気ままなノート

ふと思ったこと、昔の思い出、旅行記など

ナイアガラと米国東海岸の旅七日目、八日目(1998年8月28日、29日)

2005-10-31 21:00:36 | 米国滞在中の旅行記
旅行もいよいよ七日目。明日はロスへ帰る移動日だから、観光は今日が最終日と言うことになる。今日のメインはホワイトハウス見学。まずはチケットの入手だ。聞くところによると、朝早く行かないと早々にその日の所定の整理券枚数がなくなってしまうらしいので、整理券の配布は7時半からなんだけど、朝7時にホワイトハウスのビジターセンターへ行って開くのを待った。

それでも既に多くの人が来ていて、みんな開場を待っている。一日の定員が5000名以上だから大丈夫だとは思うけど…。7時半になってビジターセンターが開き、整理券の申し込み。無事10時半頃の見学ツアーをゲットすることができた。

ホテルの近くで朝食を食べて、いよいよホワイトハウスの見学へ。ツアーの開始時間ごとに並ばされて、時間が来たら順番に中へ入っていく。一度にたくさんの人が入ると溢れちゃうので、適当な間隔を取って入れている様だ。少し待ったけどようやく我々の番になり、ホワイトハウスの中へ。クリントン大統領はいないんだろうけど、やっぱり何となく感動。グリーン、ブルー、レッドという具合に色の名前のついた部屋を見て周る。やっぱり大統領の官邸だけあって立派だね。

邸内の見学はほんの10~15分位のもの。あっという間に出口に出た感じ。まあ、一日に何千人もの観光客が見学に来るんだから仕方ないね。それでも当時はまだ同時テロ事件の前だったから、見学にしてもゆとりがあったんだろうけど。今は、警備も相当物々しいんじゃないかな。

ホワイトハウス見学を終えて、これからはスミソニアン博物館を周って過ごす事にした。と言ってもまだ子供達は小さいし、博物館もとてもたくさんあるから、的を絞って、国立航空宇宙博物館と国立自然史博物館の二箇所へ行くことにした。
建物と建物の間の距離が結構あるので、移動するのも大変。昨日はよく歩いたものだと今更ながら感心。

まずは国立自然史博物館へ。巨大なアフリカ象をはじめとして、太古の昔からの化石やら模型やらいろいろな展示がある。中でもやっぱり人気があるのは恐竜のコーナー。我が家の子供達も恐竜の展示には興味を示していた。でも、他の展示にはあまり興味ないみたい。

自然史博物館をざっと見て、国立航空宇宙博物館へ。行ってみるとものすごい人。この博物館が一番人気らしい。中に入っても人だらけでゆっくり見ると言った感じではない。ホールにはライト兄弟の飛行機をはじめとした飛行機が天井から下げられていたりして、とても楽しい雰囲気なんだけど、さすがに人が多くてちょっと興ざめ。人気の場所は仕方ない。
「月の石」の展示も人気が高く、とりあえず並んで月の石に触ってみたけど、子供達もそれほど感動ではなかったみたい。
二階の展示も見てみたけど、段々子供達が疲れてきたみたいで、結局じっくり見るのはやめにして博物館を出た。特別興味があるわけじゃないから飽きるんだろうな。男の子ならきっと飛行機や宇宙船なんかには興奮するんだろうけど…。

結局、博物館めぐりは終わりにして、夕方からは国会議事堂やワシントンモニュメントをバックに写真を取ったり、Tシャツ屋や土産物屋を回ったりして過ごした。夕食はまたホテル近くのフードコート。

今回の旅では、スミソニアン博物館の見学に時間がかかるので、ワシントンを2泊にしたけど、ボストンを2泊にした方がよかった感じ。でも、それだとホワイトハウス見学ができないからやっぱりワシントン2泊で正解かな。

そして翌日、旅行八日目。ロスへ帰る日だ、飛行機の出発が8時半なので、早く起きて7時にはホテルを出発。来た時はワシントン・ダレス空港と言う少し離れた空港だったけど、今日はナショナル空港と言う近くの空港。航空会社はデルタ。ここから一度ニューヨークのラガーディア空港へ行って、ニューヨークからロサンゼルスへ帰る。

定刻にワシントンを離陸。上空に上がると、ワシントンの町がよく見える。国会議事堂、リンカーン記念館、ジェファーソン記念館など、はっきりと見えて気分がよかった。
やがて飛行機は無事ニューヨークのラガーディア空港へ到着。ここからが大変。ラガーディア空港とJFK空港は離れているので、タクシーで移動。ワシントンからロサンゼルスへ行くのに、普通はこんな変な乗り継ぎしないよなあ…。でもいろいろと検索してこれが一番安かったんだよなあ。タクシー代入れてもこれが一番安上がりだったので選んだけど、さすがに面倒くさい。ケチらなきゃよかったかな。

無事JFK空港に移動して、今度はアメリカン航空でロサンゼルスへ。フライトそのものは5時間くらいかかるけど、時差が3時間あるので、正午の出発にもかかわらず、ロスには午後2時過ぎに到着。今日は一日が2時差の分だけ3時間多く、27時間あるみたいなもんだ。

ロサンゼルス空港に到着して、いつものように車を預けたパーキング場に電話して、シャトルに来てもらいパーキングへ。一週間以上10日までは一律料金のシステムなのでちょっぴりお得。クレジットカードで支払ってマイカーに乗り込み自宅へ。いや~疲れた。

かくして、長かった我が家の東海岸への旅も終わり。まさに夏休みの大旅行!って感じだった。でも、このわずか一週間後のレイバーデイのホリデーに、カナダのバンクーバーとビクトリアへの旅が入っているのだった…。その模様は次回。




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ハロウィーンの思い出

2005-10-30 23:38:00 | 米国滞在中の旅行記
明日10月31日はハロウィーン。旅行記ってわけじゃないけど、日帰りでハロウィーンのパンプキン・パッチに行った時の楽しかった記憶を書き留めておこう。

