お片づけ.................＿|￣|○

そこは武士（もののふ）が闊歩するまさに廃墟。
僕は今廃墟を目前にただ、ただ佇んでいる・・・
一体誰がこんな廃墟を創造したというのだ・・・
待て！記憶を遡ってみよう。

・・

・・・

・・・・

そこにはある１人の男がいた。
その男はこちらを見てまるで嘲笑しているかのように顔を歪める。
なぜ笑うのか？
しばらく僕は様子を見てみる。
するとどうだ！
男はまるで自分が創造主であるかのように自分の生み出したものを投棄していく。
まるで傍若無人だ。
僕の背中が戦慄に震える・・・

記憶を遡った僕はそいつがこの廃墟の主であることを思い出す。
一体あいつは誰だったのか・・・
今となってはそれを確認する術はない。
そう。やつは深い眠りに落ちたのだ。
この廃墟を片付け、もとの眩しい世界を取り戻すのは僕だ！
僕はこの廃墟を見ながら漠然とそんなことを考えていた。

しかし、もとの世界に戻すのに一体どれだけの時間と労力を消費するのか。
考えると眩暈がする。
でもやらねばならない。
僕は颯爽と廃墟へ駆け出すのであった・・・。


誰かタスケテキャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア