京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第162回京大俳句会案内(メール投句形式)

2022-07-23 18:31:49 | 日記

photo by kajiwara


京大俳句会からのお知らせ

令和4年8月27日(土)予定の第162回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします

            記

投句数  2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。


投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518

締切り  8/25(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

今月の兼題  「美術の秋」(及び傍題)「美術展」「二科展」「院展」「日展」


美術の秋色とりどりに盛るサラダ (石井浩美)

夫と来てはなればなれに美術展 (龍神悠紀子)

美校生めつむり二科の椅子にゐる (西東三鬼)

二科を観る秋の外套は重からず (日野草城)

コーヒー喫む美術の秋の森の中 (山口青邨)

第163回句会は9月24(土)については
後日お知らせします

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第161回京大俳句会作品集

2022-07-23 18:25:31 | 日記

photo by kajiwara


第161回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)



1  あの子どこ午睡の夢は淡ターキッシュ・ブルー   武史


2  機上より雲海はるか煌めけり           正臣


3  ゲラ越しに氷解すなり夏薊            此雁窓


4  古都の夢撃ち破りたり昼寝覚め          幸男


5  三尺寝あと一歩にて目がさめる          蘭麿


6  ざんぶりと揚がる水着や一笛に          まめ


7  銃撃の報に驚き昼寝覚              正臣


8  少年期貸別荘の母水着              幸夫


9  草原の山の彼方に雷吼ゆる            楽蜂


10  ため息ため息夕暮れ症候群です         武史


11  父母よ受け継ぎますよその姿勢         恒雄


12  梅雨あけや日が直角に突き刺さる        のんき


13  天下取り目指して今日も午睡かな        蘭麿


14  夏山の雄々しき構へ崩さざる         つよし


15  バス中で仲良く寢むる老夫婦         恒雄


16  昼寝後に締切とばし寝汗の句         たつみまり


17  昼寝覚すなほに文を出しにけり        此雁窓


18  昼寝さめ姫はどこじゃと目をこする       のんき


19  昼寝覚め畳に編みこまれている未来        吟


20  昼寝よりさめて一案二案かな          つよし


21  昼寝にも相対原理邯鄲の夢           幸男


22  物言わず昼寝の我を見おろす母         まめ


23  モンゴルの馬の昼寝は破れけり        楽蜂


24  良い黴さん悪い黴さんCHEESE切る      吟


25  √2を1(ひと).4(よ)に丸め三尺寝        幸夫

コメント (1)
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