JBAというロサンゼルス近郊の日系企業が多く加入している団体があって、そのJBAが毎年、運動会とかゴルフ大会とかバザーとか、更には米軍の航空ショー見物とか、季節ごとに色々な行事を開催してくれるんだけど、1998年のハロウィーンを前にした10月25日の日曜日にパンプキン・パッチを企画してくれたので、友人の家族達も誘って、イベントに参加した。

パンプキン・パッチのファームまでは各自、車で行って現地集合。確かベンチュラの方だったように思う…。ファームに着くと、地面にところ狭しと並べられたカボチャの大群にビックリ!こんなの見たことがない!すごいデカイカボチャもあって、見るだけでも結構楽しめる。

自分のお気に入りのカボチャを探し始めると、子供達もあれでもないこれでもないと大はしゃぎで、あちこち行きつ戻りつしながら物色している。これだけあると目移りして選ぶのも大変。でも、何とか娘たちにひとつずつ、2個のカボチャを選んで購入した。値段はとても安い。

その後は場所を変えて近くの公園に行き、みんなで思い思いにカボチャを削り始める。中にろうそくを入れて使うカボチャのランタンを作るのだ。しかも、これがコンクールみたいになっていて、優秀な作品とか面白い作品には賞をくれるというのだから各家族とも力が入る。

見本のデザイン画が何枚か配られたので、一つはその中から、魔女がほうきに乗って飛んでいるところを描いた図柄を選んで、ナイフで切り始めた。もう一つは長女がカボチャハウスをデザインしたので、そちらも手伝いながら削って行く。

カボチャは切りやすく、デザインをなぞって切っていくのは結構楽しい。何とか時間までに完成することができた。まあまあの出来栄えかな。長女のカボチャハウスは少し手が込んでいたので、時間がかかったけど。

そして各自、作った作品を持ち寄って並べ、審査へ。みんな甲乙付けがたい感じ。幸運にも長女の作品、カボチャハウスが「たのしいで賞」という賞をもらうことができた。思いがけない出来事に長女もとても喜んでいたみたい。

ほとんどの子供達は途中で服装もハロウィーンの仮装衣装に着替えていたので、作ったカボチャを手にしての写真もさまになる。みんなで記念写真も撮ったし、大人も子供も大満足のとても楽しい一日だった。


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ナイアガラと米国東海岸の旅六日目(1998年8月27日)

2005-10-30 10:25:34 | 米国滞在中の旅行記
昨日は夜10時近くまでボストン美術館にいて、一日フルに活動したので、今朝は少しゆっくりめに起きて、9時半過ぎにホテルを出発した。本当はボストンでもう一泊欲しかったな…。やっぱり一泊では観光するにも限界があるよ。

ワシントンへ向かう飛行機は11:15発。レンタカーしてないから、空港まではタクシーで、着いたら直にチェックインカウンターへ。今回はアメリカンではなく、USエアウェイズという東海岸を拠点とした航空会社。今度は30人乗りの小型機じゃないからまずは一安心。一時間半ほどで無事にワシントン・ダレス空港へ到着。今夜から2泊するホテルは、ルネッサンス・メイフラワーホテル。ルネッサンスホテルチェーンで、結構由緒あるホテルとのことだ。

空港からタクシーでホテルへ。でもこの時、まだ気づいていなかったけど、大きな間違いをおかしていた。間もなくルネッサンスホテルへ到着。タクシーからスーツケースを降ろして、ホテルの入り口へ。ドアボーイが居たんだけど、ドアを開けてくれない。仕方なくドアを自分で開けて中へ。フロントへ行ってチェックインしたけど、何か雰囲気が違う気がした。ロビーを見ると、そこにいる人たちは結構きちんとした服装。俺はと言うと…。何とタンクトップと短パン。カリフォルニアでは正装みたいなもんだけど、ここは東海岸、しかも首都ワシントンだ。ドアを開けてもらえなかった理由がわかった気がした。

恥ずかしい思いと後悔の入り混じった気持ちで部屋へ。そこそこいい部屋だ。格安の99ドルっていうレートを見つけて予約したんだけど、本当にお得って感じだ。何とか気を取り直して、首都ワシントンの観光に出かけることにした。ホワイトハウスは入場整理券がないと入れないので、明日の朝早くホワイトハウスの前に並んでチケットをゲットするつもりだ。今日は有名な建物の国会議事堂へ行ってみる。

まずはホテルからユニオン駅まで歩く。ユニオン駅からは国会議事堂までそう遠くない。いざ国会議事堂へ着いてみると、なにやら人の列ができている。中に入るのに順番を待っているらしい。10分おきぐらいに無料の案内ツアーがあってそれに参加して中を見るのだ。われわれも早速その列に並び、順番を待つ。やっぱり見逃せないスポットなのだろう、結構な人。観光シーズンのピーク時は相当すごいんだろうなあ。

やがてようやく順番になって国会議事堂の中へ。中へ入ると、まず案内されたのが円形大広間。壁にはアメリカの歴史を描いた絵画が飾られており、ポカホンタスの絵も。円形大広間に続いては、彫像ホール。アメリカ史上重要な人物の像が飾られている。そして、国会議事堂なので、会議場。民主制国家の伝統が感じられる建物だった。

国会議事堂からは、ワシントン記念塔に向かって、スミソニアン博物館群が立ち並ぶグリーンベルトといった感じのきれいな道(公園といった方がいいかな)をひたすら歩く。まだ8月なので、結構暑く、喉がカラカラ。ホテルから飲まず食わずでずっと歩いてきたので、子供たちも喉が渇いてるし、疲れているので機嫌がよくない。道端に飲み物を売っている出店くらいあるだろうと思って油断したのが失敗のもと。どこにも飲み物売ってない…。ホテルを出る時にペットボトル買って持ち歩けばよかった。結局、ワシントン記念塔まで来てようやく飲み物にありつくことができ、やっと子供達も落ち着いた。

