警察ですが・・・・

　今年は二年に一回の、車検の年でした。

　以前にもこのブログに書きましたが、７月からトレーラーの車検があり、ようやく三台目の昨日トラクタである、スバルの車検が終了しました。
　車検が終了したので、二年に一回のワックス掛けと、車内の掃除をしました。
　さすが、二年に一回の掃除であると、お天気の神様もビックリしたのか、急に雨が降ってきました・・・・
　とりあえず、我が家のスバルは、いよいよ１４年目になり、持ち主と同じように、老体に鞭打って頑張らなくてはなりません。

　久しぶりのツナギの作業着に着替えて、ようやく作業を終えた頃に、家の修理か新築住宅の販売のおじさんと見られるような、二人組の怪しいスーツ姿の訪問販売員がきました・・・・

　いきなり、「警察のものですが・・・・」、近所で何か事件が発生したのか、はたまた先日の移動運用で紛失したバッテリーとハンディートランシーバが見つかったのか・・・と思いましたが・・・

　「この地区で、オレオレ詐欺が流行っているので、気を付けてください・・・」とのことでした・・・
　おまけに、チラシと簡単な応答型の電子機器を置いて行かれました。

　配偶者に経緯を話したところ、「お爺さんが、オレオレ詐欺に掛からないように来たんじゃないの～・・・」と話していました。
　私自身としたら、精神は十七歳、肉体は４０歳と思っていたので、なんだかガッカリでした・・・

　若い女性に、「お爺さん・・・」と言われるよりも、今日のように警察官に、詐欺事件に巻き込まれないようにと説明される方が、愕然としました。
　明日からは、還暦を過ぎた御爺さんを意識して行動しましょう・・・

　

重たいものから、軽いものへ・・・

　この頃、歳を重ねたせいか、持ち物を重たいものから、軽いものに自然と選択するようになりました。

　靴も、衣類も、時計も、鞄類も・・・
　靴などはもう３０年以上も巣鴨の登山靴屋さんの重たい注文靴を大切に修理修理を重ねて履いていたし、衣類も重たいマウンテンパーカばっかり着ていたし、鞄も注文で造ってもらったダレスバッグを後生大事に左手に下げていて、五十肩になってしまいました。

　筆記用具も生意気に高校生の頃から父親に貰ったモンブランとかパーカーを使用していました・・・
　でも、この頃はゲルインキのボールペンとか、書き味のいい水性インクのボールペンになりました。

　煙草を吸っていたころは、当然ながらジッポーの重たいオイルライターでした。
　もう何個失くした事か、今でも引き出しを開けると３つ四つは出てきます。

　時計もそうでした。
　４０年ほどは国産のダイバーウォッチを３個ほど続けて使用していました。
　おかげで、ワイシャツの左腕の袖口はボロボロ・・・
　今は、安価で見やすく、ソーラー電波時計・・・

　年齢を重ねるに従ってだんだんと軽いものがよくなるのは仕方のないことだと、納得するようになりました・・・

南沙諸島・・・

　南沙諸島と書いてしまうと、なんだかここ数日新聞紙上に載らない日はありません・・・
　大国の威信をかけて最新鋭のイージス艦も出動して、大きくなりつつあります。

　アマチュア無線の特に短波帯を運用していると、ＤＸＣＣのエンティティが大変気になるところです。
　アマチュア無線に興味が無い人にとっては、たかがカード集めの趣味かと言われてしまいそうですが、されどカード集めです。

　かつて、この南沙諸島（スプラトリー諸島）では過去において、ＢＳ７Ｈ，ＢＶ９Ｐ，９Ｍ６／Ｎ１ＵＲとＤＸペディションが行われていたことがあります。
　そのくらい、アマチュア無線家にとっても、大変気になる地名でもあります。

　上陸不可能な場所に、邦貨換算で何千万、場合によっては億単位の費用を費やして、船舶やヘリコプターをチャーターし、アンテナや無線機器、発電機、食糧、テントを運び、世界中に電波を出して、交信実績を作ることが目的です。

　場合によっては、極地、絶海の孤島、他国と国交を断絶している国、そんな場所に無線設備を持ち込んで交信をしています。
　そんなアホなことしてどうするんですか・・・と言われそうですが、世界中の短波帯のアマチュア無線を趣味としているおじさんたちが、あちこちでこんなことをやっています。

