佳音(かのん)日記

佳音演奏の記録です。

※2012年から活動を休止しています。

佳音の慰安旅行(台北編)その1

2005年09月24日 | Weblog

9月23日(金)曇り

今日から3日間、佳音の慰安旅行(?)で台北に行く。
日程表では8時半集合となっていたが、連休初日ということで、皆それぞれ早い目に行動し、8時前には全員が集合。

   私は蛍ヶ池からリムジンで向かいました。家からタクシーで向かったのですが、運転手さんに「スーツケースえらい軽いな?」言われました。行きしから重くてどうするねん!空港には予定よりも10分早く到着しました。
   私は3人の中で空港に一番近いところにすんでいるので、とっても楽でしたわ。
   この夏から空港と姫路を結ぶリムジンバスが開通したので、前泊しないで早朝に(私にとっては超早朝に)出発。予定通り140分で到着。乗換が無いのがすごく便利~。料金も新幹線+はるか利用よりずいぶんお得。その上往復チケットだと1,000円引き!次もつかうぞ~。

チェックインを済ませたのが8時20分。前回の上海旅行では搭乗口に行くのは早すぎたので、今回は9時過ぎまでお茶をのんで時間をつぶす。
手荷物チェックと出国手続きを済ませて搭乗口に着いたのが10時過ぎ。まもなく搭乗開始となる。今回は時間をもてあますこともなく順調に飛行機に乗り込む。

   連休初日ともあって満席でした、だと思う。
   機内放送で満席と言うてはりましたわ。早めのチェックインにもかかわらず、座席は後ろの方でしたしね。
   うんうん、混雑覚悟だったこともあり、ほんと順調でした。
そうそう、初めて手荷物チェックのとこで「ベルト外して下さい」って言われて驚いた。ヒップハンガーのパンツにあわせて太目の鋲がいっぱい付いてるベルトしてたからかなぁ・・。人前で赤外線のトンネル通って一緒に出てきたベルトをもう一回パンツにはめる姿って、なんかマヌケ。。


小笠原諸島南部と台湾の南部辺りに台風が来ているため、揺れるかな、と心配したわりには快適に飛行を続けていたのに突然「化粧室でおタバコを吸われたお客様が・・・」とのアナウンス。前にニュースで乗客の喫煙が原因で煙探知機が作動して近くの空港に緊急着陸したとかなんとか(実はうろ覚え・・・)と言う事件を思い出して、「え~引き返すの~?」と内心ぶ~たれてたが、何事もなく飛行機は台北桃園国際空港に着陸。
ただし、やはり台風の影響か、着陸直前でかなり揺れた・・・実はちょっと怖かった・・・

   揺れに合わせて眠っていたので全然気がつかんかった・・・。(酔い止めを飲んでいた)
   むっちゃ揺れたよ~。ググッと食いしばったもん。気持ち悪くて。
   2回ほど急降下したように思います。で、その直後に着陸しました。

入国審査も難なく通過で、午後2時にはホテルにチェックイン。
今回のホテルは、シェラトンホテル。ちょっとお値段高めだけど、なんと言ってもMRT(地下鉄)の駅のまん前で交通の便がいいと言う事で選んだ。

   初めて台北に来たとき(7年くらい前かな?)に泊まったのがここシェラトン(当時「来来大飯店」)でした。懐かしい~。
   今でもタクシーに乗って「シェラトンに行って」と言うても通じない事があります。その時は、「前は来来大飯店と言う名前だったホテル」と言うと通じました。
   前回(2003年秋)が初めての台湾でしたが、そのときに私たちチームは別のホテル。シェラトンにお泊りのびわちゃんとこ訪ねたらば贅沢な客室でしたね。

旅装を解いて、まずは永康街近くの楽器店、長安楽器へ向かう。ここは日本語が話せる小姐がいるので、何かと楽。ここで3人それぞれ楽器の消耗品や本、CDなどを物色。以前のように手当たり次第に買い込むと言うことをしなくなったけど、その分時間をかけて選ぶようになって、こちらの小姐には大変お世話になった。
   「2つ入る二胡のソフトケース下さい。」って言ったら、普通のソフトケースが2つ出てきました。お店に並んでないものは言うたんびに奥に取りに行ってくれはるので二度手間とらせてしまいました。ちゃんと説明できなくてごめんなさい。
私はここでその二胡2本入るケースと普通のケースと楽譜4冊・弓2本購入・・・これでスーツケースの半分が埋まりました(笑)。