ワシントン記念塔は高さ150メートル付近に展望台があり、そこからワシントン市内見渡せる。我々も展望台に上がって四方に開けられた窓から外の景色を見たけど、窓が小さいので、一望という感じではなかった。

ワシントン記念塔観光を終えて、そこから続くプール脇を通ってリンカーン記念館へ。また長い距離を歩くので、子供達は疲れた~と言って少々不満顔。ようやくリンカーン記念館に着いて中へ入り、リンカーンの大きな像を見る。子供達は「リンカーンがいるのかと思ったのに銅像じゃん」だって。リンカーンが生きてこの中にいたら怖いよ。ホテルを出てからかなりの距離を歩き通したので、疲れてホテルへ戻る。夕食はホテル近くのフードコートで。安上がりな割にはまあまあ美味しい食事。

明日はワシントン観光のメインイベント、ホワイトハウス見学を予定している。ただ、整理券もらわなきゃいけないんだけど大丈夫かな。ピーク時はすぐに一日の館内ツアーのチケット配布が終了してしまうらしい。無事チケット手に入りますように。それでは、その7日目の旅の様子はまた次回。



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ナイアガラと米国東海岸の旅五日目(1998年8月26日)

2005-10-29 14:06:14 | 米国滞在中の旅行記
東海岸の旅も五日目。今日はボストン観光の日だ。ボストンへ行く飛行機は朝9時15分発。ジョン・F・ケネディ空港まで時間がかかるから、朝7時半にはホテルを出なければ行けない。朝ごはんはデリで買っておいたものを片付けて終わり。チェックアウトしてタクシーで空港へ。

航空会社はバッファローからニューヨークへ来た時と同じアメリカン・イーグル。アメリカン航空の子会社だろう。飛行機のサイズもまたまた小型で30人乗り。また揺れるのいやだな~、でも仕方ないし、1時間ちょっとの辛抱だから…と覚悟を決めてカウンターでチェックイン。無事に座席番号の入ったボーディングパスをもらって出発ゲートへ向かった。

出発ゲートでは前の便が同じゲートで出るらしく、違う行き先の表示がまだ出ていた。ちょっと売店をみたりしながら、しばらくゲート付近で待っていたけど、いっこうに搭乗のアナウンスがない。もう出発時刻が迫ってるんだけどなあ…。さすがに心配になって、カウンターで聞いてみたら、何と!「既に乗客は飛行機に乗り込んでいる」だって。それじゃあ急がなきゃ!と思ったところへ、「満席で乗れません」ときた。何だって!満員で乗れないだと!そりゃあどういうことだ!

手元にある搭乗券を見せ、「ちゃんと座席がアサインされてるじゃないか。この席に座れるだろう。」と言ったら、その席には既に別の客が座ってるだって。次の便を手配するからそれに乗ってくれときた。次の便は何時かと聞いたら、10時半だって。ボストンは一泊だけで、観光できるのは今日だけなのに…。カウンターでもめている内に、乗る予定だった飛行機はボストンへ向けて飛び立って行ってしまった。こうなると次の便に乗るしか仕方ない。ついてないな、とあきらめかけたけど、妻はおさまらない。我々はボストンに今日しかいられず、到着が遅くなると大変困ると主張し続け、カウンターの女性とバトルを繰り広げ、結局、お詫びとして一人あたり150ドルのクーポンを提供させることに成功した。おそるべき交渉力。交渉は英語力の問題じゃないってことがよ~くわかった出来事だった。

結局次の便に乗ってボストンへ。やっぱり飛行機はかなり大きく揺れ、またまた手に汗握るスリリングなフライト。絶叫系ライドの緩めのやつって感じ。ただ時間が長いからやっぱり恐怖だった。

どうにか無事にボストンに到着。そう言えば荷物はどうなったんだろうと思ったら、ちゃんと到着してた。タクシーでとりあえずホテルへ。チェックイン時間の前だけど、部屋が空いていればチェックインさせてくれるはずだ。ホテルはPark Plazaという街の中心にあるホテル。いかにもボストンって感じでいいホテルだ。結局、時間前でも無事チェックインできたので、部屋に荷物を置いて、早速市内観光へ。時間が惜しい。

知人から、ボストンにはダックバスツアーという、地上をバスで市内観光をした後、バスがボートに変身してチャールズ川をクルーズすると言う面白いツアーがあると聞いていたので、早速そのチケット売り場へ行ってみた。ちょっと迷ったけど何とか売り場を見つけ、チケットを購入。でも、やはり人気があるらしく、夕方のツアーまで売り切れで、仕方なく夕方のチケットを買った。バスの出発まで4時間近くあるので、その間に精力的に観光して周ることにした。

ホテルの近くのボストン・コモンという公園に戻って、フリーダムトレイルという道を案内標識(赤い線)に従って歩く。途中、州会議事堂、グラナリー墓地などの史跡を見学、クインシーマーケットまで行ってお店を少し見て、戻ってきた。

次に地下鉄でかの有名なハーバード大学へ。多くの落ち着いた建物が並ぶ、とてもきれいな学術都市だ。ここの学生達はさぞかし優秀なんだろうなあ…。キャンパス内を歩いて、大学生協でTシャツを購入。キャンパス内の芝生にはリスの姿が。木に登ったり芝生を走ったりしていて可愛い。

ダックツアーの時間が近づいてきたので、地下鉄に乗ってプルデンシャルセンターへ。ダックツアーの乗り場のあるところだ。地下鉄の駅を降り間違えたみたいで、一駅分くらい歩いた。時間が迫ってたのでちょっと焦ったけど、なんとか間に合うことができた。

