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GW一斉オンエアデイ 顛末記

2016年05月13日 | 日記

5月4日 4時起床。

天気予報通りの雨、しかも予想以上の土砂降り。

天気予報では9時ごろには止みそうな予想なので、とりあえず車で上がれる有間山までは行ってみることにしました。

 <倒木が道をふさいでいました>

有間山には7時到着。

予想より早く雨が上がりました。

有間山に車を止め、10分ほど歩くと、ごく一部のマニアには有名な51号鉄塔~日向沢の峰へ続く登山口が現れます。

 <登山口>

ここから51号鉄塔までは10分ほど、相変わらずのスーパーロケーション、都心方面・スカイツリーまで丸見えです。

 <51号鉄塔>

今日は先を急ぐのでそのままスルー、20分ほど単調な登りで、蕎麦粒山へと続く尾根へと出ます。

 <尾根へ出ました>

ここからはしばらくは緩慢な尾根歩きとなりますが、最後の蕎麦粒山直下の急登だけ頑張れば1時間ほどで到着。

 <蕎麦粒山山頂>

蕎麦粒山の山頂はあまり広くなく展望も東側方面だけとなりますが、電波の飛びは格別。

しばらくパイルが途切れず、久々の嬉しい悲鳴状態となりました。

ようやくひと段落着いたところで、天目山(ミツドッケ)へと向かいます。

ここからもアップダウンの少ない尾根道歩きですが、展望もあまり利かないのでちょっと退屈です。

ほぼ枯渇状態の一杯水を過ぎたら、そのすぐ先が一杯水避難小屋です。

 

 <一杯水>   <一杯水避難小屋>

一杯水避難小屋の裏手からなんとなく踏み跡がある道を登り、天目山直下の尾根道へ出ます。

そこからさらにもうひと踏ん張りで、かの有名な大展望の天目山山頂へ到着。

西側はやや木が生き残っていますが、南~東~北にかけては、噂のごとく息を飲むような大展望。

 <天目山より富士山を望む>    <蕎麦粒山方向>

 ここからも第一声からパイルがほぼ途切れることなく、しかもみなさん強いのでなかなか取りきれず勉強不足を痛感。

CB特有の混信と雑音と入り混じったAMのパイル、もう病みつきです。

 

<短観>

・蕎麦粒山

山頂はちょっと狭いですが、訪れる人もそれほど多くないと思われますので、お昼頃のピーク時間帯を我慢すれば運用はそれほど難しくはないと思います。

都心方面、関東平野方面へは激飛び注意です。

・天目山

ここも山頂は狭いので、ピーク時にはちょっと運用に苦労するかと思います。

飛びは蕎麦粒山と似ていますが、標高も高くなる分、信号強度は格段に上がります。

奥多摩の三頭山や大岳山などに比類する、格別の飛びが味わえると思います。

 

<追記>

サイタマKM117局のブログにも書かれていますが、先日このもう少し先の界隈で遭難事故が発生しました。

天目山より先は未知の世界なので分かりませんが、今回でもちょっと気になる個所がいくつかありました。

<これは危険かも>

蕎麦粒山から天目山へは延々とまき道をたどって行けばいいのですが、不思議なことにどの案内標識にも、天目山(ミツドッケ)の文字がありません。

なぜかずっと先の酉谷山の名前は頻繁に出てくるのに、わざと避けているのか、どういう理由なのか、ちょっと不明です。

しっかりした地図の用意、周辺の山との位置関係、直接行かなくても目印となる山名・地名なども、ある程度は事前にインプットしておかなければ、違う方面へ足を踏み入れる危険があります。

また、このまき道も落ち葉などが堆積しているところも多く、また道幅も全体的に狭いので、バランスを崩すと滑落の危険があります。

天目山へは一杯水経由ではなくとも、まき道から天目山へ上がるルートもあるのですが、ここの分岐の案内標識も朽ち果てて傾き、字もかすれ、標識の意味をなしていません。

天目山からの下りはこのルートを利用しましたが、踏み跡もまばらで目印(テープ)もごくわずか、気を付けないとルート逸脱の可能性ありです。

また、一杯水避難小屋裏の直登ルートも、案内標識すらありません。

おかげでちょっと行き過ぎて引き返す羽目になりました。

蕎麦粒山のまき道も、ただ”まき道”と申し訳程度に書いてあるだけで、どこを経由するのかが書いてありませんでした。

帰りはあまり気にせずこの道を進んでしまいましたが、違う尾根へと下る分岐点へと導かれてしまい、結局蕎麦粒山へ登り返す羽目に。

しかもこのまき道、天目山へのまき道以上に、激狭で崩落しそうな危険個所多数あり。

かなり慎重に通らないと身の危険を感じました。

 前日~当時朝まで天候が悪いせいもあったかと思いますが、なんと出会った人は10人足らず、道に迷っても人に聞くチャンスはとても少ない、つまり事前準備は人気の多い山より、より慎重にする必要を感じました。


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