   日本人のお客さんが来るとあの小姐が大活躍されるようです。ややこしいことを尋ねても、他の店員さんたちに聞いてきちんと答えてくれはりましたね。
   楽譜類も小物もたくさんそろっていましたね。それぞれが本棚に向かって物色してるとカップにお茶をいれて持ってきてくださった。片手は購入候補の本を握ってて、もう一方の手は本を出したり片付けたりしてたのでうれしいような、悲しいような・・・(笑)
教本や楽譜類では二胡のものが多いのはよくある光景だけど、思った以上に古箏と笛子のものが揃っていたように思う。・・ていってもびわちゃんの言うとおり、持っていないものはすべて買うというようなこともなく、厳選するようになったのは確かですね。とはいえ、笛子のは大体もってたりして(笑)。


ここの打楽器部屋で、楽器を色々たたいていると、おじさん(失礼!)が声をかけてきて打楽器を面白おかしくたたいて見せてくれた。色々お話をしていると実は二胡の先生をされてるとの事。おじさんなんて言うて失礼しました!
   「何年習ってる?」との質問に「10年くらい。」と答えると「子供の頃からやってるのか!」言われました。いったい私はいくつに見えるのでしょうか?
   はいはい・・。なんぼでもいうとき。
   ・・・・何も言うまい・・・

ひとしきり一緒に遊んで(?)そろそろ精算してもらおうと小姐に伝票を書いてもらうのを待っていると、また別のおじさん(失礼!)が「日本人?」と声をかけてきたので、「そうです。大阪から着ました」というと、「大阪?今度演奏しに行くよ」とのお言葉。と言うことはもしや・・・「臺北國樂團の方ですか?」と聞くとそうだとおっしゃる。「聴きに来るか?」と聞かれたけど、正直言って、メインが「唇音楽と歌」と聞いていたので、行くかどうか迷っていた。
でもここは一応「はい行くつもりです」と答えて、プログラムを聞いてみると、「梁山伯と祝英台」「将軍令」など、私の好きな曲が目白押し・・・で、3人揃って「行きます!」と。
その後、3人で演奏している話やら、私たちが今度出る大きい楽団の定演のチラシを見せると「今は名刺を持ってないから、後で大阪公演のプログラムと一緒にホテルに届ける」とおっしゃる。半信半疑でホテルの名前と部屋番号を伝えて、別れた。
その後大荷物になったのでタクシーでホテルに戻る。

   あるのは知ってたけど、平日だしきっと間に合わないからとあきらめてた演奏会だったけど、演奏曲目聴くと、ウズウズしてきましもんね♪

夜には、士林夜市でお店を出している友人に会う予定になっているので、少し部屋で休憩してから、MRTで剣潭駅に向かう。駅に着くとすでに彼(以後T君とする)が迎えに来てくれていた。
士林夜市は台北市でも一番大きいと言われている夜市で、駅を降りた辺りからすでにすごい人込み。う~ん、ここではぐれたら再会は不可能。ということで、万一はぐれた場合は、各自自力でホテルに帰ること。と言う約束をしておく。まずはT君のお店でお料理をいただく。麺やら野菜料理やら色々いただいたけど、どれもこれもとってもおいしかった。

   T君は私のことを「日本の母」と呼びます(最近は「日本の姉」に若返った・・・笑)。
しかし、本当に美味しかった!タレがどうやら秘伝のようですね。自分のお店に無いものは近くから買ってきてくれたけど(台湾風天ぷら・臭豆腐等)、3人とも臭豆腐はだめだったみたい、ごめんねT君。

   真実は 買ってきてくれた×→○貰ってきてくれた
お店ではお汁の入った坦々麺・汁なし坦々麺、きし麺のような麺を中心としたメニューがあり、その日はT君のお父様と、従業員のお嬢さんがてきぱきとで切り盛りされてましたね。雨がポツリポツリと落ちてきたにもかかわらず、客足は減らなかったね。美味しいもん。

   屋台の上にはビニールシートを屋根代わりにしてあるんですが、時々溜まった水が突然振ってくるので、要注意でした。でも、お客さんは慣れたもんで、いすと机を適当に動かしてはりましたね。
※写真はT君のお店です。このビニールシートに雨がたまります。

