徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

北宇都宮駐屯地41th記念行事(1) ~地上展示機

2014-05-30 01:20:52 | 自衛隊基地祭他ミリタリー関連
5/25 JGSDF北宇都宮駐屯地開設41周年記念行事

霞ヶ浦駐屯地基地祭の次の週の 北宇都宮駐屯地に行ってきました。
ここ2年ほど自転車で行ってましたが、今回、ゆったりと見学すべく折りたたみ椅子、撮影機材、暑さ考慮のILペットボトルの飲料、無線機 などを
持ち運ぶため、初めて車で訪れることにしました。
さらに、スカイホーネットチームのラストフライトとなることで混むんじゃないのかという予想をして・・
開門は8時です。車を停めるエリアは南のFHI航空宇宙事業部の辺りにしようと・・ 7時前に入り口に並ぼうと環状線を走っていると、
2つ手前の信号、南警察を過ぎたあたりから渋滞発生。未だ7時前なのに・・  後でわかったことですがこの駐車場の入り口のみ7時開門でした。
左側の片側のみ車の渋滞、県警のパトカーが交通整理のため右車線を走っていきました。
20分ほどして車がゆっくり動き始め、7時20分に駐屯地入り口通過・・ しかし入ってから停めるまでまだ少し時間を要する。
近畿、関西ナンバーの車を何台か見かけました。ちなみに渋滞時の前の車は名古屋ナンバー、後ろは滋賀ナンバーでした。遠いところご苦労様。

ようやく入り口に入ったところ。駐車エリアへの長い車の列。 エリアは芝生でした


駐車場エリアに車を停めた後、さらに飛行場エリアに入るには8時の開門を待たねばなりません。ここで行列に並ぶ。8時開門、ここで簡単な手荷物検査があります。さて見学しようと思う場所は中央の第2格納庫ではなくそれより少し南のもちろん最前列。昨年は中央の招待席の北側で見てました。
しかし未だ招待席の準備(折りたたみ椅子を隊員さんが並べている)が整うまでここでもしばし入場まち。やっと開放され、とりあえず見学場所に折りたたみ椅子を設置しほっと一息。

飛行は10時からなのでその間、基地内見学

まず駐屯地北側にある航空資料館とその周辺に屋外展示されている、往年の機体を。
航空資料館は戦時中の陸軍飛行学校の紹介、旧軍の展示物、北駐屯地の歴史、航空機のメカニズム、レシプロエンジンのカットモデル などの展示内容が見学できます。

F-86Fセイバー (旭光)
ノースアメリカン/三菱
初代ブルーインパルスの機体塗装。本当にブルーインパルスで使用された機体か後で再塗装されたものか不明
陸上自衛隊の駐屯地に航空自衛隊のジェット機があるのもよくわからないのですが・・
保存状態は良好


小学校の頃、体育の日で運動会を開催中、上空にスモークを吐いてブルーインパルスのF-86Fが舞ったのを記憶しています。
調べたら昭和47年に宇都宮上空で飛行している。ブルーインパルスのパイロットの1人が宇都宮出身だったようです。


余談ですが、小学生の頃、西川田の栃の木ファミリーランドの観覧車の裏手に、日の丸をつけたF-86Dセイバードッグがしばらく屋外展示されていました。
エンジンは外されていたので胴体内部に潜ってみた思い出があります。コクピットを外部から見れる様、階段付高架台が設けられていたが、どこかの
不届きものがキャノピーのガラスを割って計器を盗んだため、そのためかどうか判らないが、いつしか無くなってしまいました。


L-19E
セスナ/富士重工

これも懐かしい機体で、この基地で練習機として使われていたものです。OH-6Dヘリが導入された後もしばらく飛行していました。
とてもゆっくりしたスピードで、一番西のフェンスから一番近いランウェイに離発着していたので、まじかで見れた。
さすがに離発着の距離は最短だった。もともとは戦況偵察機だし。ちょっと機体の塗装の劣化が顕著かな


