走る9番ライト II

2005年12月のホノルル マラソンを目指して走り始め、それに合わせて始めたブログ、今は雑記帳として使うことにしました。

歩幅の話

2005年11月22日 | 走る日々の話題
走って脚を痛めた、というのはよく聞く話ですね。
僕もそういうことを何度も繰り返しています。
しかし繰り返しています、で放置しておくのは賢くない。
何故だろう?と考えることがたいせつですね。
しかし、考えてもわからない。やっぱり賢くないのでした。

そこで、American Running Associationから仕入れてきた情報です。

ケガや故障を最小限にとどめるに適正な歩幅があるそうです。
最適な歩幅で走っていれば、脚力が強くなり、スピードが
速くなり、故障も少なくなる、といいことずくめ。
で、それに関する話がべらべらと続くわけですが、ここでは結論
だけを書きますと、「1分間に180歩」となるペースで走ると、
この最適な歩幅が得られるそうです。この時、走るフォームや
歩幅などに注意を払うのではなく、ただただ「1分間に180歩」
ということに注意を集中して走るのだそうです。

実際に走ってみると、これはえらく速いステップに感じられますが、
歩幅は確かに短くなります。そしてそれが理想的な歩幅。
歩幅が長いと脚が地面から離れている時間が長くなり、体重が
地上に降りるときの衝撃が大きくなって、ケガが増える、という
理屈ですね。
しかし、あまりに歩幅が短くなるとコセコセと落ち着かない走りに
なってしまい、これも力の無駄。そこで「1分間に180歩」です。
ぜひお試しあれ。


新しいシューズを

2005年11月21日 | 走る日々の話題
「一度の強い衝撃ではなく、長時間をかけて硬い路面を
走るなどの衝撃を受け続けることによって、疲労骨折する
ことがある」

あ、これこれ、これです。きのうから足の裏が痛いのは
この疲労骨折の兆しだな。まさか骨折ということはない
と思うけれども、右足の踵が痛いのですよ。ギューッと
押すと、「ん、そこそこ、そこが痛い」という感じ。
そういう痛みを押して走り続けたのですからね、スピード
も落ちるはずです。

レースまであと3週間きっかり。それまでには復調する
ように、もう長距離トレーニングはしないでおこう。

それから、シューズ。インパクトを吸収してくれるような
シューズを買おうと思うのですが、レースに新しいシューズ
は禁物と聞いているし、さて、どうしよう。


闘いを終えて

2005年11月20日 | 走る日々の話題
たいへんです、脚が痛いです。脚の後ろ側の筋肉が熱いです。
そして、足の裏が痛いです。ジンジンと締め付けられるような
感覚が続いています。
この痛みは、しかし、勲章のようなものですかね。 ^^

走りましたよ、およそ40キロ。正確に言えば39.19キロ。
自宅から近所の道路を右側に大きく回れば10キロ、左に
大きく回っても10キロというルートがあるので、そこを
右左8の字を描くように走って20キロ。そこを2周しました。

要した時間が4時間27分17秒ですが、フルの距離はこれから
さらに3キロです。Garmin Forerunnerの記録によると、
最後のペースは1キロを走るのに9分54秒掛かっています
ので、少なくともこのペースはキープするとして、30分間。
つまり、フルにすると、4時間57分くらいという結果でした。
何とか5時間を切ることができるだろう、というから、
初めてにしては満足できる結果です。

いやー、それにしてもほんとに辛かった。
とくに 32キロ。ここらが僕の壁でした。わずかばかりの上り坂
になっていたために特に辛かったのでしょうが、ここで最後の水
を飲みきったし、脚の筋肉はコチコチに固まってしまい、太腿は
全然上がりません。上がったとしても、足の裏が痛くて、一歩を
進めるのが辛いという状態でした。
どうにも我慢ができなくて、ガソリン スタンドで水の補給を
するために、2分ほど立ち止まりました。とにかく走り続ける
ために、立ち止まることも辞さない勇気、です。 ^^;

そこから2キロほどは、まるで一歩先は新たな壁が立ちはだかり、
「もう走り止めたらどうだ」と言っているようでした。その壁を
掻きむしるように、とにかく走り続けた、この区間は何度も
Forerunnerを見て走った距離を確認していたものでした。

いよいよあと5キロ、という区切りを境に、完走の自信という
ものが湧いてくるのですね。自信は湧いてきても、スピードが
上がるわけではありません。きっと傍目にはヨタヨタと進むランナー
に見えたでしょうが、本人は必死です。最後まで走り続けるという
意地が支えた自信を頼りに、……やっと完走。
疲労しきって、感慨も湧かない。へたへたと居間に倒れ込んで、
脚をアイシングしたり、バスルームで汗を流し、そのまま居眠り。
午後からまた居眠り。疲労は回復しました。
で、傷んだ肉体が回復するように、今夜はこれから上質のタンパク質、
ステーキです。
では、いただきまーす。完走に乾杯!