お互いの近況報告などをしておなかも満足すると、T君が夜市の中のCDショップやら買い物に連れて行ってくれて、最後の締めくくりはドライブ。穴場の夜景スポットに連れて行ってくれるということで、雨の中、車で陽明山に向かう。陽明山の夜景が有名なのは知っていたけど、これほどきれいとは・・・3人揃って声もなく台北市の夜景に見とれることしばし、夜も更けてきて、ホテルまで送ってもらう。
   きれいな写真が撮れませんでしたので目に焼き付けておくことにしました。いつまでも見てたかったなぁ。
   ほんとにきれいでしたね。小雨の中、遠くに見える山や空港・高速道路や建造物のイルミネーションなど、自分たちではとうてい足を運べないところを案内してもらえるなんて。。ありがとうTくん!

ホテルに戻ると、部屋の机の上に茶色の封筒が・・・
長安楽器でお会いしたL先生が、お約束どおり、お名刺、大阪公演のプログラム、日程表と、臺北市国樂團の演奏のDVDを一人に1枚ずつを封筒に入れて届けてくださっていた。

   管楽器特集!!大好きな奏者のものもあったし。嬉しさあまって小躍りでしたわ♪

これには3人揃って大感激!国楽団の演奏会には何が何でも行くぞ~!
   日本に帰って早速チケットの手配をしてくれたびわこおねいちゃん、Thanksです!
   国楽団のコンサート、行ってよかったね~。打楽器パートのお嬢さん方がすごく上手くてめちゃかっこよかった~!


佳音の慰安旅行(台北編)その2

2005年09月23日 | Weblog

9月24日(土)曇り
今回は朝食無しのプランで来てるので、近くの豆漿のお店に朝食をとりに行く。
事前の情報収集、いつもながらお見事ですわ。びわちゃんありがと~withはぁ~と

朝から地元の人で、なかなかの混みよう。さて、お味のほうはというと、豆漿もなかなかのお味だったけど、卵のクレープ包みのようなのがすごくおいしかった。あれはまた食べたいなあ
うん、美味しかった。←こればっかし。。ほんまやもん。

朝食の後はコンビニに寄って、水分を確保。いったんホテルに戻って、先進楽器に向かう。今日は、ツアーについている1日乗車券を使うため、駅近くの場所を重点的に回る。台北駅で乗り換えて古亭駅へ、出口を出てすぐのビルの4階が目指す先進楽器。ここは、2年ほど前に永康街近くから引っ越してきたばかりでとてもきれいなお店。ここでも3人3様に目当てのものを物色して、面白いものをゲット!
お土産用に物色していたものなんですが、そのうち佳音の営業でお目見えすることになりますわ(謎)。
代表して私が一足先に、地元でのレクチャーコンサートで公開です。ぬふふ~。
お披露目の前に笛のお姉様の特訓が待っているのかしら・・・
試吹して、最後の最後まで迷って買わなかったのが鍵(key)付きの巴烏。普通の巴烏は倍音が出ないので1オクターブと1音。迷ったのは鍵が付いたことで音域が2オクターブ出せるもの。素材が塑料(プラスチック)。鍵はフルートを連想してもらうとわかるかな。。。結局購入はやめた。それなりの理由があったので。帰国してからも購入しなかったことに後悔してないので、自分の選択は正しかったと。

結局ここには1時間半ほどいて、台北駅に戻る。お次の目当ては、台北地下街。ここは手ごろなお値段で、台湾らしい服や雑貨、小物が手に入る。たぶん、今回の旅行で一番時間を費やしたのがここだと思う。
ほんま疲れました~。でも楽しかった、いろいろ見れたし。1日いても飽きないかも。佳音営業用(こればっか)衣装もここでGet!
けっこういろんな店が入っているので、飽きないですよね~
何時までも悩んで迷って~~~って優柔不断な私がものすごく二人の時間を食ってしまいました。ごめんなさ~い。ほんまに、反省してます。○○やから許してね、って反省してへんがな!って言わないで(笑)
○○→年寄?老人?

