北モシリ島の暮らし

北モシリ島(北海道)民の暮らし

ミスター・ロボット/スティクス

2007-06-03 10:59:15 | 80年代ミュージック
ザ・エイティーズ2のディスク1の2曲目は
既に紹介済みのバナナラマのアイ・ハード・ア・ルーマーじゃ。
結構この曲の挿入コンピが多いな。
これ日本ではやったからだな。

で、3曲目はザ・パワー・ステーションのサム・ライク・イット・ホット。
パワー・ステーションたらとんでもないメンバーのユニットだったが、
わしは興味なかったらしく、この曲知らないのでパス。

で、4曲目。
最初の頃に紹介済みのこの曲じゃ。
2度目の紹介となる。

どうもこうも、ロボット=日本人ちゅう発想がバブル日本時代って感じ。
おそらくクリントンの民主党政権でジャパン・バッシングの時代だろうな。
スター・ウォーズの悪の軍団は日本人をモデルにしてるとか、
なんでも悪者は日本人って時代じゃったな。
ダイ・ハードで日本企業が出てきたり、
良くも悪くも日本がアメリカのメディアに露出してきた時期じゃ。

元々、最初はプログレ・バンドだったスティクスは
80年代に入り商業ロックと揶揄され、ついにこの曲の成功が解散の引き金になるという皮肉な結果になっとる。

確かに面白い曲じゃ。
ヴォコーダーを使った日本語で「ドモ、アリガト、ミスター、ロボット、ドモ、ドモ」ときて、実際の英語で聞いたことないセンキュウー、ベリー、マッチときたもんだからね。笑っちゃうわ。
どうもありがとうはセンキュー、ベリー、マッチなのね。
天皇陛下がありがとうと一言言うのはセンキューだけなのね。
関係ないか。

で、ですな、年月は過ぎて今年2007年
この曲の発表が1983年だから24年が経過したのに、この曲は健在なのだ。
場所はボストン、フェンウェイ・パーク・スタジアム。
マウンドから降りる松坂大輔投手のBGMとして球場に流れたのは
この曲の「ドモ、アリガト、ミスター、ロボット、ドモ、ドモ」だったのだ。
結構ずっと流れたな。
フェンウェイのお客さんはスタンディング・オベイションだった。
見事な演出じゃった。
ちゅうことで、この曲の偉大さがおわかり頂けたかと思う。

しかしだ。
PVを見たら苦笑となる。
ちょんまげ付けた日本人の顔の仮面のロボットが出てくるのには苦笑しかない。

ちなみにビルボードでは3位だった。

画像はアルバム「キルロイ・ワズ・ヒア」のジャケ

PVはこちら


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