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福岡市長選挙で“野党共闘”は可能か?

2006-10-14 22:08:44 | 地域情報
mikkyさんより、福岡市長選挙での“野党共闘”についてコメントを頂戴しました。

一部引用します。
【 福岡市長選は、現市長への自民党の推薦がない。しかし、巧妙な罠はしっかりかけられているのを、感じる。
 野党の分断である。
 民意をよく聞かないまま、ゼネコンが喜ぶ五輪誘致に熱中し、守るべき市民生活をなおざりにして、多額の借金を抱えてしまった市長は批判の矢面にある。野党が結束すれば勝てる状況だ。
共産党の粘り強い活動に政治家のあるべき姿を見る私としても、遠くからエールを送りつつ、納得できないでいる。しかも、党に新派の姿勢だけで、いじめがある。
 自民党の老練な目が光っている。職業に直結させて、誰もが自縛状態だ。だから、民主党と仲良くしてほしい。主張は変えずともあまり敵対してほしくない。将来の共闘に含みを見せてほしい。】
引用終わり

『私たち憲法の味方です!』
で、藤原紀香さんを護憲の共同候補として立てるのとは訳が違います。


私たちは市民運動が生み出した行動するおかあさん
   清水とし子
     を必ず当選させるために頑張ります。

民主党に推薦を頼んだ吉田候補が降りて、統一を図るなら別ですが、
山崎与党として、無駄な開発をこれでもか!これでもかと進める山崎市長提案の、
すべての条例、予算に賛成した民主党と、これに抗して闘ってきた市民運動が、共闘できる訳がありません。
この山崎市長と自公民の開発行政に政党として唯一対案を示して孤軍奮闘してきたのが日本共産党であり、
一方民主党は山崎の完全な与党なのです。
民主党は、二期目の立候補には与党として山崎を支えました。
小学生から高齢者に至る、あらゆる市民負担にも賛成してきたのが民主党です。
その与党民主党と野党共産党が“野党”共闘するなど初めから有り得ません。

吉田候補は、市民向けには山崎の政策には真っ向から批判する態度を取りながら、山崎与党であった民主党に推薦を依頼し、 民主党の方は自ら推進してきた与党としての政策を真っ向から批判されているのに、吉田氏を推薦するという、双方とも節操の無い態度を取っているのです。

こんな候補者や政党が信用できるはずが無いではありませんか!
山崎氏が8年前に「人工島見直し」を掲げて市民の期待を集めて市長に当選したのに、当選後すぐさま人工島推進に宗旨変えし、今では、推進してきた人工島の売れ残りの税金による後始末までやっているという“実績”を見てください。

公約を見るよりも実際に取ってきた行動を見るべきです。

市民運動が推薦する、清水とし子 さん以外に、実際に市政を転換できる実行力のある候補者はいません。

以上、これまでの記述と重複する点がありましたが、mikkyさんへの返信と致します。

なお、これまでこのブログをお読み頂いていればお解りのように、このサイトは共産党のサイトではなく、むしろ共産党にはさまざま注文を付けて来たサイトです。
共産党への御要望は、日本共産党(www.jcp.or.jp)の方へ御送信ください。

大津留公彦さま
  清水とし子 さん御支援のご投稿ありがとうございました。

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最後まで御覧頂きありがとうございました。
ついでにワン・クリックしていただければ嬉しいです。

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JUNSKY


5 コメント

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政治家が初志を守れるのは (mikky)
2006-10-15 01:17:12
 前略。ご返信に感謝いたします。

 世の中を良くしたい、弱者を守りたいという理想に燃えて、政治家を志した者ほど,陥穽や、旧守の抵抗にあって、傷つき、人間不信や己の未熟さ,政界の金権体質に苦しむことになりがちです。

 市長は一人です。当選後も、議会は野党ばかりでしょう。しかも政局は、北朝鮮問題、格差の拡大で緊迫しています。

 敵対は本人にも、市民のためにもなりません。下記のような轍を踏まれませんよう、老婆心です。

 長野県知事だった田中康夫氏について、詳しいことは知りませんが、かなりの嫌がらせに耐えての彼なりの解決法を模索しながらの健闘であったとTVを通じて推測していました。結局<自民党の選挙>に負け、残念です。
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Unknown (あんくる トム)
2006-10-15 11:10:25
MIKKYさんのコメントについて

協力関係(共闘関係)については、第1に政策協定が大事でしょう。

ただ、心情的に仲良くしてね というのは通用しないと思います。

外から見ていると、吉田さんはただ、当選したいと言う願望があって、動いているような気がします。

以前、広島に柏村 某 という無所属がいて当選するとさっそく自民党に鞍替えしましたよ。彼もやはりマスコミ出身でした。
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弱者を救うのは誰 (mikky)
2006-10-15 22:00:18
 35年前、すでに北方領土返還を政治問題にしていたのは、共産党だけだったのではないでしょうか。張り紙の記憶があります。

 それが、鈴木議員の<むねおハウス>で、活動成果は自民党になっていて、びっくりした同世代のかたがただったでしょう。

 高額所得者は、70%が税金で持って行かれた時代もありました。それでも、経済成長できたのです。格差がさらに拡大してゆこうとしている今、救いを待っている弱者がたくさんいます。そのための、貴重な選挙活動ではありませんか。
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mikky さんへ (JUNSKY(開設者))
2006-10-16 00:04:01
再びコメントありがとうございます。

もちろん、あなた様の気持ちは良く理解しているつもりです。



【高額所得者は、70%が税金で持って行かれた時代もありました。それでも、経済成長できたのです。格差がさらに拡大してゆこうとしている今、救いを待っている弱者がたくさんいます。そのための、貴重な選挙活動ではありませんか。】



というのは、その通りです。

これを民主党が実現できるでしょうか?

 おそらく、mikkyさんは、民主党の政策を良くご存知なのだと思います。そうであれば、「救いを待っている弱者を救う」政策を民主党が持っているかどうかも良く御存知のはずです。



 清水としこ さんしか、福岡市において、「救いを待っている弱者を救う」政策を実行できる人は居ません。

 そのための貴重な選挙です。
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Unknown (mikky)
2006-10-16 05:50:27
わかりました。清水としこ さんのご活躍をお祈りしております。
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