バスの形がボートみたいだけど、はじめは普通に地上での市内観光。トリニティ教会やキングス・チャペル、旧州会議事堂などをぐるっと周る。そしていよいよバスは水の中へ。川に入る瞬間、乗客から歓声が上がる、今まで地上を走ってたのに、そのまま川へ入っていくなんて凄い!何かすごく嬉しい気分。その内、バス(ボート?)の運転手さんが、誰か運転したい人はいませんか?と聞いてきて、うちの子供たちにどうだい?と話しかけてきた。元来うちの娘達は引っ込み事案なので、躊躇していると、今度は妻に運転する?と…。結局、折角の機会だし、多分二度と経験できないだろうからと妻が運転を始めた。川の上なので障害物はないから安全。でも、実際に運転してみると思わぬ方向に曲がっていきそうになり、案外難しいだって。
かくして、運転まで経験して楽しいダックツアーを終了。さあ、今度はボストン美術館へ行く番だ。

ボストン美術館は通常は夕方で閉館なんだけど、水曜日だけは夜9時45分まで開いている。今日は運良く水曜日。地下鉄に乗ってボストン美術館へ急いだ。でも、到着したのはもう8時過ぎ。広い美術館だから短時間ではきつい。ポイントを絞って、印象派の絵画や日本の浮世絵などを見て周った。浮世絵なんて日本でも本物を見たことなくて、初めて見たけどすばらしいね。でも、やっぱり十分見る時間なくて、あっという間に閉館時間になってしまい、残念だったけどホテルへ帰ることに。でも、今日が水曜で本当によかった。ボストン美術館へ寄らずに帰ったらほんともったいない。

今日は朝から空港で一騒動あったけど、とても充実した一日だった。明日はワシントンへ向かう。今朝と違って少しゆっくり目のフライトだから、朝少し時間があるかな。その六日目の模様はまた次回。
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ナイアガラと米国東海岸の旅四日目(1998年8月25日)

2005-10-27 22:19:50 | 米国滞在中の旅行記
旅行四日目。今日はニューヨーク市内観光のJTBのツアーバスに乗る。朝ごはんはホテルで簡単に済ませ、ツアーバスが出るヒルトンホテルへと向かった。ヒルトンホテルではもうツアーに参加する日本人の人たちがたくさん集まっていた。

バスに乗り込んでいざ市内観光へ出発!自由の女神、楽しみだな~。バスはタイムズスクエア、5番街、グリニッジビレッジと進んでワールドトレードセンターへ。2001年の同時多発テロで倒壊してしまった、今はなき世界貿易センタービルだ。ここでは、屋上の展望台からニューヨークの街を一望できる。展望台に上がるエレベーターのチケット売り場は既に長蛇の列になっていたけど、我々のツアー一行は列の脇を抜けてさっさと入場できた。ツアーの特権だね。

ワールドトレードセンターの展望台からの眺めは抜群。ちょっとガスってる感じだけど、それでも圧巻。ブルックリン橋やマンハッタン橋など、それに昨夜行ったエンパイアステートビルもよ~く見える。目立つのは、エンパイアステートビルもさることながら、やっぱりキラキラと輝くクライスラービルかな。

摩天楼の上からの景色を十分楽しんで、再びバスに乗り今度はバッテリーパークへ。ここから、スタテン島へのフェリーに乗って往復し、船の上から「自由の女神」を見学するのだ。本当はリバティ島へ渡って自由の女神をじっくり見たいところだけど、まあ船上鑑賞で我慢するか…。

フェリーがバッテリーパークを離れスタテン島へ向かうと、後ろにワールドトレードセンターがばっちり見え素晴らしい景色。絵になるね~。そしてやがて自由の女神が近づいてきて、乗客はほとんど自由の女神が見える側のデッキへ移動。傾いてんじゃないかな。さすがにすぐそばまでは行かないので、若干遠くからの鑑賞。自由の女神をバックに子供達の写真撮ったけど、後で現像してみたら、やっぱり自由の女神は小さく写ってた。
フェリーがスタテン島へ着くと、ツアー一行は添乗員さんに従って急ぎ足で帰りのフェリーへ。本当のとんぼ返りってやつ。でも、このフェリー無料らしいよ。すごいな~!

帰りも自由の女神をもう一度見ることができ、一応満足してバッテリーパークへ戻った。再びバスに乗り込み、市内観光の続き。国連ビルへ。世界中の国旗が掲げられていてちょっと感激。地球をかたどったオブジェがあり、記念写真をパチリ。

それから、昼食。チャイナタウンの中華料理屋へ。何食べたかよく覚えてないけど、味はいまひとつだったかな。

昼食の後は、午前中だけの半日ツアーの人達が抜けて、一日ツアーの人達だけで市内観光を続行。セントラルパークを通過してハーレムへ。コロンビア大学の近くを通って、アポロシアター等を見学。セント・ジョン・デバイン大聖堂というところではちょっとだけどバスを降りて見学。でも、子供たちは疲れたのかバスから降りなかった。

かくして無事一日ツアーを終え、バスは再びヒルトンホテルへ戻ってきた。ヒルトンホテルで解散となったので、我々家族はウインドーショッピングがてら宿泊先のルネッサンスホテルへと戻った。

夜はブロードウエーミュージカル「美女と野獣」へ。ミュージカル鑑賞は正装して行かなきゃいけないと思い込んでいたので、俺はブレザーにタイ、妻や子供たちはドレス風のワンピースで決め込んで劇場へ。劇場はタイムズスクエアのすぐ近くで、ホテルから歩いて1、2分の近さ。行ってみると、確かにキチンとした服装の人が多いけど、中にはジーンズの人も。別に入場拒否されたりしてないし。