しばらく服を物色した後、そろそろおなかがすいてきたので、地下街のフードコートのようなところで昼食。その後また、服や小物、ヘアアクセサリーなんぞを物色して、ええ加減疲れてたけど、今度は駅前のCDショップをのぞく。荷物も重くなってきたので、MRTでホテルに戻る。
この日の夜は、中山堂で、民族音楽の演奏会があるのでそれを聴くため、まずはホテルのコンセルジュに聞いてみると、このコンサートの予約はできないとの事。仕方ないので早い目に出て、西門駅にむかう。時間があるので、書店をのぞいてみるが特に欲しいものもなく、演奏会の会場に向かう。

若者の街ですなぁ「西門町」、あきらかに年齢層が・・・。
ミナミなら心斎橋ってかんじかなぁ・・。お姉ちゃんになると(笑)、人ごみは苦手ですわ。
いやいや、心斎橋よりも人多かったですわ。だって、前の人追い抜かれへんかったもん。

日も暮れてしまって、会場がどこかわからなかったので、中山堂とおぼしき建物の小さな入り口(裏口かなあ?)にいた警備員さんに聞いてみると、親切にも会場まで、建物の中を通って連れて行ってくださった。途中、二言三言日本語で話しかけられてびっくり!日本語しゃべれるのね。会場の切符売り場まで連れて行ってくださって、切符売りのお姉さんにバトンタッチしてくださった。「わざわざつれて来て下さってありがとう!」
謝々!

切符は売り出して間もないらしく、4列目の中央といういい席を確保。舞台が低いので4列目でもとてもよく見える。舞台の背には扁鐘が壁いっぱいに並んでおり圧巻!
ほんとに鐘がいっぱい並んでてすごかった・・・1度演奏しているところもみてみたい。
奏者が入場する前から、舞台に配置されてる楽器たちも圧巻でしたよね。開演が待ちどおしかったです。

ホールの小姐に写真をとってもいいか聞くと申し訳なさそうに「舞台の写真はお断りしてます」とのこと。ここのホールの従業員さんは皆さん本当によく教育されていて気持ちよかった。
ちゃんと席まで案内してくださるし、「飲食はご遠慮ください」の一言も、相手を不快にすることなく注意している。日本語を話す人も何人かいらっしゃるようだし。何か質問してもいつも笑顔で答えてくださる。

その上、観客もマナーがよかったですよね。ほんと気持ちよく音楽を楽しめる環境でしたわ。

さて、定刻どおり演奏開始。今日の楽団は台中県立文化中心国楽団。プログラムは合奏曲が2曲に協奏曲が5曲。個人的な感想を言うと、やはり自分がやっている楽器でもあるし琵琶の「花木蘭」が聞き応えがあってよく仕上がっていたように思う。ソロを弾いた男の子もちょっとがむしゃらに弾いているとこがあったけど、見事に弾ききったし・・・
うんうん、「花木蘭」よかった。私たちも演奏経験ある曲だったし、その前に総譜から管楽器や弾撥パートを数字譜に書き直す作業をした曲だっただけにいろいろ感慨深く聴き入りました。
笛子の協奏曲「蘭花花」もありましたね。「花木蘭」は目も耳も釘付けで聴く感じ、「蘭花花」はリラックスして聴ける感じ。こういうメリハリもいいね。


今回少し残念に思ったのは、お客さんがとっても少なかったこと。たぶん、出演者の身内の方ぐらいしか来てらっしゃらないのじゃないかと思うくらい。
本当に少なかったですね。
もったいないね。あれもこれも。

今回の演奏会は、「国楽龍虎榜」と言うコンクールか何かに入賞した楽団が、大合奏は9月22日から25日まで、絲竹小合奏は9月10日から12日まで、一日に一楽団の演奏会が開かれており、私たちはたまたまこの日に行ったわけだけど、他の日も同じような感じだったのかもしれない。
コンサートはプログラムを終了してアンコールを2曲演奏してお開き。会場を出て、MRTでホテルに戻る。今日は、MRTの1日券を思う存分使い倒して、満足。

ほんとに便利なMRT。そしてそれが有効に利用できる立地のホテルで時間をお金に換算したとしても、価値がありましたね。びわちゃんお勧めだけあるわ。

おなかがすいたけど、また食べに出るのは面倒なので、食料といつもの甘いお水を仕入れようと近くのコンビニに向かう。途中、ホテルの裏にある茶館によると、点心ならまだあるとのことで、時間も遅いし少し控えめに食事をしてお土産のお茶を買い、コンビニで例のものを仕入れてホテルに戻る。
ここでも時間かかってごめんなさい。

