サロン中央アジア

中央アジアの自然と人々

アフガン体験を聞くーミニ環境塾の案内

2009-01-20 11:30:03 | 中央アジア日誌
市民環境研究所では、いろんな勉強会を開いています。時々の話題を取り上げる「ミニ環境塾」で、「私のアフガン体験ーペシャワール会の現地活動に参加して」と題した荒野さんの話を聞く会を開きます。1月31日に午後7時から。来聴歓迎です。  私は残念ながらまだアフガニスタンに行ったことはありませんが、ウズベクのテルメズ市で、アムダリアの向こう岸にアフガンの集落を遠望しただけである。アムダリアに架かっている橋(平和の橋とも呼ばれる)近くのウズベク側の川べりはすべて軍事基地で、1996年にアムダリアの採水を試みた際に訪ねた。なかなか川べりに近づくことを許可されず、2時間ほど粘って、なんとか団員1名だけが採水道具を持って川まで行けた。これほど緊張した採水はなかったことを思い出す。その向こうのアフガンの話を聞かせてもらえるのを楽しみにしている。 . . . 本文を読む

カエルの名前はミドリヒキガエル

2009-01-11 22:03:48 | 中央アジア日誌
 昨年秋のカザフ行きで撮影した沙漠のカエルのことを11月20日にこのブログで書いた。我が大学のスタッフにカエルに詳しい人がいるので写真で鑑定してもらった。ヨーロッパミドリヒキガエル(Bufo (Pseudepidalea) viridis)だろうとのこと。写真の背中に皮がくっついているのは脱皮の途中だろうか。彼によれば、そこそこ美しいのでペットとして日本で売られているという。これには驚いた。日本人は大したものだと思うか、まったく呆れた輩と思うか。 . . . 本文を読む

新年のごあいさつ

2009-01-06 23:14:50 | 中央アジア日誌
明けましておめでとうございます。昨年12月は一度も記事を書かない内に年末年始となりました。12月はこの30年ほど取り組んでいる省農薬ミカン園の収穫から販売時期であり、その仕事に農薬ゼミの仲間と忙殺されておりました。その上に、風邪からくる喘息症状に悩まされ、睡眠不足などなどの多難な12月でした。年も明け、体調も戻ってきましたので、カザフや中央アジア情報をまた書き始めますので、よろしくお付き合いください。昨日、新年のあいさつでカザフのアルマティ市の知人に電話入れました。アルマティはそれほど寒くなく、日中は0℃くらいだそうです。我々のようなフィールド屋にとっては冬のカザフではそれほど仕事にならないので、1月に行くことは稀です。4年前の1月のアルマティ市内の写真を添付します。日本文化センター前の路上風景です。  近々、現代中央アジア研究会を久しぶりに開催したいと思っていますので、日程が決まりましたら案内します。今年もよろしく。 . . . 本文を読む