Break Time

coffee breakで気分転換を~♪

マリアビートル

2015-08-30 12:44:55 | 読書
伊坂幸太郎著 「マリアビートル」を読んだ.

大人や仲間内をいたぶる少年に嫌悪感を感じながら・・・
新幹線の中のストーリーはそれなりに面白かった。




あらすじ(サイト参照)
元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、
東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。
腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。
ツキのない殺し屋「七尾」。
彼らもそれぞれの思惑のもとに同じ新幹線に乗り込み―物騒な奴らが再びやって来た。

スクラップ・アンド・ビルド

2015-08-20 09:16:21 | 読書
羽田圭介著 芥川賞受賞作「スクラップ・アンド・ビルド」を読んだ。
身近な介護と家族をテーマにした内容で親しみが持てたが、終わり方が尻切れトンボの感。
この先の展開をもっと知りたいという私の中では不完全燃焼だった。




あらすじ(サイト参照)

「早う死にたか」
毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、
ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。

日々の筋トレ、転職活動。
肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して……。
閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生!

大きな音が聞こえるか

2015-08-14 10:44:01 | 読書
坂木 司著 「大きな音が聞こえるか」を読んだ。

分厚い本の出だしから五分の一ほどはだらだらした内容でチョイスを誤ったかなと思って読んでいたが
徐々にテンポも早まり目的も決まり、読み手をうまく誘導して最後まで飽きずに読めた。





あらすじ(サイト参照)

八田泳、高校一年生。そこそこ裕福でいわゆる幸せな家庭の息子。
帰宅部。唯一の趣味はサーフィン。
凪のように平坦な生活に自分を持て余している。
だがそんな矢先、泳は製薬会社に勤める叔父がブラジル奥地へ行くと知らされた。
さらにアマゾン川の逆流現象=ポロロッカで波に乗れるという情報を聞いて―小さな一滴が大きな波紋を生んでいく、等身大の成長物語

火花

2015-08-09 21:24:49 | 読書
又吉直樹作 「火花」 芥川賞受賞作を読んだ。

表現や構成は流石と思ったが、わたし的には感動する内容ではなかった。



あらすじ(サイト参照)

お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。
笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。
彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「

怒り

2015-08-07 10:26:09 | 読書
吉田修一著 「怒り」上下巻を読んだ。

それぞれの三組の家族が係る怪しい人物。
最後まで犯人が誰かハラハラさせられた。







あらすじ(サイト参照)

殺人事件から1年後の夏。房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現われ、
大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、母と沖縄の離島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。
それぞれに前歴不詳の3人の男…。惨殺現場に残された「怒」の血文字。
整形をして逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?


愛子は田代から秘密を打ち明けられ、疑いを持った優馬の前から直人が消え、
泉は田中が暮らす無人島である発見をする―。
衝撃のラストまでページをめくる手が止まらない。
『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作!

よろずのことに気をつけよ

2015-08-05 13:13:55 | 読書
川瀬 七緒著  「よろずのことに気をつけよ」 第57回 江戸川乱歩賞受賞作 を読んだ。
もっとどろどろして気持ち悪い内容かと思ったら、すっきりしていて気持ちよく読めた。




あらすじ(サイト参照)


被害者は呪い殺されたのか! ――謎が謎を呼ぶ、呪術ミステリーの快作
変死体のそばで見つかった「呪術符」の意味は? 呪いと殺人の謎に文化人類学者が挑む!

土漠の花

2015-07-25 17:55:09 | 読書
月村了衛著『土漠の花』<2015年本屋 大賞ノミネート>を読んだ。
近未来を予報したような理不尽に巻き込まれる戦い、悲痛な場面から早く抜け出たくて一気に読んだ。
こういう内容はしんどい・・・(明るい話題がいいなぁ・・・)




あらすじ(サイト参照)

ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。
その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。
圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を向く。最悪の状況のなか、
ついには仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか? なぜ救援が来ないのか?
自衛官は人を殺せるのか? 最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。


アンの娘リラ

2015-07-21 09:27:32 | 読書
L・M・モンゴメリ作 村岡花子訳[アンの娘リラ」を読んだ。
シリーズの最後を飾るべく、心にしみる内容だった。



あらすじ(サイト参照)

アンの子どもたちは成長し、末娘のリラだけを残してグレンの村を離れ、
進学することになった。しかし、世界大戦が始まり、<炉辺荘>と牧師館の「男の子」たちは、
ヨーロッパ西部戦線へつぎつぎに出征していく。
リラの日記とともに、母親と少女たちの止むことのない不安と悲しみが綴られる。

虹の谷のアン

2015-07-15 15:28:55 | 読書

L・M・モンゴメリ作 村岡花子訳[虹の谷のアン」を読んだ。
牧師館の子供たちものことが良く描かれた内容だった



あらすじ(サイト参照)

ウォルターが「虹の谷」と名づけた楓林の向こうの小さな谷には、いつもやさしい風が吹き、
ブライス家の子供たちの夕方の遊び場所になっていた。母親を失くし、
父も夢想家で、かまってくれる人のいない牧師館の子供たちも、しばしばここを訪れた。
古い納屋の乾草の上から哀れな姿で発見された孤児メアリーも、この仲間に加わった。
アンの子供たちの毎日を描く、アン・ブックス第九巻。

炉辺荘のアン

2015-07-15 15:18:05 | 読書
L・M・モンゴメリ作 村岡花子訳[炉辺荘のアン」を読んだ。
子供たちの生活が生き生きと描かれていた。



あらすじ(サイト参照)

思い出多い「夢の家」に別れを告げて、アンは三色すみれでいっぱいの「炉辺荘(イングルサイド)」に移ってきた。
いまや働きざかりの主婦となったアンは、忙しい夫ギルバート医師を助け、
六人の子供たちの世話をし、次々に訪れる古い友人たちを歓待し、お手伝いのスーザン、
猫のシュリンプとともに毎日息つく暇もない。しかし、必要とされる喜び、愛し愛される喜びは、なんとすばらしいものだろう。