　たかが趣味ですが、地球上の大国の争いに巻き込まれてしまいます。
　また、平和になってＤＸペディションが再開されて、寝不足のオジサンが増えるといいのですが・・・

グラベル・・・

　今日は仕事帰りに、拙宅と同じブラックラブラドル犬を散歩している方にお会いしました。

　おいくつですかと伺いましたら、１０歳のオバアチャンでグラベルというファーストネームでした。
　でも、なんとなく体型が小熊です・・・・
　体重をお伺いしたら、なんと４０ウン㎏！！

　やはり、盲導犬になれなかったラブラドル犬で、引き取ったとのことでした。
　原因は、あまりに人懐こくて、盲導犬には不向きなために、なれなかったとのことでした。

　でも、ラブラドル犬は犬種の血統として、長い期間使役犬として人に従っていたのですから、しかたがありません。
　初めて会ったのですが、拙宅のラブラドル犬と同じくらいに人懐こくて、初めて会ったラブラドル犬には思えませんでした。

　ラブラドル犬を飼養するようになり、散歩中の飼い主の方に話しかけると、やはり同じ犬種のよしみか、つい長話になります。
　この犬種の飼い主の特性なのでしょうか、立ち話が生い立ちから始まり、生活態度や、飼い主の家庭の内容までお互い話をしてしまいます。
　さながら、出来の悪い子供のご披露の様なものです。
　他の犬種でもそうなのでしょうか・・・・

　犬がそうさせるのか、飼い主自体の正確が同類項なのか、はたまた不思議なものです・・・
　飼養している犬と飼い主は似てくるのかもしれません。

　

　

月齢１４．１と黄斑上膜・・・・

　ここのところ、仕事のオプションの事で、本業以外に忙しい一カ月間でした。

　ようやく今日、約一時間余りの審査が通り、仕事の放免となりました。
　一週間の本業への復帰です。

　今日はそして、月齢１４．１と満月です。
　あいにく雲間から見えていましたが、中秋の名月よりも美しい感じがしました・・・
　今の私の視力でも、十分に美しく見えました。

　それというのも、ここ一週間ほど自分のＰＣのエクセルのグリッドが歪んで見えていました。
　年齢と今までの経過を考慮すると、加齢黄斑変性だろうと思っていました。

　今日は、特にグリッドの歪みが酷く、帰宅後に眼科に行きました。
　いろいろと、眼圧や眼底カメラを使用して検査したところ、かろうじて黄斑変性ではありませんでした。

　以前に、網膜剥離したところをレーザーで手術を４回ほどしましたが、その部分の網膜が引っ張りあっており、医学的には黄斑上膜という症状とのことでした・・・

　今後、症状が気になるようでしたら、手術ということになりました。
　でも、眼球の水晶体を交換するなんて・・・・

　このまま、手術もしないで、いろいろな美しい日本の景色を見たいと思います。

霜降そして十三夜・・・

　先週末は霜降と十三夜と続いて、晩秋に近くなる気象現象が続いてきます。

　そして、明日は満月・・・・
　中秋の名月よりも、個人的な鑑賞としては、この時期から１１月の季節感が大好きです。

　そして、今日は金星が西方最大離角でした。
　早暁のラブラドル犬の散歩で、金星・火星・木星が東天に輝いていました。

　平凡な毎日を過ごしていると、瞬間瞬間の毀誉褒貶を逃してしまいます。
　この時期の、観天望気が人生の季節で一番好きな時間です。
　

桃川の純米吟醸・・・

　今週は平日が忙しくて、なかなかブログの書き込みができなくて、日曜日にまとめ書きしているような現状です。

　今日は、息子のアメフトの秋季リーグ戦３戦目でした。
　３戦３勝でした・・・それはともかく。

　今日は、そしてアメフト部のいわゆるホームカミングの日でした。
　試合終了後に、アメフト部の先輩の酒蔵の日本酒が呑めます・・・
　父親としては、年に一度のこの日が楽しみでもあります。