帰国前夜は、恒例の甘いお水で乾杯!そんなに飲んだ覚えはないのに、私は早々に戦線離脱。なので、その後どうなったかはわからない・・・後片付けもしないでごめんなさい!
その後はすぐにみんなおやすみですよ。やはり疲れが出てきますなぁ~。

9月25日(日)曇り時々晴れ
台北旅行3日目、今日は11時40分にホテルのフロントに集合ということで時間が惜しいので、朝食はホテルでとる。
その後書店に行くのに、ホテルのコンシェルジュで台北で一番大きな書店とその開店時間を聞くと24時間営業と言うこと。本屋さんが24時間営業なんてすごい!MRTで書店に向かい、目当ての本を買う。台湾の本の値段は今ひとつ納得いかない。「高い!」と思う本あり、「なんでこんなに安いの?」と思う本あり・・・

きれいなピアノ楽譜がえらく安かったり(120元・・・だいたい420円くらい)するのでなんか不思議。
あと、日本の雑誌が、とくに女性のファッション誌が多いのに驚きました。普通に並んでて、ここは外国って感じがしなかった。

その後、もう少し時間があるので台北駅近くの楽器店に向かう。ここは西洋楽器のお店だけど、少し民族楽器や民族楽器の本があり、ここでも2,3冊本を買って、ホテルまで歩いて帰る。
定刻に旅行社の迎えがあり、途中、別のホテルなどで何人か乗せて合計12人で空港に向かう。チェックインの後、他のお客さんたちは、台湾元の再両替や税金の還付手続きなどがあったので、3人で先に出国ゲートに向かう。飛行機は定刻に離陸し、定刻に関空に着く。入国手続きを済ませ、税関を通り抜ける。このとき、りんずちゃんが二胡のケースを担いでいたにもかかわらず(中身は二胡じゃないけど)素通り・・・前回の上海といい、明らかに二胡ケースを担いでいるのに、とめられないなんて、う~ん、荷物検査をする基準ていったい何なんだろう・・・

人を見るのです(笑)!!どうみても悪いことしそうに無いもん。ちなみにその二胡ケースには長い弓と空港で買ったお菓子なんかが入っていました。

今回も、色々楽しい思いをして大満足の旅行ができた。これもひとえに日頃の行いの賜物と言うべきか。でも、台湾て本当にいいところだった。人は優しいし、食べ物はおいしいし、また行きたいな~!
ほんとまた行きたいね。
行こう!自分で動けるうちに(笑)。食べられるうちに。私、こんど生まれてくるときは台湾にします。キッパリ!


泉南市長慶寺観月会

2005年09月18日 | Weblog

9月18日(日)曇りのち晴れ

今日は泉南市にある長慶寺で観月会での演奏。
最寄り駅の和泉砂川まで車でお迎えに来ていただけるということで、3人、乗る電車を合わせて待ち合わせ、のはずが、地元でだんじりによる交通規制に見事引っかかり、乗り遅れ・・・
和泉砂川駅で20分もお待たせして、申し訳ありませんでした。

   祭りはね~予測できませんもんね。でも次の電車はちゃんとあるし無事落ち合えましたし、びわこちゃんがいないと始まらない会ですんで私とりんずちゃんはのほほ~んと駅でジュースタイムしてたのでした。
   いや~、マジで焦りました。車じゃどうしようもないんですけどね・・・

駅までお迎えに来てくださったのは、阪南市日中友好協会会長のA様。ありがとうございました。
   A(おにいちゃん)様のお忙しい中ありがとうございました。おかげさまで楽しい待ち時間&車中でしたわ。

小高い丘の上に建つ長慶寺は、歴史ある名刹。観月会の会場はそちらの3階建ての会館の3階。100畳はあろうかと言う広間で、私たちの控え室は2階にご用意いただいたのだけど、3階の大広間とまったく同じ広さで・・・私たち3人、100畳の大広間の隅のほう、畳6枚分ほどを使って、ちまちまと着替えとおめかし。
   ついつい隅っこに集まってしまいますよね、落ち着くし。性格かしら・・(笑)

