試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

交通営団5000系深川検車区78F [5828] 非冷房車 後期仕様 (61F 簡易改番,TOMIX製B形防護無線アンテナ取付)

2015-05-08 23:00:45 | 5号東西線,営団線
78F。

整備を終えマイクロエース製交通営団5000系78F非冷房車後期仕様(5828)が出場した。
改めて種車の61F非冷房車(5811)を見るとダミーカプラーが全てを台無しにしている。
奥行き表現はいつも通りな上に電気連結器の形状が更に印象を悪くする。




交通営団5000系78F 非冷房車 後期仕様。
78F5828-5282-5655-5353-5119-5919-5337-5103-5284-5028
※快速表示器撤去,B形防護無線アンテナ追設編成。

結局78Fのプロトタイプは5000系の冷房改造が進み始めた時期に落ち着いた。
そのため5828,5028の運転台側TNカプラーSPは密着連結器(一般流通品)を採用している。
またATS-P取付時期が判明しなかったため防護無線アンテナ取付,第二次方向幕交換,表示窓黒Hゴム支持化だけを行った。
ATS-P搭載仕様にするならば元交通営団5000系46F新木場CR入換車(5846)の様に内側からプラ板で機器箱を設置すればいい。
行先表示類は[96S 快速 中野 地下鉄経由 NAKANO]とした。
[快速 中野]表示に決定していたのは61F非冷房車中期仕様(61F:5811)の[[快速] 中野]表示と対比させるためである。
行先方向幕も[地下鉄経由]表記が残っていた時期として製品仕様には無い表示とした。
[地下鉄経由]表記が無くなったのはJR形式の青帯化が完了したことも関連しているだろう。
ただ東西線の認知度が向上した時期での[地下鉄経由]表記挿入は効果があったのか疑問に思える。
ちなみに英字併記方向幕の[快速 中野]表示は未だリリースが発表されないアルミ車用に温存した。
なお戸袋窓閉塞車が5両続く編成は78Fの他に77F(5827)も該当した。
但し77FはM1M2ユニット交換時期が判らなかった。
手持ちの編成表で確実に5両が揃う時期まで特定できたのは78Fのみだった。
まだ冷房改造が始まる前の編成表を基にしており戸袋窓有無について誤りはない。


61F,78F (非冷房車中期仕様,非冷房車後期仕様)。

細かな色挿しや行先方向幕の違いで非冷房車同士でも意外に61Fとは雰囲気が異なる。
5000形に限ればパンタグラフ撤去跡が78Fの独自仕様だと言えよう。
前面窓Hゴム色はこれまた資料不足のため製品のままとした。
これについては何時でも前面窓セルが取り外せる構造であり余り気にしていない。
一方防護無線アンテナは余り取付映えがせず失敗した。
取付脚の成形形状でTOMIX製としたのだがやや小ぶりで裏目に出たと思う。


78Fサイドビュー(5828:FS-502非動力台車装着車)。

5828はFS-358非動力台車からFS-502非動力台車へ交換した。
車体が2次車までの仕様で所謂イメージ編成ではある。
しかし全車FS-502台車で揃った非冷房車の組成が名目であり密かな満足点だったりする。
78Fは大幅に見切った点もあれば拘った点も多い。
過去に仕立てた中でもかなり激しくその差が出た編成になった。
冷房改造車は東京地下鉄仕様で7両が戸袋窓閉塞車の63F(5813)がプロトタイプのため組成変更が難しい。
その点非冷房車の方がまだ手を入れる余裕があり増備に至った。
最終的に61Fと63Fの間を埋めるプロトタイプとなり良い箇所へ嵌まったと思う。
この記事についてブログを書く
« 交通営団5000系深川検車区61F... | TOP | 交通営団5000系深川検車区63F... »