　今回は、青森の桃川の純米吟醸をいただきました。
　ウ～ム美味い！
　失礼ながら、コップ酒で５杯ほどいただいてしまいました・・・・

　帰りは、とにかく自宅に着いていましたから、無事でした。
　年に一度の、この日が待ち遠しくてたまりません。

　毎日、こんな美味しい日本酒が呑めたら、嬉しいのですが・・・

　

ローマの休日・・・

　ここ数日、仕事の上のトラブルだとか、仕事上のオプションの仕事が重なり、帰宅後家族の食事と弁当を作って寝てしまうというような不規則な生活を過ごしていました・・・

　やはり還暦を迎えると、体が無理を受け付けようとしません。
　ここのところ、帰宅してから短波の無線機もスイッチを入れていません、秋のＤＸシーズンだというのに・・・

　さて、一昨日の金曜日に、１０月の人事異動の歓送迎会がありました。
　こじゃれた、イタリアンレストランでの２０人ばかりの集まりでした。
　普段は、ラブラドル犬を話し相手にしながらの家呑みお爺さんですが、イタメシ屋さんもいいものです。

　たまたま、壁に掛かっている大型のスクリーンでは、「ローマの休日」を字幕放送でやっていました。
　もちろん、往年のオードリーヘップバーンとグレゴリーペックです。

　この映画は、たぶん私が人生で初めて見た映画だったと思います。
　父親の膝の上で観た記憶があります。
　２歳の頃でしたから、昭和３０年代の初めだったと思います。
　この映画を観ると、場末の小便臭い映画館を今でも思い出します。

　還暦を過ぎて、このような時間にこんな場所で観るとは思いませんでした。
　貸切の飲み会でしたので、エンドレスの上映で二回半くらい観ていたでしょうか。

　イタリア語を聞きかじり始めて半年なので、撮影場所の広場とか通りがなんとなく判りました。
　今までは、感じていなかった男と女の機敏とか、狡さも銀幕から伝わって来るのが感じられます。

　若いころに見た映画も、歳を重ねると、異なった角度から観ることができることが爺さんになった証拠なのでしょうか。
　なんだか、こんな映画の見方もいいのかなと思います。

　今日はこれから、息子のアメフトのリーグ戦の第３戦目です。
　親としては、ケガをしないで勝ってくれればそれでいいのですが・・・
　

QST November 2015・・・

　昨日は、仕事のトラブルで帰宅後に寝てしまい、ブログの更新もできませんでした・・・

　その代り、本日帰宅しましたら、ポストにＱＳＴの１１月号が届いていました。
　今月は、フランスからでしょうか・・・
　地方の工業高校の頃から、４０年以上も読んでいたＡＲＲＬの会報です。

　たかが会報ですが、４０数年も読んでいると、単なる趣味の世界ですが、その世界が覗けます。
　いかに、日本の趣味の世界が狭小・・・なのかなとつくづく思います。

　以前からの課題であったＪＡＲＬの終身会員の課題にしろ、やはり日本のにおいては「曖昧」な社会契約なのだなと思います。
　「寄付」だとか、「契約」だとか、日本の商習慣にはなじまないことは理解できますが、それにしてもね・・・・

　たかが趣味、されど趣味・・・・
　

100周年・・・

　ここのところ、気が付くとあちこちで周年事業が盛んです・・・・

　特に、１０進法が基本となっている日本も含めて、イギリスを除く欧米では。
　ＡＲＲＬも今年は、設立１００周年としていろいろな事業を展開しています。

　私が何とか卒業できた、地方の工業高校も１０年ほど前に、１００周年の創立事業を行いました。
　もっとも、地方の工業学校では、農林水産のいわゆる殖産興業が国の存亡にかかっていましたから、当時では繊維や化学が主なもので、電気や機械は後発の学科であったと思います・・・

　振り返ってみると、電気通信の世界なんて、後発もいいところ、たかがここの所１００年とわずかな年月なのです・・・・
　マルコーニのノーベル賞の受賞が１９０９年、タイタニック号の遭難が１９１２年ですから・・・・

　われわれのアマチュア無線の進歩も、いわゆる商業無線とほとんどパラレルな事象なのです、何せ私でさえ５０年の履歴なのですから・・・・
　これからの、無線通信の世界は、たぶん驚くような速さで進捗していくと思います。

　今日も、疲れた体で、難しい事を考えてしまいました・・・

　もう寝ましょうか。