子供達はそれほどミュージカルに興味はないだろうと思い、ケチって安い3階席のチケットを買ったので、上から見下ろす感じ。ところが、ミュージカルが始まると、子供達はとても熱心に鑑賞している。「美女と野獣」でストーリーを良く知ってるし、ストーリーそのものが子供受けするものだから、気に入るのも当然と言えば当然だけど。でも、こんなにちゃんと見るなら奮発して良い席買っとけば良かったな~とちょっぴり後悔。

インターバルの休憩を入れて確か3時間くらいの公演だったと思うけど、全然退屈しないで、時間の過ぎるのが速かった。見終わって外へ出ると、夜遅くだというのに、相変わらず人でごった返している。さすがニューヨーク、マンハッタン、そしてタイムズスクエア。

ニューヨークの観光は今日が最後。明日は朝早くボストンへ移動する。今回の旅では、ナイアガラ、ニューヨーク、ワシントンは2泊ずつだけど、ボストンは1泊のみ。明日は精力的に観光して回らなければいけない。でも、朝からアクシデントが待ち受けていようとは…。その五日目の模様はまた次回。

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ナイアガラと米国東海岸の旅三日目(1998年8月24日)

2005-10-26 22:20:37 | 米国滞在中の旅行記
旅も三日目。今日はナイアガラをあとにしてニューヨークへ移動する。朝、ホテルで朝食を済ませてバッファロー空港へ。今度はレインボーブリッジをカナダ側からアメリカ側へと渡り、アメリカに再び入国。しばらくして無事バッファロー空港に到着し、レンタカーを返却。空港カウンターでチェックイン、とここまでは順調。いよいよ飛行機へ。

ゲートから通路を通って飛行機に乗り込むのかと思いきや、バスに乗せられて空港内を走り、小さな飛行機のところでバスを降ろされた。本当に小さ~い飛行機で唖然。30人乗りだからこんなもんか…、でもこんな小さな飛行機に乗るのは生まれて初めて。

とにかく機内へと乗り込んで、席に着く。真ん中に通路があって、両側に座席。片側は2列、もう片側は1列。スチュワーデスさんは一人だけ。一人で何もかもやっている。重さのバランスを取るらしく、体重の重そうな人の座席を移動させている。何だかちょっと心配。

とにかく、出発時刻になって、無事飛行機はテイクオフ。だけどこれがとてもスリリング。飛び立つ時もエンジン音が響いて、上昇中も揺れること!上空に着いて安定飛行に入ってからも結構揺れるので、子供たちも手を握ったままで超緊張してる。まあ、1時間半ほどの飛行だから我慢するか…と頑張ってたけど、着陸態勢に入った時はさすがに怖かった。高度を下げるんだけど、エンジン音が弱くなってスーッと下がって、そのままエンジンを止めてグライダーのように飛びながら高度を下げていく感じ。エンジンの音が止まるのがわかるので、生きた心地がしない。子供たちは蒼白状態、さすがに大人の俺も相当ヒヤッとした。

でも、肝を冷やしただけで、何もアクシデントはなく、無事にニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に到着。あ~怖かった!
子供たちはもう小さい飛行機は懲り懲りだと言う。だけど、ボストンへ行く飛行機も同じなんだけどなあ…。

空港からはタクシーでマンハッタンへと向かう。空港から市内までは結構な距離。タクシーで50ドル以上かかった。

ホテルはタイムズスクエアのすぐ近くのルネッサンスホテル。ナイアガラで泊まったホテルと同じチェーンのホテルだ。入り口は何かホテルっぽくない。フロントへ行ってもやはりホテルって感じじゃなかったけど、部屋の鍵はちゃんとくれた。ホテルの部屋はまあまあかな。マンハッタンのホテルだからそんな広い部屋は望めない。ロケーションは抜群だからまあいいか。レートも一泊179ドルでニューヨークにしては安いほうだし。

ホテルにチェックインしたのがまだ3時過ぎだったので、近代美術館へ行ってみることにした。ラジオシティの前やロックフェラーセンターを通ってMOMAこと近代美術館へ。名のとおり現代アートの宝庫で、モネやピカソの作品が展示されている。特に美術に造詣が深いわけじゃないので、主に有名な作品を見て回る。子供は関心ないかな…。

近代美術館を出て、あとはお店めぐり。さすがに観光客の多く集まる街だけあって、タイムズスクエア周辺には土産物屋がいっぱい。定番の自由の女神のミニチュア像をはじめ、さまざまなグッズが。子供たちは友達用にキーホルダーやマグネットなんかを物色。

晩御飯は近くのレストランで食べようと思ってたけど、ホテルのすぐ近くにデリがあったので、量り売りの食べ物をたくさん買い込んで、ホテルの部屋へ戻ってゆっくり食べた。デリって便利だね。案外高くついてるのかも知れないけど。

食事の後はまたタイムズスクエア周辺の散策。人通りが多い。ブロードウエーミュージカルの劇場や看板があちこちに見える。俺達も明日の夜は「美女と野獣」を鑑賞する予定。チケットは予めチケットマスターで予約して購入しておいた。楽しみ。少しタイムズスクエア周辺を観光した後、エンパイアステートビルへ。ニューヨークの夜景を見るため。行ってみると、多くの観光客であふれている。チケット売り場も長い列。さすが人気のスポットだ。それでも、少し待ってエンパイアステートビルの86階の展望台へ到着。さすがにニューヨークの夜景はきれいだ。それだけ明かりが多いってことか。ニューヨークの夜景を十分堪能して、ホテルに戻った。

明日の日中はJTBのバスツアーに参加する、その四日目の模様はまた次回。
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ナイアガラと米国東海岸の旅二日目(1998年8月23日)その2

2005-10-25 21:54:32 | 米国滞在中の旅行記
ナイアガラでの二日目の昼。スカイロンタワーでの一件に憤慨したけど、食事をしてお腹が満たされたところで随分落ち着きを取り戻すことができた。気分を切り替えて「霧の乙女号」を楽しもう!

