6月12~19日
6月15日
朝9時前だっただろうか。
寺山修司の「地獄篇」を読んでたら、
主治医がやって来て、こう告げた。
「このまま待ってても胆嚢炎が良くならないので、今日の午後、手術をします」
いきなり!ステーキならぬ、
いきなり!手術、である。
なので、ここからの手術の準備が急でちょっと大変だったが、どうにか間に合う。
手術室は幸いにも同じ2階だった。中に入り病棟から麻酔科&手術室のスタッフに引き継ぎ。
初めての手術室。
なにやらクラシック音楽がかかってる。
全編白系で物凄く明るい部屋で最新の手術台はちょっとSFチック。
そう、まさしく『2001年宇宙の旅』の宇宙船の中にいるような感じだった。
麻酔は点滴式。
あ、ぞうえい剤とは違うが明らかに何か液が入ってるな……
と、ここから翌日まで麻酔にて眠る。
この間に、
・胆嚢摘出
・小腸を70cm切り接合
という手術を受け、
術後処理として尿道カテーテルをいれ、
さらに呼吸が良くないということで、人工呼吸器を取り付けられる。
6月16日
人工呼吸器を着けてた状態で2度目が覚める。
1度目は手術室から個室に移ってすぐぐらい。自分が人工呼吸器をやっていることは分かったがそれよりもまだ麻酔が効いていて再び寝る。
2度目は夜明け前ぐらい。
今度は人工呼吸器が少し苦しく外したいが声が出せなくて外せない。で、なんとなく寝落ち。
そして、明け方であろうか。
「もう人工呼吸器は勘弁してくれ~~」って思っていた矢先に人工呼吸器が取り外される。本当、あと1時間も着けてたら本当に泣いたかも。
そこからは術後の傷口の痛みとの格闘だが、胆嚢炎のそれに比べれば痛み止めを使えばなんとかなる感じ。
初尿道カテーテル。
奇妙な感じ。午前中リハビリの人が来て歩行訓練。物凄い目眩がする。それでも病室からナースステーションの横辺りまで軽く歩く。
そんな感じなのでほとんど寝て過ごす。
6月15日
朝9時前だっただろうか。
寺山修司の「地獄篇」を読んでたら、
主治医がやって来て、こう告げた。
「このまま待ってても胆嚢炎が良くならないので、今日の午後、手術をします」
いきなり!ステーキならぬ、
いきなり!手術、である。
なので、ここからの手術の準備が急でちょっと大変だったが、どうにか間に合う。
手術室は幸いにも同じ2階だった。中に入り病棟から麻酔科&手術室のスタッフに引き継ぎ。
初めての手術室。
なにやらクラシック音楽がかかってる。
全編白系で物凄く明るい部屋で最新の手術台はちょっとSFチック。
そう、まさしく『2001年宇宙の旅』の宇宙船の中にいるような感じだった。
麻酔は点滴式。
あ、ぞうえい剤とは違うが明らかに何か液が入ってるな……
と、ここから翌日まで麻酔にて眠る。
この間に、
・胆嚢摘出
・小腸を70cm切り接合
という手術を受け、
術後処理として尿道カテーテルをいれ、
さらに呼吸が良くないということで、人工呼吸器を取り付けられる。
6月16日
人工呼吸器を着けてた状態で2度目が覚める。
1度目は手術室から個室に移ってすぐぐらい。自分が人工呼吸器をやっていることは分かったがそれよりもまだ麻酔が効いていて再び寝る。
2度目は夜明け前ぐらい。
今度は人工呼吸器が少し苦しく外したいが声が出せなくて外せない。で、なんとなく寝落ち。
そして、明け方であろうか。
「もう人工呼吸器は勘弁してくれ~~」って思っていた矢先に人工呼吸器が取り外される。本当、あと1時間も着けてたら本当に泣いたかも。
そこからは術後の傷口の痛みとの格闘だが、胆嚢炎のそれに比べれば痛み止めを使えばなんとかなる感じ。
初尿道カテーテル。
奇妙な感じ。午前中リハビリの人が来て歩行訓練。物凄い目眩がする。それでも病室からナースステーションの横辺りまで軽く歩く。
そんな感じなのでほとんど寝て過ごす。