2016年8月31日(Wed.) 台風10号は、東北地方や北海道に大きな被害をもたらしています。 当ブログの読者の中にも、当該地方に住んでいる方もおられるのではないでしょうか、心よりお見舞い申し上げます。
さて、デンマークのサイトで、コペンハーゲン(CPH)の住み易さについて調査するUS(アメリカ)のチームに関するものがありました。 (ニュースソース: CPH POST ONLINE 8月31日発 )
<原文の一部>
Team from northern US city looking for lifestyle ideas in Copenhagen
北部アメリカの都市からのチームが、コペンハーゲンでライフスタイルのアイデアを調査します。
City councillors and administrators from Duluth hoping to learn what makes the Danish capital is so liveable
ダラスからの専門家チームは、何がデンマークの首都(CPH)を、そんなにも住み易くしているのかを学ぶことを望んでいます。
An American group wants to know why Copenhagen is so darn liveable (photo: Kristoffer Trolle)
August 31st, 2016 8:23 am| by Ray W
In the 19th and early 20th centuries, large numbers of Scandinavians immigrated to northern US states like Minnesota looking for a better life.
Now a delegation from Duluth in Minnesota is heading back to Copenhagen in October to find out what makes the Danish capital so liveable
(抜粋)19世紀から20世紀の初頭にかけて、多くのスカンジナビア諸国からの人々が、より良い生活を求めて、ミネソタなどの北部USに移民しました。 そして今、ミネソタ州のダラスからの代表者がこの10月、コペンハーゲンで、CPHの住み易さについて調査する目的で訪問する予定になっています。
A “mobility trifecta”
Duluth city councillors and administrators will engage in a one-week intensive study tour of Copenhagen to study what they called “the ultimate mobility trifecta: walking, biking and tranport”.
“Copenhagen has transformed its transport system by focusing on the bicycle and complemented that with pedestrian-friendly streets, public spaces and effective public transport,” said the city of Duluth in a statement.
(抜粋)移動性に関する3つの特長
ダラスからの専門家は、CPHでの1週間にわたる集中研修(調査)に従事する予定で、彼らが言うところの”究極の3つの移動性: 徒歩・自転車・輸送”について調査するものです。
”CPHは、その移動手段を、自転車とそれを補完する歩行者にフィットした歩道、公共スペース、効果的な公共移動手段に焦点を当てて変革してきた”と、ダラスのチームは語っています。
***
19世紀から20世紀にかけて、どれほどの人数かは知りませんが、スカンジナビアン(北欧の人々)がUSAに移民して行ったのですね。 そして、それに関連しているかも知れない人々(専門家チーム)が、CPHの住み易さを調査するために「戻ってくる」、1週間ではありますが。 訪問は10月とされていますが、着眼点は既に設定されているようなので、ハッキリとした目的・ターゲットを認識しているようです。
*
「パンケーキのような」と言われるデンマーク全体の地形でもあり、首都CPHもかなりフラットな条件があります。 従って、歩くことはもとより、サイクリングの容易さもあるのでしょう。
ストロイエ(CPH内)は遊歩道状態になっている商店街通りではありますが、人と街が融和しているような雰囲気は、CPHのあちらこちらでも感じ取ることができるでしょう。 ニューハウンの風情もすばらしいし、観光客も地元の人も「人生を楽しむこと」を実践している街の印象があります。
加えて、当ブログでも綴っていますが、電柱や架空送電線がほとんど目に入らないデンマーク全土に及ぶ「景観重視」の考えも、参考にしたくなることの一つではないでしょうか。
以前、日本のある地域で、電柱や電線の地中化が望ましい・・・と言ったことがありますが(私)、その意味がわからないと言った人がありました。 現場を見ていない人には、自分の置かれている環境に不思議や違和感は感じにくいものなのでしょう。 やはり、自分を一旦外に置いてみて、客観的に見つめなおすことをしないと「気づき」は得られにくいのかも知れません。
*
ダラスの専門家チームが、CPHでの街づくりを、先進事例の一つとして素肌で感じ取ることができると良いですね・・・。
何事も、問題意識を持つか・持てるかどうか・・・にかかっているのかも知れません。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。 (マーメイド: 人魚姫 ???)