ってな訳で、「霧の乙女号」の乗り場にやってきた。滝の流れ落ちるすぐ近くまで船で行けるというもので、冬は運行していない季節限定の超人気アトラクションだ。本当に滝の近くまで行くので、水しぶきがすごいらしく、レインコートを着て乗船する。青い透明なビニールの簡易レインコート。レインコートを着ると否が応でも気分は高まる。さあ行くぞー!って感じ。同乗する観光客たちも興奮気味。ワイワイ、ガヤガヤ。そしていよいよ船は滝へ向かって出発。みんなデッキで滝を眺めながら相変わらず楽しそうにおしゃべりしてる。そうしている内に段々と滝が目の前に迫ってきて…。ヒッイエ~!すごい水しぶき!いや、「しぶき」なんて生やさしいものじゃないよ、これは。嵐の中に突入したみたい!でも、レインコートを着ていてもカバーしきれない部分は濡れる、濡れる。でも、濡れてもみんな楽しそう。ゲラゲラ笑いながら水しぶきを浴びている。これがこのツアーの醍醐味なんだなあ…。

しばし滝の豪雨を堪能して、再び乗船した場所へ戻った。あ~あ、楽しかった。さあ、次は、風の洞窟ツアーへGo!午前中のスカイロンタワーでの不愉快な出来事もすっかりどこかへ吹っ飛んで、この頃には気分爽快、イケイケ気分。風の洞窟ツアーは、アメリカ滝の支流であるブライダルベール滝の真下のトンネルを歩いて、ところどころに開いている窓から流れ落ちる滝を見るという単純なアトラクションなんだけど、これも「霧の乙女号」に続いて人気があるらしい。もっとも、ナイアガラの「滝」なんだから、メインは滝を見ることなのは当たり前で、それ以外のアトラクションは付け足しだよな。「霧の乙女号」と「風の洞窟ツアー」が人気があると言うよりは、それを外したら何しに来たかわからないってことか…。

霧の乙女号は青いレインコートだったけど、今度は黄色レインコート。トンネルを行くと、所々に窓というか、穴があって、ものすごい轟音を立てて流れ落ちる滝の水がよく見える。滝を見るというより音に圧倒される感じ。
通路は吹き込む滝の水しぶきでビシャビシャに濡れてる。最後は滝のすぐ下のところへ出ることができ、ものすごい水しぶき。髪の毛とか再びびしょ濡れ。まあ、「霧の乙女号」には及ばないものの、それなりに楽しめるアトラクションだ。

滝のメインアトラクション二つを家族で楽しんで、後はみやげ物屋めぐり。スパニッシュ・エアロカーというアトラクションも行こうかと考えてたんだけど、時間もあまりなくなっちゃたし、十分滝を堪能したので、もういいかな、と止めにした。

繁華街にあるレストランで夕食を食べ、再び夜のナイアガラの滝を見物しに滝の近くへ。色々な色にライトアップされた滝がきれいだ。でもやっぱ、昼間の豪快な滝の方が見栄えするね。夜はライトアップされた部分だけが見え、全体は見えないから。

明日は朝ナイアガラを発ってニューヨークへ向かう。バッファロー空港からは昼の12時ちょうどのフライト。その三日目の模様はまた次回。
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ナイアガラと米国東海岸の旅二日目(1998年8月23日)その1

2005-10-24 23:36:55 | 米国滞在中の旅行記
昨日は、飛行機に乗り遅れそうになって焦ったり、レストランに持ち帰り用の料理を忘れたりとアクシデントもあったけど、何とか無事ナイアガラの一日目を終了した。到着して見たナイアガラはド迫力で、轟音を立てて落ちるものすごい量の水は圧巻。今日の二日目はいよいよ「霧の乙女号」に乗って滝つぼのすぐ近くまで行ってみるツアーに参加する。

朝ゆっくり目に起きたので、朝昼兼用の食事を兼ねてスカイロンタワーへ行ってみることにした。スカイロンタワーはナイアガラで一番の高さを誇り、最高の眺望を得られるところ。タワーの上部には、展望台と回転レストランがあり、その回転レストランですばらしい滝の眺望を楽しみながらご飯を食べるっていう贅沢なものだ。

タワーに着いて早速上に上がりレストランへ。ウエイターに窓際の席に案内してもらい(と言ってもみんな窓際か!?)、飲み物と料理をオーダー。間もなく飲み物が運ばれてきて、飲み物を飲みながら家族でおしゃべりしたり、ビデオや写真を撮ったりして楽しんでた。この後起こる事件がなければ楽しいスカイロンタワーだったんだけど、実際はひどい出来事が。

回転レストランなので、ゆっくり360度回転し、全方向の景色が見られるんだけど、飲み物を飲みながら料理を待っている内に一回転して元の位置に戻ってきた。時計を見るともう1時間も経っている。はしゃいでいた子供達も「お腹空いた~」と言い始め、「ずいぶん待たせるなあ、こんなに時間かかるなんてサービス悪いよ。まあ混んでるなら仕方ないか。」などと思いながら、周りを見回してみると、他のテーブルの人たちはみんな料理が運ばれてきていて、同じ頃にレストランに入った別の家族はもう食べ終わろうとするところ。しかも、何と我々のずっと後から来た人たちにも既に料理が来てるじゃないか!これは絶対忘れられてる!と思い、ウエイターを呼んで確認。「間もなくできます」とか何とか言ってたけど、あわててる様子からも忘れてたことは明らか。まあ、景色も楽しめたし、すぐ持ってきてくれればいいや…と思ってたのに、この後さらに追い討ちをかける出来事が!さすがに普段ほとんど怒ったことのない俺だが、堪忍袋の緒が切れた。

