手前味噌ですけど,何だかマジでラインフィルターライクでしょ.
話は,少し前に遡ります.
今まで気付いていなかったのか,最近なのか不明なんですよ.
八潮と自宅をバモスで行き来している時は,気が付かなかったのかも判らず.
自宅へ帰って来てからは,夜間走行の頻度も下がっていたわけです.
夕方買い物へ出かけた時の事,信号も無いのにID-4100の受信用インジケーターの振れがS3程度まで上がっているのに気付いたんです.
それでもスケルチはオープンになっていないから,今まで気付かなかったのかも.
そう言えば,車で移動中にQSOする際,比較的ノイズが多いと思っていたのは,距離の違いではなくノイズにマスクされていたのかと,納得出来る事がこれまでに結構あったんですよ.
この手の症状はコモンモードでノイズが拡散されるので,発生源で対策しないと,中々消えません.
そこで,フォグライトをONにしてカーラジオも少しシリアスにチェックしたら,アララッ,強くは無いのですが確かにバックノイズが入ります.
信号が強いところはマスクされるので変化が無いのですが,少し弱い信号にはノイズが発生していると判ります.
この際,いわき市内の受信出来るFM放送を全てチェックしたんですよ.
地元いわきのFM局では,
・SEA WAVE(コミュニティーFM)はOK
受信レベルは59+20dBってところで,これ?ノイズかな程度
・福島FMはS1以下のノイズ強度
受信レベルは59+α程度なので少し弱く,微かにノイズがあるかな程度
・NHK-FMは,S1程度でエンジンが止まっていると,サーッと聞こえるノイズ
受信レベルは59で時々58くらいまで下がる感あり
アマ無線だと,
・IDー4100(144MHz)空Sが2~3程度(スケルチオープン無し)
スケルチは,個人的にオープンしないレベルに調整しているからで,誤解無きよう.
ラジオ系は受信だけなので,それ程大きな問題では無いのですけど2mはQSOするわけでSが弱いとノイズにマスクされてしまい,チェックするとほぼ信号強度がS3を超えないとQSOが出来ない状況です.
フォグライトを消せばノイズは消えるので,これは完全にLEDノイズと判断.
ネット検索すると,パスコン(バイパスコンデンサ)処理する記事が多いので,やってみるかと実験したんです.
要は,パスコンでノイズを高周波的にショートさせるわけですが,パスコンの値はある程度ノイズの周波数に合わせないと効果が無い時もあります.
普段,高周波的パスコンといえば,104(0.1μF)か103(0.01μF)あたり.
手持ちには腐る程あるわけで,ノイズの強度も低いし,周波数がそれ程高くないだろうと判断して直接コネクタに104を取付けてバイパスさせたら,ビンゴ!
ただ,スッカリ消えたのはSEA WAVEと2mFMでして,ID-4100の空Sは消えました.
福島FMとNHK-FMは微かですが,耳を澄ませば聞こえるレベルで,走っていたら判らないレベル.
これなら,問題ないレベルだろうでパスコンの実験は終わりにしました.
ちなみに,2022年CQ誌9月号P122から数ページにパスコンの容量と周波数による減衰特性の実験記事がありまして,非常に参考になりました.
これまでは,経験値や製作記事を参考にセットしていましたが,定量的に判る記事ですから,バックナンバーをお持ちの方は一読をお勧めしますよ.
ちょっと話は飛びますが,
アマチュア無線家でしたら,パスコンの容量は周波数に応じて対処しているのは多少判ると思ってます.
話は前後しますが,ネット記事では見よう見まねでコンデンサを付けたけど,全く効かない云々と話されている人もいますよ.
ノイズ対策は見えない相手なので,条件によって様々です.
コンデンサの値を104,103,102(0.001μF)と色々変えてテストしたり,トロイダルコアやパッチンコアを使って高周波ノイズを伝えさせない様に対策するしかないのです.
コンデンサだけでピタッと対策出来ればラッキーだと思うくらいが,丁度良いのです.
それだけ,ノイズ対策は一筋縄ではいかないのが正直なところですよ.
そんなわけで,このブログ記事を参考にしてほしいので「LED フォグライト ノイズ」あたりで検索すればヒットする様なタイトルにしています.
話を戻します.
ただ,実験だったので電気的ショート対策や防水対策でフィルターを作る為,ネットで購入したコネクターとケーブルを使ってラインフィルターを製作しました.
周波数が高周波レベルなので,パスコンとパッチンコアを使ったLCタイプのラインフィルター(コモンモードフィルター)に仕上げています.
パッチンコアはケーブルにはさめば1ターンになります.
ノイズ対策に必要なインダクタンス値は,巻く回数の二乗で効いて来ますので,巻けるだけ巻くのがベターですけど,今回はケーブルが短かったので2ターンにしています.
LCタイプのラインフィルターを作ったのは,LEDフォグライトを変えたら,ノイズ周波数が変わって再発生する可能性はありますから,その時の対処で変更出来る様にしています.
今回のテストから,104をセットしたんですが,103や102だと効くとかいろいろありますからね.
ちなみに,パッチンコアを使ったコモンモードフィルターを付けたら,微かに聞こえたノイズがスッカリ消えてラッキーでした.
2ターンですが,パスコンで落ちきれなかったノイズレベルをコモンモードフィルターが抑えてくれた様子です.
何だか,久々にアマチュア無線技士の電子工作やった感ありですわ.
やっとVAMOSのラジオノイズが消えました.