マラソン都市ベスト25 アメリカ篇

2005年11月19日 | 走る日々の話題
またまた "Runner's World"から拾った話題です。
ランニングに適したアメリカの都市ベスト25位は?
興味ありますね。

その都市のランニング クラブの数、年間のレースの数、
公園の総面積、空気の清澄性、ランニングに適した気候、
犯罪の少なさ、読者による人気投票、などを評価して
順位を求めたところ、次のような結果になったそうです。

1.サンフランシスコ
2.サンディエゴ
3.ニューヨーク
4.シカゴ
5.ワシントン D.C.
6.ミネアポリス - セントポール
7.ボルダー(コロラド)
8.ボストン
9.デンバー
10. ポートランド(オレゴン)
11. オースティン(テキサス)
12. シアトル
13. フィラデルフィア
14. コロラド スプリングス
15. ダラス
16. アンカレッジ
17. ラレイ(ノース キャロライナ)
18. ソルトレーク シティ
19. ホノルル
20. アトランタ
21. ヒューストン
22. フェニックス
23. マジソン(ウィスコンシン)
24. モンタレー(カリフォルニア)
25. フォート コリンズ(コロラド)

目指すホノルルは、総合得点では第19位。しかし、空気がきれい
ということではトップです。そりゃぁね、暖かな海面をなでるように
吹く風を受けて、海沿いの道を走るのですから、きっと空気もおいしい
に違いありません。
問題は、そんなことを考える余裕があるかどうか、ですけど。

20マイル ルール

2005年11月17日 | 走る日々の話題
"Runner's World"という雑誌があって、暇にまかせては
パラパラとページを繰っているのですが、先日友人から
バックナンバーを借りてきました。
それは「ランナーのためのベスト アドバイス25」という
特集です。

その中で見つけたのが、20マイル ルール。
換算すれば 26キロ ルール。
フル マラソンのレースに出る前は、この距離を一度
走っておきなさい、というわけです。
フルの距離は実際に走ると、脚に長時間の負担を掛ける
もので、それは経験してみればよくわかる、そのためには
少なくとも20マイルは走りましょう、だそうです。

で、僕は30キロ走りましたのでね、まずこの壁はクリアした。
しかし(と、念入りな人もいて)、実際には30キロ以降は
それ以前とは全然違うので、とにかくフルの距離を経験
しておくべきだ、という意見もあるのですね。
そう言われたら、そうかも知れない。
じゃぁ、次の週末はフルに挑戦かな、と考え始めています。

さて、どうなることやら。

30キロ2回目の挑戦

2005年11月16日 | 走る日々の話題
あるレースに参加することを目標と定めてトレーニング、
と言えば、ただひたすらに走る、筋力を鍛える、身体の
筋力のバランスを整える、というように、もっぱら肉体の
トレーニングを考えていましたが、それはどうも違いますね。

肉体を鍛えることはもちろんのことでしょうが、同時に
精神力も肉体と同じくらいに鍛えていかなければいけない
と実感しています。

日本出張から戻って以来、サンディエゴだ、シカゴだと
出張があって、こういうのは生活のペースが乱れます。
それに外食続きだから、体型がモッコリしてくる。それに
合わせるように、精神もモッコリして怠惰になっていく
ようです。ホノルルはどんどん駆け足でやってきているのに、
しばらく練習から遠ざかっていました。(何とか走れる
だろう)という慢心が出ていたのでしょう、明らかに
精神力が小太り体型になっていました。
(これじゃいかん、あと1か月しかないというのに)
と思い直して、先週から改めてシューズを履きました。
まずは近所を5キロ、それから10キロ。そしていきなり
30キロ。

一度走った距離ではあったのですが、しばらくブランクが
あったので、さて走れるか、いや気力で走ろう、走らねば、
と早朝にスタートしました。(先週の土曜日のことです。)
と、意外に脚が軽いではないですか。 ^^
この調子だと、30キロは楽勝だな、もしかすると、40キロ
ついでに走れるかな。
と、これも慢心ですね。25キロほどのところで脚が急に
重くなって、つらくなってきた。40キロなんてとんでもない、
30キロまではとにかく走る、そう決めて走りきったのですが、
慢心に注意、これが第2回目30キロ ランの収穫でした。