少ししてようやく子供が頼んだフライドチキンが運ばれてきて子供はニッコリ。ああ、よかった、と思ったのもつかの間。再びウエイターがやって来て、「別の客のを間違えて運んでしまったから、持って行く」だって。俺たちだってずーっと先に同じものをオーダーしてたんだゾ!1時間も待たせておいて、後から来たほかの客を優先するとはどういうことだ!しかも、子供の目の前に一度置いておいて取り上げるなんてなんてことしやがる!俺は完全に切れて、「もう結構。料理はいらないから帰る。二度とこんなひどいレストランに来るものか!」と吐き捨てて席を立った。周りの席のお客さん達は少し驚いている様子だったけど構いやしない。ウエイターと店のマネージャーらしき人が引きとめようとしたけど、冗談じゃないぜ!馬鹿にすんな!と店を出てきた。(実際には興奮してたので英語で何と言ったかちゃんと覚えていない)

子供達も大人になってまたナイアガラに来てもスカイロンタワーには行かないだって。でも、お腹は空いたままなので、結局ホテルに戻ってレストランで食事。なんてことだ!でも、後からよく考えてみれば、結局タダで飲み物飲みながらゆっくり滝の眺めを鑑賞できたわけだからお得だったのかな?

この後、本日のハイライトである「霧の乙女号」に乗船したんだけど、スカイロンタワーの騒動で熱くなって書き過ぎて長くなったので、次回へ続くということで。



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ナイアガラと米国東海岸の旅一日目(1998年8月22日)

2005-10-20 20:16:30 | 米国滞在中の旅行記
今年の夏は東海岸へ1週間の旅行をするつもりだったので、お盆休みは取らず、少しずらして8月の下旬に休みを取ることにした。日本から遊びに来ていた妻の両親と叔母一家も先月日本へ戻って早一ヶ月、旅行癖が疼き始めたところ。

旅行サイトのTravelocityで念入りにチェックして、安いチケットを探す。行くところは、ナイアガラ、ニューヨーク、ボストン、そしてワシントン。こまめにチェックしたんだけどなかなか安いのがなくて、結局、ロサンゼルス→シカゴ→バッファロー(ナイアガラ)→ニューヨーク→ボストン→ワシントン→ニューヨーク→ロサンゼルスというワシントンから直接でなくニューヨーク経由で戻ってくるフライトを購入した。でも、これだけ周遊して確か大人600ドルちょっとだったから安いほうかな。それと、バッファロー→ニューヨーク→ボストンの間は30人乗りくらいの小型飛行機。これが大きな問題となるんだけど、その話は後で。

さて旅行の出発の当日。飛行機がロサンゼルス発6:34と朝早いので、4時前に起きて、子供達も起こし、4時半に家を出る。まだ暗い。5時半に空港に到着。飛行機はアメリカン・エアライン。チェックインカウンターへ行ってみると、早朝だというのに大勢の人。なんとチェックインするのに長蛇の列が出来ているではないか!でも、並ぶしかないので、仕方なく列の後ろについて順番を待つ。列は遅々として進まない。時間はどんどん過ぎていく…。やっと俺たち家族の順番になって荷物を預け、ボーディングパスをもらう。係りの人から、「急いで!走ったほうがいいわよ!」と言われ、子供達を連れて、搭乗ゲートまで一生懸命走った。何とか滑り込みセーフ。長い旅のまだ始めだというのに何ということだろう。焦ったし、疲れた。

とにかく飛行機に乗り込んでしまえばこっちのものだ。朝早く起きて家を出てきたので睡魔が襲い、眠りこけてしまった。目を覚まして、1時間も寝たかな、もう雲の上だろう、と思った。時計を見ると確かに1時間ほど時間が経っている。でも何か変だぞ?…窓の外を見てみると、まだ空港の景色が…。そう、まだ離陸してなかった!?どうも、搭乗する予定の人が来ないらしく、その人が預けた荷物を降ろさなければならないため、出発が遅れていたらしい。荷物の中に爆弾でも入っていたら大変なので、そのまま飛ぶことはできないんだろう。何のことはない、飛行機に乗り遅れそうになって空港の中を家族で一生懸命走ったけど、1時間もそのままだったわけだ。あの苦労は一体…。

目覚めてしばらくしてようやく離陸。一安心。…でも待てよ?シカゴでバッファロー行きの飛行機に乗り換えじゃん!乗り継ぎ便に間に合うのかな…。心配しても既に空の上、あとはなるようにしかならない…か。でも、シカゴが近づくにつれ時計と睨めっこ。結局、シカゴの空港についたのは乗り継ぎ便が出発する20分位前。ゲートをモニターで確認してまたまた空港内を家族で一生懸命走る、走る。まるで「ホームアローン」みたい。おまけにシカゴの空港の広いこと。急ぎに急いで、ギリギリで何とかバッファロー行きの飛行機に間に合った。ホッ。でも預けた荷物はついて来れたかな…。

バッファロー行きの飛行機は定刻通りに出発。無事にナイアガラの滝観光のアメリカ側のゲートシティであるバッファローに到着した。預けた荷物は8割方ダメかと思ったら、予想に反してちゃんと飛行機に載せられて一緒に着いていた。よかった。

早速、空港のAVISのカウンターへ行ってレンタカーを借り、ナイアガラ・フォールへと向かう。泊まりはカナダ側にあるルネッサンス・フォールビュー・ホテル。ここはアメリカだから、国境を越えることになる。ナイアガラ川にかかるレインボーブリッジがアメリカとカナダを繋ぐ国境。車で橋を渡ってカナダ側のゲートでカナダ入国手続きをして無事カナダへ。思ったより簡単。無事カナダ側に入ったので、まずはホテルへ。高級感はそれほどでもないけど、まあまあきれいなホテルだ。ルネッサンスチェーンのホテルで、ニューヨークでもタイムズ・スクエアにあるルネッサンスホテルに泊まることになっている。

