*** june typhoon tokyo ***

東京ガス×日立製作所@東京ドーム【都市対抗野球】

 第87回 都市対抗野球大会、準決勝第二試合、東京ガス対日立製作所を観戦。

 日立製作所の先発山本淳は、2006年の大学・社会人ドラフト3巡目で西武ライオンズに入団、2013年まで4年間在籍した元プロ。未勝利でプロから退団することになった34歳だが、188センチの上背から最速148、9キロを投げ込まれると、なかなか東京ガスは攻略できない。東京ガスは序盤から送りバント失敗や日立のミスからもらったチャンスにもあと一本が出ず。9回も二死から二死1、2塁と攻めるも、9番濱田政の代打・佐々木が空振り三振に倒れてゲームセット。日立は8回から角田へ継投して次第にチャンスを作りつつあった東京ガス打線の目先を逸らすことに成功。完封リレーで決勝へ駒を進め、創部100年での初優勝を目指す(ちなみに、元日立の選手でその後同社の監督となった内田睦夫は、2001年にわが母校の東京都立高島高等学校校長に就任し、民間人校長第1号に)。

 東京ガスは、7回から登板したエース山岡が3回を被安打1の無失点で抑えたため、序盤から日立打線に捉えられていた左腕・宮谷の先発起用が、日立打線に左打者が多かったとはいえ、最善策だったかどうか。山岡が今秋ドラフト指名が有力視されるだけに、投手力に重心を置いたチームとしてはその穴をどう埋めるのかが課題となりそう。また、投手力に比べて長距離砲が欠けているなど打撃陣の奮起もいっそう求められるところだ。

 Jリーグでたとえるなら、FC東京と柏レイソルの代理試合はレイソルに軍配。日立のスタンドにはレイソルのマスコット、レイくんも来ていた模様。東京ガスのスタンドにはこの日はドロンパの姿はなし。火ぐまのパッチョと電パッチョがスタンドを盛り上げていた。

◇◇◇

□2016/07/25(月) 第二試合 準決勝
 東京ドーム 試合開始18:07 終了20:38
 球審:戸塚/一塁:沼、二塁:北村、三塁:清水

日立市(日立製作所) 001 010 000 2
東京都(東京ガス ) 000 000 000 0

【バッテリー】
(日)山本、角田-中園
(東)宮谷、山岡-山内
【勝】(日)山本
【S】
【敗】(東)宮谷
【本塁打】

【戦評】
日立製作所が投手戦を制した。先発の山本は三回以外は走者を出しながらも、直球主体で要所を締めた。八回から角田がしのいで零封リレー。2得点はいずれも2死からで、2点目は内野安打で二塁から中園が一気に生還と機動力を生かした。東京ガスは、相手のミスからつくった五回2死三塁、六回無死二塁などの好機を生かせなかった。

◇◇◇

※画像はタブレット搭載カメラゆえ、これが限界です。





















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