地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

灰作務(はいざむ)

2010-01-14 20:05:21 | 日常のヒトコマ
この冬から我が家で稼働している薪ストーブですが、
当然のことながら、結構な量の灰が出ます。
周囲に植えているアジサイの根元にまいたりしていますが、
捨てるにはもったいないので、
この灰を使って、少なくなっている「線香立て」の灰を補充することにしました。

準備したもの。フルイを一つ。


まず、燃え残った炭を取り除くため、ふるいにかけます。


ストーブから出してだいぶ経った炭でも、まだ熱いものがあります。気をつけないと。
手が灰で真っ白です。良く見ると周囲に舞う灰も写真に写っています。
ゴホゴホ。ノドに悪そう…。


ふるいにかけたあとの灰です。これを使います。
基本的に木材しか燃やしてませんから、綺麗な灰ですね。


線香立てに灰を入れて、表面をならせば完成です。
灰が少ないと、線香を立てにくくなりますから、灰が補充できるのはありがたいです。
他にも少なくなっているものがありますから、順次補充していきましょう♪


みなさんも、ご自宅の仏壇やお寺にて、線香を立てたことは数多くあると思いますが、
その線香立て自体を気にして見たことがある方は、少ないのではないでしょうか?

よろしければ、次に線香を立ててみるときには、お手元の線香立てを、
少し観察なさってみてください。
そして、できるなら器をキレイにして、燃え残った線香を取り除き、
灰の表面を平らにならしてみてください。
まっ平らの灰に線香をまっすぐ挿すと、それだけで気持ちがいいですよ。

…余談ながら、線香立ての灰というのは、なぜ減るのでしょう?
立てた線香の灰がドンドン落ちているのだから、
どちらかといえば灰は増えるはずですよね。
なのに、減るというのはどういうことなのでしょうね(笑)?
不思議です。

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