2mのQSOも,気持ちクリアーになった感ありですからね.
話は,少し前に遡ります.
今まで気付いていなかったのか,最近なのか不明なんですよ.
八潮と自宅をバモスで行き来している時は,気が付かなかったのかも判らず.
自宅へ帰って来てからは,夜間走行の頻度も下がっていたわけです.
夕方買い物へ出かけた時の事,信号も無いのにID-4100の受信用インジケーターの振れがS3程度まで上がっているのに気付いたんです.
それでもスケルチはオープンになっていないから,今まで気付かなかったのかも.
そう言えば,車で移動中にQSOする際,比較的ノイズが多いと思っていたのは,距離の違いではなくノイズにマスクされていたのかと,納得出来る事がこれまでに結構あったんですよ.
この手の症状はコモンモードでノイズが拡散されるので,発生源で対策しないと,中々消えません.
そこで,フォグライトをONにしてカーラジオも少しシリアスにチェックしたら,アララッ,強くは無いのですが確かにバックノイズが入ります.
信号が強いところはマスクされるので変化が無いのですが,少し弱い信号にはノイズが発生していると判ります.
この際,いわき市内の受信出来るFM放送を全てチェックしたんですよ.
地元いわきのFM局では,
・SEA WAVE(コミュニティーFM)はOK
受信レベルは59+20dBってところで,これ?ノイズかな程度
・福島FMはS1以下のノイズ強度
受信レベルは59+α程度なので少し弱く,微かにノイズがあるかな程度
・NHK-FMは,S1程度でエンジンが止まっていると,サーッと聞こえるノイズ
受信レベルは59で時々58くらいまで下がる感あり
アマ無線だと,
・IDー4100(144MHz)空Sが2~3程度(スケルチオープン無し)
スケルチは,個人的にオープンしないレベルに調整しているからで,誤解無きよう.
ラジオ系は受信だけなので,それ程大きな問題では無いのですけど2mはQSOするわけでSが弱いとノイズにマスクされてしまい,チェックするとほぼ信号強度がS3を超えないとQSOが出来ない状況です.
フォグライトを消せばノイズは消えるので,これは完全にLEDノイズと判断.
ネット検索すると,パスコン(バイパスコンデンサ)処理する記事が多いので,やってみるかと実験したんです.
要は,パスコンでノイズを高周波的にショートさせるわけですが,パスコンの値はある程度ノイズの周波数に合わせないと効果が無い時もあります.
普段,高周波的パスコンといえば,104(0.1μF)か103(0.01μF)あたり.
手持ちには腐る程あるわけで,ノイズの強度も低いし,周波数がそれ程高くないだろうと判断して直接コネクタに104を取付けてバイパスさせたら,ビンゴ!
ただ,スッカリ消えたのはSEA WAVEと2mFMでして,ID-4100の空Sは消えました.
福島FMとNHK-FMは微かですが,耳を澄ませば聞こえるレベルで,走っていたら判らないレベル.
これなら,問題ないレベルだろうでパスコンの実験は終わりにしました.
ちなみに,2022年CQ誌9月号P122から数ページにパスコンの容量と周波数による減衰特性の実験記事がありまして,非常に参考になりました.
これまでは,経験値や製作記事を参考にセットしていましたが,定量的に判る記事ですから,バックナンバーをお持ちの方は一読をお勧めしますよ.
ちょっと話は飛びますが,
アマチュア無線家でしたら,パスコンの容量は周波数に応じて対処しているのは多少判ると思ってます.
話は前後しますが,ネット記事では見よう見まねでコンデンサを付けたけど,全く効かない云々と話されている人もいますよ.
ノイズ対策は見えない相手なので,条件によって様々です.
コンデンサの値を104,103,102(0.001μF)と色々変えてテストしたり,トロイダルコアやパッチンコアを使って高周波ノイズを伝えさせない様に対策するしかないのです.
コンデンサだけでピタッと対策出来ればラッキーだと思うくらいが,丁度良いのです.
それだけ,ノイズ対策は一筋縄ではいかないのが正直なところですよ.
そんなわけで,このブログ記事を参考にしてほしいので「LED フォグライト ノイズ」あたりで検索すればヒットする様なタイトルにしています.
話を戻します.
ただ,実験だったので電気的ショート対策や防水対策でフィルターを作る為,ネットで購入したコネクターとケーブルを使ってラインフィルターを製作しました.
周波数が高周波レベルなので,パスコンとパッチンコアを使ったLCタイプのラインフィルター(コモンモードフィルター)に仕上げています.
パッチンコアはケーブルにはさめば1ターンになります.
ノイズ対策に必要なインダクタンス値は,巻く回数の二乗で効いて来ますので,巻けるだけ巻くのがベターですけど,今回はケーブルが短かったので2ターンにしています.
LCタイプのラインフィルターを作ったのは,LEDフォグライトを変えたら,ノイズ周波数が変わって再発生する可能性はありますから,その時の対処で変更出来る様にしています.
今回のテストから,104をセットしたんですが,103や102だと効くとかいろいろありますからね.
ちなみに,パッチンコアを使ったコモンモードフィルターを付けたら,微かに聞こえたノイズがスッカリ消えてラッキーでした.
2ターンですが,パスコンで落ちきれなかったノイズレベルをコモンモードフィルターが抑えてくれた様子です.
何だか,久々にアマチュア無線技士の電子工作やった感ありですわ.
やっとVAMOSのラジオノイズが消えました.
2mのQSOも,気持ちクリアーになった感ありですからね.