嗚呼~!しらき

眠らない街、東京日記

毛のプロフェッショナル

2006年04月30日 14時51分36秒 | Weblog
私は毛を見つけるプロ。

そんな私のことを人々は毛のプロフェッショナルと呼ぶ。どこに隠れていようが私は必ず奴等を見つけ、そして鑑賞する。

今日はホットドックの中に隠れた奴を発見。
写真ではわかりにくいと思うが奴はソーセージの表面ではなく中に入っていた。
意味がお分りだろうか、つまりソーセージをプリッとむいた、なんか表現がいやだな、やっぱり、パキッとむいた中に奴が隠れていたというわけだ。
まったく手の込んだことをする生意気な奴等…。
そんな奴等にさすがの私も我慢の限界を越え思わず、発狂した。

「もうーーー!!」




毛だけにね…。ケッケッケッ。

油断ならない二人

2006年04月29日 00時40分25秒 | Weblog
先日、先輩のサンドウィッチマンさんから突然電話がかかってきた。

「千春かぁっ!!おまえ、今どこにいるんだ?」

「家です。」

「そうか、わかった。」

そういって急に電話が切れた。

『いやな予感…。』

予想どおり、もっともあぶない二人が家にやってきたのである。
用心深くドアを開けない私をせかすように「あけろや、こら~!」といいながらドアをドンドンと蹴る二人。完全に取り立てだ…。

渋々、部屋を開けると当たり前のように土足であがる富沢さん…。
まったく油断ならない二人である。
そして、私が気を抜く暇はない。振り向けば、奴がいる。禁煙の私の部屋のベットの上で、豪快な寝煙草をしている、ブーメランパンツ一丁の伊達さん…。
まったく油断ならない二人である。
そして二人は晩ご飯真っ最中だった私にこういった。

「今すぐ出前をとれ!」

うちは出前をとらないのでチラシは家に置いてない。二人に『出前のチラシがありません。』というと、『部屋を荒らすぞ、こら~!』とうるさいので私は外にいきアパートのポストの前に置いてある住人用のごみ箱をあさった…。
見事に出前のチラシをゲット!と同時にアパートの住人にみられた。
苦笑いしながら部屋に戻り、出前を頼もうとしたらチラシに『六本木店』と書いてあった。届けてくれそうにない。
結局ブツブツ文句をいいながら、いや、いわれながら近くのコンビニにお弁当を買いにいった。
店内に入ると伊達さんが床をドン、ドンとじだんだ踏んだ。その足元をみるとなんと私の部屋のスリッパできている。
まったく油断ならない二人である。
部屋に戻り、次は二人の食事の用意をさせられる。
ごはんを温めようとレンジを開けると私の枕が入っていた。私が部屋を離れた隙にレンジでチンしたらしい…。
まったく油断ならない二人である。
食事もすみやっと落ち着けると思った。しかし、二人をみると伊達さんは勝手にベットでいびきをかいて寝ているし、富沢さんは早速トイレでうん○中。
そんな中、富沢さんからメールが届いた。そうです、この男、いや、富沢さんはわざわざうん○の写メを送ってきたのだ。
まったく油断ならない二人である。
それから少しして富沢さんはトイレのドアを開け、紙がないと大騒ぎ。
まったく油断ならない二人である。
やっと目を覚ました伊達さんは開口一番、いい声で叫んだ。

「こなさん、みんばんわー!」

それにつられたように富沢さんもいい声で叫んぶ。

「こなさん、みんばんわー!」

それから二人、スネークマンショーを懐かしみ何度も叫ぶ。壁の薄い私の部屋で…。

「こなさん、みんばんわー!」

「かんたまが、きゆいのです!」

ちょいとそこのお二人さん、夜中の12時なんですけど…。
完全に苦情がくるのを狙っている二人。
まったく油断ならない二人である。

「無駄な時間を過ごした。」

いつものように捨てゼリフを吐き、油断ならない二人は帰っていった。



追伸。後日、冷凍庫から化粧水がでてきました…。

まったく油断ならない二人である…。

しらきちはるインフォメーション

2006年04月28日 02時14分52秒 | Weblog
またまた突然ではありますが、ライブの告知をさせていただきます。

本日4月28日は…。
『はったりライブ』

開場:六時 開演:六時半
チケット:前売り1300円 当日1500円(※受付でしらきちはるをみにきたといえば前売り価格1300円で入れます!!)
場所:ミニホール新宿Fuー

楽しいライブです。みなさん是非いらしてください☆\(^O^)/☆

2006年04月25日 23時54分53秒 | Weblog
私は飴をみるとおじいちゃんを思い出す。
私の母方のおじいちゃんが亡くなってから、もう7年が経つ。
大腸ガンだった。

