っていないようだった」などと、彩香さんが畠山被告から疎まれていたと指摘した。
これに対し、畠山被告は「ネグレクト(養育放棄)の認識はなかった」と主張。彩香さんは風呂が苦手で、交際相手が自宅に来た時に、彩香さんを外に追い出したことはないなどと説明した。
「抱きつかれ驚いた」 長女転落偶発を強調 畠山被告 (河北新報) - goo ニュース
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秋田小1児童殺害事件-74
【連載第1回目から読む】
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【「冷酷な母親像」否定】 さきがけOnTheWeb
長女転落「信じない」 さきがけOnTheWeb
目立つ慎重な言い回し さきがけOnTheWeb
「父から暴力受けていた」 畠山被告 さきがけOnTheWeb
29日から被告人質問 さきがけOnTheWeb
連続児童殺害被告人質問 「信じたくない」 誤って転落強調(産経新聞) - goo ニュース
「娘に触られるのが苦手だった」 畠山鈴香被告人質問(朝日新聞) - goo ニュース
家庭で暴力、学校でいじめ=畠山被告が証言-連続児童殺害公判・秋田地裁 (時事通信) - goo ニュース