T-34(はつかぜ)
ラフト/富士重工

同じく昔よく見かけた機体です。L-19Eの後過程の練習機として使っていたのかどうか。連絡機として使用されていたと思う。
展示機はタンデムだけど、並列復座の機体のほうが多かった気がする。
単発機とはいえレシプロエンジンの音は大きかったので、滑走路の端で見ていて離陸のとき直上を通過するとかなりのdbを感じた


TH-55J
ヒューズ/日本飛行機

この基地で飛行していたのは、上の2機よりかなり短かった気がする。それも運用はかなり後だったような。
駐屯地祭で複数機で音楽に合わせてデモフライトをしていたのを何回か見た



エプロンに並べられた展示機を見学します



OH-6D 41th基地祭 スペシャルマーキングの地上展示機


左右の蜂の絵のマーキングが違う。





TH-480B
Enstrom (米)
練習機としてOH-6Dから徐々に機種変換される


メタリックブルーの機体にゴールドの2本線が入る


操縦席は広くて視界もよく、空調設備が整ったキャビンは快適そう




エンジンの点検/整備扉が開いていた


UH-1Jも側扉を外し、内部の様子がよく見えるよう展示されていた


ガスタービンエンジンの搭載位置もよくわかる


BK177 栃木県警救助隊 なんたい
BELL/川崎

他の県警ヘリにも似たような2wayメタリックブルーの塗装にオレンジ蛍光色の帯。
機体横には救助吊り下げ様のホイスト


R22
ロビンソン(米)

もう1機白色の機体が来ていました
赤十字のマークのあるレスキューヘリのようですが、定員2名で搬送できないのでは。派遣のドクターだけが乗るのかな




ドクターヘリです。 急患の病院搬送に使われます。最近よく飛行しているのを見かけます。


機体スペック撮るの忘れました 民間機のようですが所有はJALでしょうか


A-36
ラフト


A109E
アグスタ(イタリア)


富士重工所有のイロコイス


かつて富士重工が世に送り出したFA-200も3機ほど来てました。
北米市場が主な販売先だったと思いますが国内ではどのくらい在機しているのでしょう
もう40年以上経つのではないでしょうか。エアロスバルの愛称で親しまれてました。


YS-11と共に、GHQに解体された後の、戦後国産航空機の1ページを飾った機体といえるでしょう。
曲芸飛行も可能な民間の低翼単発機とかいうキャッチコピーがあった気がします。
小学生の頃、土曜夜9時からのTVドラマ 『キイハンター』で曲芸飛行のシーンがあった回がありました。
基地祭でも単機でのアクロバット飛行は何回か見ています


前身は三菱と並ぶ航空機王国、中島飛行機ですからね。お隣の群馬県の会社です。戦時中は三菱の零戦の2/3の量産を請負い、かつ自社では、
『隼』と『大東亜決戦機』の別名を持つ『疾風』を開発量産して、いずれも戦闘機では零戦についで2位と3位の生産数でした。
マスプロ能力という点では三菱より上だったのでしょう。


LR-2

尾翼のマーキングには okinawaの文字が読み取れます。宇都宮の機体ではないのでしょうか?この日飛来したのではなく、かなり前から
同駐屯地に予行飛行含め飛んでいた気がします


プロペラピッチ角度がかなり深いのですが・・離陸のとき変えるのかな。
エアインテークの突き出した形状が高速機を連想させます



U-125
ホーカー(英)

百里の救難隊のカラーではないので、どこの航空自衛隊の基地の所属なのか判らず


当日の飛来ではなく何日か前にFHIのエプロン付近で見てます


今年は昨年飛来した航空自衛隊の百里基地のUH-60J、海上自衛隊のUH-60Jは来ませんでした。
同じ日に静浜基地の駐屯地でも基地祭があり、そちらに出ていたのかも・・
2年前には入間のC-1やYS-11、三沢のF-2なんかも飛来して展示されていたことがありました。
少し縮小気味です。

そうそう、スカイホーネットの最後の飛行を記念して限定ワッペンが売店エリアで11時ごろから売られていたらしいですが、
確か2種類、即売だったらしいです。お宝をGETできた人はラッキー
写真は販売品でなく各飛行隊の展示物















最新の画像もっと見る

コメントを投稿