6時過ぎに、会場に上がって演奏開始。
今日は中秋節ということで、昨日に引き続き「月」に関する曲のほか、没後10年のテレサ・テンの曲を集めた。この日は中国からの留学生の方も何人か来られていて、その方たちが一番喜ばれたのが「月亮代表我的心」。私も大好きな曲のひとつ。

   個人的には1曲目で演奏ピンチ!湿気と温度差とで笛膜松了。曲が終わる頃にはとうとうD調笛の笛膜破れまして急場しのぎのクリアファイル切って作ったカバーを巻いて演奏しました。音色は中国笛でなく篠笛状となりました・・。ショック!
   控え室は自然の風、会場は冷房ががんがんかかってましたもんね。

約30分の演奏の後、お食事会。この頃には、お月様も姿を現して、観月会もいっそう盛り上がった。
   赤い大きいお月さんでしたね。
   だんだんとお月さまの色も位置も変わってくのがほんとに神秘的でしたね。
で、こんもりしと緑に囲まれた丘を見たにすぎず、名刹長慶寺と五重塔は見られなかったのが残念でしたわ。


今日は、この近くでお泊りのため、甘いお水とおいしい月餅をいただいて皆さんとゆっくりおしゃべりを楽しむ。
   卵の黄身が入った月餅が美味しかった!
   上海の有名なお店のものやそうですわ。
   パパイヤの入ったのも美味しかった!中国からの留学生の方や研修生の方、みなさんとても勉強熱心で言葉の習得も早いのに頭が下がります。
毎回感じるのですが、こちらの会のみなさまのサポートもとても人情味あふれてますね。


8時を回った頃に、きれいな月を楽しんだ観月会もお開きに。
演奏を聞いてくださった皆さん、お世話になった皆さん、ありがとうございました。で、いつもならここで終わるところが、またまたA様に宿泊予定のホテルまで車で送っていただいた。ホテルに着くと、後ろから阪南日中の会員さんが・・・私たち3人がホテルに泊ると知って、あま~いお水とおつまみを差し入れに持ってきてくださった。ありがとうございました!

   つけられていたのか!!いえいえ、ありがとうございました。
   あれもこれも至れり尽くせりでございます。謝々!

ここのホテルは、ネットで調べた格安のホテル。
   びわこおねいちゃんがとってくれました、いつもお世話様です。
   電車の時刻調べからなにから、ほんとお世話様です。佳音のツアーコンダクターびわこちゃんさまさまですわ。頼っておりますよってに今後もお願いいたしますです。
   OL時代は、暇さえあれば時刻表で遊んでいました。今は、ネットですぐ調べられて便利になりましたわ~

チェックインの手続きをしてると誰からともなく「アイスが食べたい!」の声が・・・フロントでコンビニの場所を聞くと歩いて5分ほどのところにあると言うことだったけど、車を出してくださるとの事。なんてサービスのいいホテル!で、お言葉に甘えてホテルの方に車でコンビにまでアイスを買いに連れて行っていただいた。その後は言わずと知れた飲み会に発展。
   こちらでもいたれりつくせり。私たちって恵まれてますねぇ。
   アイス食べてバタンキューしちゃいましたわ。すっごい眠たかってん(笑)。
   ほんとよく寝てはりました。。まっ、こどもですし・・ここではね(笑)
   ホンマに珍しくバタンキューでしたね。前の晩も遅かったし寝不足やったんでしょう。

翌朝はゆっくり目に起きて10時半過ぎにりんくうタウン駅にまたまたホテルの車で送っていただく。あらかじめホテルから駅までのタクシー代を調べておいたのだけど、それだとだいたい2500円くらいかかる。それをサービスで送っていただけてありがたかった。
ヨシノヤホテル関空、まだ新しくてきれいだし、サービスもいいしで、また機会があったら利用させてもらおうっと。

   浴衣の柄がウサギさんでした(笑)。
   いいホテルでしたね。ほんと機会あればまた。


中国音楽の夜その3<ライブスポットアロー>

2005年09月17日 | Weblog

9月17日(土)曇り時々雨のち晴れ

今日は武庫之荘にあるライブハウス、LSAでの演奏。
こちらで演奏させていただくのは、今回で3回目になる。
ここでの演奏は、社長さんはじめスタッフの皆さん、それともちろん聞きに来て下さるお客様も耳の肥えた方たちばかりなので、いつもけっこうなプレッシャーを感じる。

