手動式電話
昔、映画 とかで目にしたけれど
実際にほんものを目にしたのは初めて?
左側には耳にあてるスピーカーのようなものがついていたのかな
近所でみつけた手動式電話
スピーカーを左耳にあて、右手でハンドルを回し
目の前にあるマイクで交換手を呼び、相手先の番号を伝えて繋いでもらう
この時代は両手が使えないと電話できなかったのね
そして時代は経過して
ダイヤル式電話機はいつごろ?
関東大震災以後、復旧を機会に大正15年には
手動式電話機からダイヤル式電話機になったようで
東京と横浜には自動交換局ができ、
手動交換方式から自動交換方式へ変更されたそう
上の写真の電話機にダイヤル回す機械がとりつけられて
それからまたずっと時代が経過して
近所の公衆電話 レトロな手動式電話と現在の電話と仲良し
この電話ボックスから電話をかけるときには
コインがいいかも
ちょっと昔に浸れそう
携帯ない時代、10円玉積み重ねて 1枚1枚入れて
長いときもあれば すぐ終わるときも。
受話器から聞こえる コインが落ちる音・・・・
♪コインの落ちる音と 雑踏の音を思い出す
スポットライトの光の中で やさしく歌えたと思った
♪コインの落ちる音は 涙の落ちる悲しい音
あの頃 そんな やさしい心に どうしてなれなかったんだろう
あの日に歌った♪やさしく 愛して
カメラ目線で歌ったJulieだけど
きっと たった一人のために歌ったのね
最後は「唇で」言葉をそえて
あの日テレビの箱の中で歌うJulieを涙してみつめていたかしら
そばにまあるいカーブいたのに
いつも散歩して通っていたのに どうして気がつかなかったのかな
昨日、うすむらさきのバラを見た帰りに
レトロな壊れかけた公衆電話が目にとまって
コインの落ちる音繋がりで
何年ぶりかで
君と僕じゃなくて、男と女を歌うJulieにめぐり逢えた
先日終わった探偵さんのお芝居
26日の夜の部
探偵さんの唇に触れる妖しい指先を
魅せていただいた時みたいな気分になれたわ