おじいちゃんが入院してから私は何度かお見舞いにいった。
おじいちゃんが入院していた病院は真横に墓地があり、病室から見える景色はたくさんのお墓だった。
ふざけた病院だった。

そして、久しぶりに会ったおじいちゃんは鼻にチューブを通され、苦しそうに息をしていた。

「おじいちゃん、元気にしてた?」

おじいちゃんはゆっくりと顔を私の方に向け必死に何かを伝えようとしていた。

「あ゛ぁ……べ」

私はおじいちゃんが何をいっているのかわからず、耳を近付けて聞いた。

「あ゛…べ」

何度聞いてもわからない。仕方ないので私は紙をもちおじいちゃんにペンを持たせて書いてもらった。
その紙にはフラフラの文字で『あめ』という二文字だけ書いてあった。
お母さんはそれをみて苦笑いをしながらこういった。

「飴が食べたいっていいよるとよ。おじいちゃんは飴が好きだから。」

『飴が食べたい。』

おじいちゃんは必死に訴えていた。

体には点滴とチューブが通され、おじいちゃんには食べ物を食べることも飲み物を飲むことも許されなかった。
私はすぐにでもおじいちゃんに飴をあげたかった。しかし、飴ですら呼吸できなくなる原因となるため禁止されていたのだ。

「早く元気になってから、飴を食べようね。」

あのときの私にはそんな言葉しかかけてあげれなかった。


結局、おじいちゃんは二度と飴を口にすることはなかった。

私はあのときまわりを無視して、食べてはいけない飴をおじいちゃんにあげた方がよかったのだろうか…。

今でもおじいちゃんを思い出すたびに考えてしまう。


それから私は、お参りするときは必ずお供えするようになった。
そう、それはおじいちゃんが大好きだった飴を…。

アピール2

2006年04月24日 22時11分17秒 | Weblog
前回、電車で出会った男を海上保安庁に勤めていないと私が見破ったのには理由がある。

なぜって?それはね、私も以前シンデレラを演じたことがあるからだ。
ここでひとつ言わせてもらうが、先輩からの命令で演じたのである。

深夜、12時すぎ。コンビニにドレス姿で買い物に。頭にはもちろんティアラをつけて…。
まわりに自分がシンデレラだと思わせるため、私は電話でそれらしいことを話しながら店内を歩きアピールした。

「すいません。12時までに戻れそうにありません。」

電話を切ったあと私はかぼちゃを探した。しかし、売っていない。しぶしぶ店員に聞いた。

「すいません、かぼちゃは置いてないんですか?」

店員はさすがに私のことをシンデレラかと思ったらしく話かけてきた。

「かぼちゃを何に使うんですか?」

私はガツンと答えた。

「馬車ですけど…。」

店員は弱々しく「すいません。」と謝りそれ以上何も聞いてはこなかった。
私をシンデレラと認めた瞬間であった。

このように、世間では誰もがみなアクター、アクトレスなのだ。それぞれが当たり前にいろんな顔を演じて生きている。



今日のあなたは何を演じますか?

アピール?

2006年04月22日 23時39分46秒 | Weblog
先日、電車に乗っていたときのこと。満員にも関わらず、まわりを気にせず大声で電話している男、いや、じじいがいた。
常識のない男はこの際じじいと呼ばせてもらおう。
じじいは自分の話をみんなに聞いてほしいようにしか見えなかったので私は素直に話を聞いていた。

『今、船長から電話がかかってきた。うん…。うん…。だから、バハマでエリザベスに乗り換えればいいんでしょ。』

これは自慢したいのか?俺は世界をまたにかけている船乗りだと、俺は海が似合う男、加山雄三だといいたいのか?私には非常識なじじいにしか見えない。
そして、じじいはまだしゃべる。

『わしなんか今年日本に1回しか帰ってきてないんぞ。休みの日にこんな仕事の電話をしてきても、わしかて休みの日は休みでゆっくりしたいんじゃ。』

そんなことをいいつつ、休日もばっちり制服をきているじじい。矛盾している。そして、手には海上保安庁と大きく太文字で書かれた封筒をまわりに見えるように持っている。またまたアピールだ。
私はだんだんじじいの行動がうそ臭く思えてきた。

『もしかしたらこの人は海上保安庁に勤めているおっさんを演じているのかもしれない…。』

私は見抜いた。
しかし、それを見破ったのは私、ただ一人であろう。

みなさんもそんな人を見かけたときは、まず本物かどうか疑ってみましょう!