   そう、プレッシャー感じる・・・。
   むちゃくちゃプレッシャ~。なんといってもライブがメインのお店だし、お社長さまは音大出の笛吹さん。。。

17日と言うと十五夜の前日、bang-D1号姉さまによると「待宵月」というそうな。なんて雅な呼び方・・・
   三日月とか十六夜とかだけでなくそれぞれ情緒のある呼び方があるんですね。新月から14日目の夜、つまり十五夜前夜は「待ち宵の月」だとNHKのお天気のお姉さんが説明してはったので「これもらい~!」とばかりに自分のボキャブラリー辞書に登録しましたわ。

ということで、今回は「月」に関する曲と、今年没後10年になるテレサ・テンを偲んで、彼女に縁のある曲を集めてみた。それと、今回が初公開となった「異邦人」と1月に初めてこちらで演奏させていただいたときにお披露目した「枯葉」等等・・・
この2曲については今回特に強化練習をして臨んだ甲斐もあって、気持ちよ~く演奏できて、満足、満足。

   最初はなかなかしっくりこなかったのですが、いい感じに仕上がって良かった。
   「異邦人」って25年前の曲なんですよね。この曲は佳音の黒一点ならぬ紺一点(本人談・笑)の大阮小僧氏が前回春の演奏の休憩時間にこのメンバーでやりたいって熱い胸の内を語り(笑)構想ねってはりましたもんね。何故に今この曲?と思いながらも夏以降急ピッチでとりかかり、どーしよ(~_~;)状態でしたが、アレンジその他調整しながらの練習を重ねるうちに、レパートリーとして継続演奏していける曲にしたいと思うようになってきました。♯4つへの転調で半孔閉じ状態での運指、指と耳の修行になりましたわ。

第1部の演奏開始が19時50分。
用意していた曲が少々多すぎて、時間が押してしまったので、第2部に予定していた曲を休憩時間に調整する。そうしないと、その日のうちに帰れないお客様もおられるだろうし・・・

   +帰れないメンバーもいるし。
   は~い! 終電1本前で帰れました。おうちに着いたらすでに1時過ぎてました。
   ていうか、私のMC多すぎたのがそもそもの原因ともいえますね。
大事なこと伝えたいこと以外の無駄が多いこと反省。「やしきたかじんのコンサートみたいやで」と知人に言われたことがあります・・・・。次は学習した私を見てください(笑)>リピーターの方。

   私、歩いて帰れます~皆様いつもごめんなさい。お姉さまのMCはとても楽しくて、素晴らしい!毎回来てくれているおじさんも感心していましたよ~

第2部開始が21時10分。
途中で、こちらのライブハウスの社長さんを交えてのトークがあったりで、演奏終了が22時。毎回来て下さってるお客様方とおしゃべりなんぞを楽しんでいると、あっという間に時間が過ぎて23時前に・・・早く帰らないと終電に間に合わないメンバーもいて、早々に帰路につく。あ、もちろん恒例のご褒美の甘いお水は忘れずに。

   だって「1杯」はほんまにご褒美やもん(笑)。
   おいしい「1杯」でした。
   ほんとにあっという間でしたね。今回は衣装の着替えや顔の着替え(?)も手っ取り早くしたつもりでしたが、おしゃべりも楽しいかったしね。
   前回のように、どこぞでお泊りならゆっくりできたんですけどねえ。

今回もまたお世話になりました、ライブハウスの社長様、スタッフの皆様、それともちろん聞きに来てくださったお客様方、本当にありがとうございました。
   ライブハウス出る頃にはきれいなお月様が・・・本当にありがとうございました。
   まさに「待ち宵の月」明日の中秋の名月観賞を心待ちにそれぞれ家路につきました。・・・徒歩で帰れる距離のねこきち嬢宅にお泊りの私とねこきち嬢はそのあと美味しいお米ジュースのお店にてご褒美をいただいたのでした。
   時間が許せば、みんなで行きたいお店です~。ハイ!
   次回は年が明けて来年1月14日、また演奏をさせていただく機会をいただけてほんとに感謝しております。みなさま、ありがとうございました。

オレンジ色のコメントはねこきち姉さんでした、謝謝!
来年の予定も早々に決まり、うかうかしてられない「佳音」であります。みなさま、応援よろしくお願いいたしますね、うふっ♪