ホテルにチェックインして部屋に荷物を置いて、早速ナイアガラ観光へ。と言っても、もう夕方。ナイアガラに2泊するので、本格的な観光は明日できるから、とりあえず滝をちょっと見て晩ご飯食べに町へ行こう。坂をゴンドラみたいな乗り物に乗って下りて、いよいよ滝へ。やっぱすごい迫力。記念写真をパチリ!それから町の方へ行って、賑やかな人混みの中を歩き、目に付いたイタリアンレストランに入った。パスタやピザを注文して食べたんだけど、量が多くて食べきれず。残りは持ち帰ることにし、容器(ドギーバッグ)に入れてもらった。ところが…。会計して店を出て、しばらくしてから気づいた。忘れてきた…。せっかく持ち帰り用にしてもらったのに、なんておっちょこちょいなんだろう!まあ、これが初犯じゃないけど。前に兄貴の家へ遊びに行くときにお土産買ってバスの中に忘れてきたことがあった…。それに比べりゃなんてことないけどさ。残り物だし。

ちょっぴり苦い思いをしながらホテルに戻って、シャワー浴びて、あとは部屋でゆっくりと過ごした。ガイドブックとかで明日の予定をチェックしてから、眠りについた。

翌日はナイアガラ観光のハイライト、「霧の乙女号」に乗って滝の間近まで行く予定。その模様はまた次回。

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ブライスキャニオンとラスベガスの旅三日目&四日目(1998年7月12日、13日)

2005-10-17 22:22:30 | 米国滞在中の旅行記
旅行三日目。昨日ひととおり国立公園の奥までブライスの観光スポットを回ったけど、今日はラスベガスに戻ってゲームやカジノで遊ぶだけだから急ぐこともないので、もう一度ブライスへ入園してサンセットポイントとインスピレーションポイントを見てから出発することにした。

朝ごはんをホテルのレストランで食べてから、チェックアウトしてブライスへ。入園は昨日入園料を支払ったレシートで一週間有効だから問題なし。何度見てもブライスの景色は素晴らしい!もう少し近ければ毎年でも来たいくらい。ため息の出るような絶景をしばし楽しんでから、ラスベガスへ向けて出発。車2台だから、離れないように気を使いながらのドライブ。昼食はトイレ休憩も兼ねてフリーウェー沿いのマック。それにしても、フリーウェイはいいねえ~。無料で乗り降り自由だから、寄りたい店が現れたらすぐ最寄の出口から降りて、用事が済んでからまた乗ればいいんだから、気楽だ。日本もこうだといいんだけどな。

昼食後また走り続けて2時過ぎにはラスベガスへ到着。一昨日はエクスカリバーだったけど、今日のホテルはモンテカルロ。ニューヨーク・ニューヨークの隣にあるちょっと宮殿風の見た目豪華ホテル。でも値段はリーズナブル、って言うか格安。エクスカリバーは金曜日だったから89ドルしたけど、モンテカルロは日曜日泊なので、何と一泊59ドル。4人で59ドルだから一人当たりにしたら15ドルくらい。食事なしの素泊まりとは言え、これだけの設備のホテルにこの値段で泊まれるってホント驚き!

モンテカルロはラスベガスのカジノホテルには珍しく、フロントが独立していてカジノフロアを通らずに行ける。ほとんどのホテルはカジノに興味を引かせるため、フロントに辿り着くまでにカジノフロアを通るので、フロントの場所がわかりにくくて嫌なんだけど、モンテカルロは快適。チェックインして部屋へ。部屋自体はそれほど豪勢じゃないけどまあ満足できるレベル。落ち着いた感じ。

部屋に荷物を入れて、少し休んでからモンテカルロのプールで遊ぶ。波のプールや流れるプールなど、規模は小さいながらも、ちょっとした遊園地並みで楽しい。タオルも無料で貸してくれるし。宿泊者以外は入れないけどね。プールの後はストリップ通りの観光へ。夕食はモンテカルロのバフェで食べることにして、時間を決めてホテルへ戻るように妻の両親や叔母一家と約束。去年のラスベガスでバフェの混雑にうんざりしたので、早めに6時に集合することにした。

時間が早いのが功を奏したのか、モンテカルロのバフェはまだそれほど混雑しておらず、スムーズに入れた。料理はエクスカリバーやサーカスサーカスのバフェに比べると格段に良い。ただ、肉類はあるものの、シーフードはない。まあ、値段も安いから仕方ないけど。肉類や中華系、サラダなど料理の味は及第点。デザートもまあOKかな。

食事の後は子供達を連れて隣のニューヨーク・ニューヨークへ。2階のゲームフロアでコインゲーム。何回来ても大人も楽しい。自然とエキサイトしてくる。チケットをコインカップ一杯にゲットして景品交換。たいした景品じゃないけど、子供達には十分価値があるらしい。

子供達といったん部屋に戻って、ちょっと休憩してからカジノへ。今夜も夜遅くまで頑張ったんだけど、結局ダメ。鳴かず飛ばずで徐々に元金が減っていき、最後は負け。残念でした。次回のお楽しみ。再チャレンジだ!

そして翌日。アーバインの自宅に戻る日。朝食はモンテカルロホテルの一階にマックが入っているので、そこでテイクアウトして部屋で食べた。今日は月曜日なので、日曜日と違ってラスベガスからロサンゼルス方面へ帰る車で渋滞することもないだろうけど、バーストーで買い物もしたいし、早めに10時頃ラスベガスを出発した。さようなら、ラスベガス。また来るからな~!いつもラスベガスから帰るときはそう心の中で思ってる。

昼過ぎにはバーストーに到着。昼食と買い物三昧。ガソリンを補給して再び出発。渋滞もなく、夕方には無事帰宅に帰還。車2台に分乗しての旅で、どうなることやらと思ったけど、事故なく行ってこれて本当に良かった。

次回は1ヵ月後に夏休みを取って出かけた、ナイアガラとアメリカ東海岸への7泊8日の旅の模様を。


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