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さて、デンマークのサイトで、コペンハーゲン(CPH)の住み易さについて調査するUS(アメリカ)のチームに関するものがありました。 (ニュースソース: CPH POST ONLINE 8月31日発 )
<原文の一部>
Team from northern US city looking for lifestyle ideas in Copenhagen
北部アメリカの都市からのチームが、コペンハーゲンでライフスタイルのアイデアを調査します。
City councillors and administrators from Duluth hoping to learn what makes the Danish capital is so liveable
ダラスからの専門家チームは、何がデンマークの首都(CPH)を、そんなにも住み易くしているのかを学ぶことを望んでいます。
An American group wants to know why Copenhagen is so darn liveable (photo: Kristoffer Trolle)
August 31st, 2016 8:23 am| by Ray W
In the 19th and early 20th centuries, large numbers of Scandinavians immigrated to northern US states like Minnesota looking for a better life.
Now a delegation from Duluth in Minnesota is heading back to Copenhagen in October to find out what makes the Danish capital so liveable
(抜粋)19世紀から20世紀の初頭にかけて、多くのスカンジナビア諸国からの人々が、より良い生活を求めて、ミネソタなどの北部USに移民しました。 そして今、ミネソタ州のダラスからの代表者がこの10月、コペンハーゲンで、CPHの住み易さについて調査する目的で訪問する予定になっています。
A “mobility trifecta”
Duluth city councillors and administrators will engage in a one-week intensive study tour of Copenhagen to study what they called “the ultimate mobility trifecta: walking, biking and tranport”.
“Copenhagen has transformed its transport system by focusing on the bicycle and complemented that with pedestrian-friendly streets, public spaces and effective public transport,” said the city of Duluth in a statement.
(抜粋)移動性に関する3つの特長
ダラスからの専門家は、CPHでの1週間にわたる集中研修(調査)に従事する予定で、彼らが言うところの”究極の3つの移動性: 徒歩・自転車・輸送”について調査するものです。
”CPHは、その移動手段を、自転車とそれを補完する歩行者にフィットした歩道、公共スペース、効果的な公共移動手段に焦点を当てて変革してきた”と、ダラスのチームは語っています。
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19世紀から20世紀にかけて、どれほどの人数かは知りませんが、スカンジナビアン(北欧の人々)がUSAに移民して行ったのですね。 そして、それに関連しているかも知れない人々(専門家チーム)が、CPHの住み易さを調査するために「戻ってくる」、1週間ではありますが。 訪問は10月とされていますが、着眼点は既に設定されているようなので、ハッキリとした目的・ターゲットを認識しているようです。
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「パンケーキのような」と言われるデンマーク全体の地形でもあり、首都CPHもかなりフラットな条件があります。 従って、歩くことはもとより、サイクリングの容易さもあるのでしょう。
ストロイエ(CPH内)は遊歩道状態になっている商店街通りではありますが、人と街が融和しているような雰囲気は、CPHのあちらこちらでも感じ取ることができるでしょう。 ニューハウンの風情もすばらしいし、観光客も地元の人も「人生を楽しむこと」を実践している街の印象があります。
加えて、当ブログでも綴っていますが、電柱や架空送電線がほとんど目に入らないデンマーク全土に及ぶ「景観重視」の考えも、参考にしたくなることの一つではないでしょうか。
以前、日本のある地域で、電柱や電線の地中化が望ましい・・・と言ったことがありますが(私)、その意味がわからないと言った人がありました。 現場を見ていない人には、自分の置かれている環境に不思議や違和感は感じにくいものなのでしょう。 やはり、自分を一旦外に置いてみて、客観的に見つめなおすことをしないと「気づき」は得られにくいのかも知れません。
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ダラスの専門家チームが、CPHでの街づくりを、先進事例の一つとして素肌で感じ取ることができると良いですね・・・。
何事も、問題意識を持つか・持てるかどうか・・・にかかっているのかも知れません。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。 (マーメイド: 人魚姫 ???)
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