霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

肥中街道二日目(綾木⇒大嶺)その1

2010年07月10日 | 肥中街道

2010年7月10日(土)

先月の続きで、肥中街道の綾木から先を歩いてみた。新山口駅から防長バスに乗って綾木バス停で下車し、国道490号を南下して、柿の木原交差点を右折する。

すぐの左手に、腰から下の病に御利益があると言われる「どじょう森大明神」入り口なる看板が立っていたので、立ち寄ってみた(写真上)。説明版によれば、どじょうの絵を自分の歳の数ほど書いて奉納すると、腰から下の病がたちどころに治癒するらしく、毎年8月25日のどじょう森祭りには多くの参拝客で賑わうそうだ。
この辺りの人達がそんなに沢山、腰から下を患っているとは思わないが、何せ百姓を生業とする方が多かったのだろうから、腰から下が健康ということは、生きていくことにとても重要なことだったんだろうナァ。

清水集落に入ったところで国道を右折し、県道240号に入る。左手を流れる太田川が直角に曲がったところの先で、工事中の小郡・萩道路をくぐるのだが、くぐったところで、この道路にちょいと上がってみた(写真中)。今日は工事はお休みのようだが、写真のように既に料金所看板も出来ていて、路面の舗装工事が終わればすぐにでも通行ができそうではある。
この辺りは、雉や猪を始め色々な動物が多く棲むところだが、人間の都合で動物たちの生活圏を勝手に乱してしまっていることに、少しは申し訳ない気持ちを持っておかないといけないと思う。

山田集落の入り口から左へ入る旧県道があるので、これを往くと、途中に旧美東町と旧秋芳町の境がある(写真下)。新県道に以前あった町境の標識は、美祢市との両町の合併に伴って既に撤去されているのだが、こちらの旧県道にはまだ昔のままの「秋芳町」の標識だけが残っているのも面白い。
多分、道の反対側にあったであろう「美東町」の標識は、誰が撤去したのか、はたまた、なぜ「秋芳町」側だけが残ってしまったのか、お役所仕事への興味は尽きない………ワケナイカ

御坊交差点を横切り、下郷小学校を右手に見て岩永集落を過ぎ、山露交差点で国道435号に突き当たってここを左折する。

その2へ続く



最新の画像もっと見る

コメントを投稿