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移動運用予定と結果

日本の滝アワードの誕生秘話

2016年10月09日 | アワード紹介
10月1日から、日本の滝アワードを始めました。
この、アワードを策定するにあたって、JA4UUA、JR4MRJ、JK4VVU局に、ご協力をいただき、この場を借りて感謝申し上げます。

9月下旬に、ホームページにアップし、検索サイトに登録しましたが、関心がどの程度あるのかが心配で、9月26、28、29日に
ホームから、CQを出してPRをさせていただきました。
そのお陰か、スタート直後から、多くの局のご協力で盛り上がりを見せております。
まずは、安堵し胸をなで下ろしております。有難うございました。

それでは、滝アワードの誕生エピソードを紹介させていただきます。

今年5月頃から、全国ネットのアワードを作りたいと思い、考察を重ねました。
まずは、テーマのリストアップから始めました。
我が国には、名勝、旧跡や自然に囲まれた数々の景勝地があり、それらを巡るもの。
過去にアワードの題材になっていないもの。
全国津々浦々にそんざいするもの。
以上の観点から、城跡・名水・滝の三つを候補としました。

インターネットで確認したところ、名城100選とわき水をテーマにしたアワードは、すでに発行済みでしたので、滝に絞り込みました。

滝は、日本全国 数千ヶ所に存在し、古くから信仰も厚く日本人に親しまれており、近年は、観光地としても脚光を集めています。
ベストテーマであると確信しました。

苦労したのは、滝のリストアップです。

インターネットでは、有名な滝、例えば、名滝100選などが、紹介されていますが、それ以外は、インターネット上で探すのは、困難です。
山口県立図書館から 北中 康文氏 著作の 山と渓谷社 「日本の滝(1)(2)」の貸し出しを受け、リストアップしました。
北日本 661滝 西日本 767滝の1428滝が紹介されております。これらの中から、選定しました。
 

滝リストの選定にあたって、考慮した事項は、
 ① 名滝100選は、必須とする。
 ② 各都道府県から合計1000ヶ所以上を選定する。(アワードの持続性)
 ③ できるだけアワードにふさわしい滝であること。(駐車場等のQRVスペース)
 ④ パーフェクト賞に権威を持たせるため、QRVの難易度の高い滝を含める。
 ⑤ 参考にした 山と渓谷社発行の 北中康文(著)「日本の滝(1)(2)」の中から印象の強いもの。
これらを、基準に1190ヶ所の滝をリストアップしました。

メールでは、こんな有名な滝が漏れてますよ。とか なぜ、私の住んでいる市町村の滝がリストアップされていないのですか。との お問合せを
いただきましたが、今回は、私の独断と偏見で選ばせていただきましたので、ご容赦下さい。

次は、アワード規約です。
このアワードは、アマチュア無線局に、滝から移動運用していただかないと成立しません。しかし、滝は、道路のすぐ側や駐車場が備わっている
ところは希薄です。山奥や、車の入らない場所に多くの滝は、存在します。移動の安全性を考慮し、「半径5Km以内」をいうエリアを設けました。
半径5Kmは、大変広く滝に近づかなくても、条件が成立しますので「出来るだけ近くの場所」という縛りを設けました。
道の駅アワードのように、移動ポイントが明確ではありませんので、そこは、移動するアマチュア無線局長の、裁量に委ねることにいたします。

後は、滝を移動する局と交信(受信)しQSLカードを集めていただくことになります。
移動局の救済措置も設けました。

日本の滝アワード開始直後は、滝リストの誤りについて、ご指摘をいただきました。また、運用面についてのお問い合わせもいただきました。
貴重な、ご意見等有難うございました。
本アワードは、始まったばかりですが、皆さんに愛され末永く続くことを願っています。
また、機会があれば、エピソード等紹介したいと思います。

日本の滝アワードの紹介

2016年09月26日 | アワード紹介

このたび、日本の滝アワードを発行いたしますので、ご紹介させていただきます。

本アワードは、日本の滝を移動するアマチュア無線局と交信(受信)し、QSLカードを集めるものです。

不明な点等ありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

各局の申請をお待ちしております。

詳しいことは、ホームページ JN4CKZ Site から「滝アワード」に進んで、ご確認ください。