Let’s ダウト!

それでは、また明日☆

ずれてる?

2006年04月19日 10時35分45秒 | Weblog
題名をみてカツラの方は不安になったと思いますが、安心してください。
今日は私の男性のタイプは少しまわりとずれてるのかなと思った話。

少し前に友人とバンドのライブにいった際、どんな人がタイプか?という話題になり会場にきている男性からタイプを探すことになった。

友人はワイルド系の男性を指した。

「へえ~、そうなんだ。」

そういって、私もタイプの男性を指差した。すると…。

「えぇーーーっ!!」

友人はありえないという顔で私をみた。

「えっ?結構かわいい顔してるよ。」

私がそういったと同時に私の指した男性が横を向いた。

「!?」

なんと髪の襟足辺りから、ちっちゃいみつあみがでている。らんま2分の1のらんまの髪型だったのだ。

いまどきそんな髪型する人いる?!あかねのような女性を彼は求めているのだろうか…。

私が中学校の頃、らんまと同じ髪型にしている女の子はいた。アニメオタクで美容師の娘だった。太っていたこともあり、私にはダンプ松本にしか見えなかったが…。
その髪型が美容院の評判を下げているとまわりのみんなは思っていた。
そんな髪型を、今、目の前の、私がタイプだと指差した、男性が、している!!

私のタイプが一般からずれていると認めざるをえない1日であった。

好きな野菜

2006年04月17日 22時42分08秒 | Weblog
『ズッキーニ』

それは私の好きな野菜の一つ。
たまに見かけても値段が高かったりするので買わないのだが、100円で売ってたのでひさしぶりに購入。
ミネストローネなどのスープによく使われる野菜だが、あんまり馴染みないという方もいるかと思います。そんなあなたにスープ以外のオススメ料理をご紹介します。

【1】熱したフライパンに胡麻油をしきベーコンを炒めます。
【2】5ミリくらいにスライスしたズッキーニを加え軽く塩をふります。
【3】仕上げにニンニク醤油をさっとかけて全体に絡めて、できあがり!!

ポイントはあまり炒めすぎないこと。すこし歯応えがあるくらいがおいしいです。

機会があったらぜひお試しください☆

しらきちはるインフォメーション

2006年04月15日 00時11分06秒 | Weblog
本日、4月15日(土)は…。

『ホラカク。』53

開場:18時
開演:18時30分
会場:ミニホール新宿Fuー
料金:1000円(当日券のみ。15:45から会場にて発売)
ゲスト:リットン調査団・エレファントジョン・他。

また『ホラカク。』本編前に『プレライブコーナー』があります。
こちらはレギュラーメンバーによるトーク&若手ネタになっており、料金は500円!!開場15:45開演16:00です。


お時間のあるかたは是非いらしてください☆お待ちしておりま~すo(^-^)o

電球交換

2006年04月14日 15時13分51秒 | Weblog
人は突然、自分の器量を試される。

先日、東京に上京して初めて家の蛍光灯が切れた。
ついにきたきた、ついにきたーーー。器を試されるときが、やってきたのじゃ。

私は今までそういった電気系統のことは親や親戚、おじいちゃんやお婆ちゃんにまかせっきりであった。ひとりになって初めてまわりに甘えていた自分に気付いたのである。
しかし、現実は容赦なかった。悩める小羊を暗やみが襲ったのだ。明かりのない生活…。1日目は我慢できた。2日目、もう我慢できない。
私は暗い家を飛び出し、となり近所をピンポンダッシュしてまわった。
1週間後、和尚さんの説法を聞き、ピンポンダッシュが無意味なことに気付いた。そして、私に残された使命は電球交換だけだった。
電球交換するくらいだったら、いっそ死んでしまおうか考えた。でもそんなことはやっちゃいけないと、同じクラスの佐々木さんがいっていたのでやめた。

ついに、電球交換ができない女とおさらばするときが訪れたのである。

まずは電気屋さんで蛍光灯を買ってみた。1日目、ただ見つめて蛍光灯の反応をみた。2日目、蛍光灯の強度を試すためアパートの2階から落としてみたら、あっけなく割れた。
1週間後、また電気屋さんにいったらやさしく扱うように注意された。

私は少しはにかんだ笑顔をみせ踊りながら店をでた。

電球交換は意外にも簡単にできた。
交換してすぐに電気屋さんにいったら、お兄さんにえらいと褒められた。

私はまた少しはにかんだ笑顔をみせ踊りながら店をでたら、車に跳ねられた。


気持ちのよい、やわらかな春の風が私を包んだ。
また少し大人になれた気がした。