試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

交通営団5000系5811[61F] 非冷房車 前面車両番号板印刷補修試行 (メーカーエラー修正)

2014-01-29 21:57:21 | 5号東西線,営団線
液ダレ。

長い間画像レタッチで誤魔化してきたがマイクロエース製交通営団5000系61F非冷房車(5811)にはメーカーエラーを抱えていた。
5811(61F)の前面車号板は塗装が乱れ運転台側前面車両番号板の濃青地はモールドから溢れている。
どうやら回着時にベンチレーターが外れていたことに立腹して見落としてしまったらしかった。


交通営団5000系61F 非冷房車。
61F:5811-5226-5616-5354-5122-5922-5228-5618-5229-5011

折しも2度の部品欠落に見舞われた直後だった。
検品に信頼を置いていた予約店舗が3度目の見逃しをやらかし我慢できなかった。
これなら未検品で早期回着を優先した方がましである。
幸いベンチレーターは復旧出来たもののその外に目が回らなかった。


回着当時の61F。

画像レタッチは面倒であり実際にも見栄えが悪い。
それなら実物をレタッチしてしまおうと入場させた。
ペイントリムーバーで車両番号が消せるなら塗料も消せるはずだと考えた。
但し車両番号と違い修正する面積が狭いので作業は慎重に行っている。
マスキングテープで周囲を保護しペイントリムーバーで余計な塗料を剥がしに掛かる。


手を出せなかった塗料垂れ。

ペイントリムーバーを塗布するのは爪楊枝で車体との接触部を限り無く狭くした。
これをすぐに綿棒で拭き取る。
ただひたすらこれを繰り返した。
力を入れてしまうと下のハイライトブルー地まで痛めてしまう恐れがあり我慢して作業を繰り返す。
すると少しずつ濃青色の塗料が浮き始め酷い塗料垂れは消え去った。


車両番号板を修正した5811。

そして下地は痛めていない事も確認出来た。
モールド都合で若干残ってしまった塗料があるが入場前より格段に良くなった。
これなら他車と離合させてもおかしくないと思える。

初掲:2014年11月24日
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