隊員NO.7ゆっこで~す
10月8日(火)、大聖寺山ノ下寺院群にある蓮光寺で「大茶盛」を体験させて
いただきました。さぁ、いよいよ「大茶盛」のはじまりです。
本日の主客の役目は、顧問の先生なのですが、そわそわして隣に坐った
NO.4まこに「どうしたらいいんや?教えてや。」って、緊張しています。
奥様が主菓子をのせた菓子器を持っておいでました。
菓子器は伊切町の作家・山本長三さん作の素敵な九谷焼、主菓子は
大聖寺中町の小山芳月堂さんのとってもおいしいお菓子です。
箸でお菓子をとって、懐紙にのせ、箸を懐紙で清めて、菓子器に戻します。
菓子器は軽く持ち上げて、次の方へ渡していきました。
ご亭主のご住職・中山久勝さんがお茶の準備を始められました。
お茶は、京都宇治から特別に注文したお抹茶です。「お点前ちょうだいいたします!」
とってもまろやかで、おいしいお茶をいただきました。
ご亭主の中山久勝住職から、床の間の掛物や花入のご説明がありました。
掛物は明治から大正にかけて活躍した日本画家・鈴木華邨(すずきかそん)の
お釈迦様の絵。お釈迦様が山での修業を終え、悟りを開いた様子が描かれています。
お花は、やはずすすき・われもこう・こぎく・りんどう。花入は備前。花板は焼杉でした。
とにかく、茶器は全部ジャンボ!
昭和43年に、蓮光寺の檀家だった加賀市出身の元衆議院議員竹田儀一氏の
「宗派関係なく、楽しい茶会をしましょう!」という発案で始まった蓮光寺の
「大茶盛」。とっても貴重な体験をさせていただきました。