今回は成田山新勝寺(2006/07/16拝観)。かつての本堂であった釈迦堂を紹介します。
初詣の映像でおなじみ大本堂の向かって左手に釈迦堂は建っています。
まず目を引くのは、お堂の壁面に彫られた五百羅漢と扉に彫られた二十四孝図でしょう。
特に五百羅漢図はひとりひとりの羅漢の彫り分けぶりが実に見事でビックリしました。
このお堂が建てられた当時(安政年間=要は幕末)は五百羅漢信仰が盛んだったようです。
亡くなった親類縁者にそっくりな羅漢を探し当てることで供養としていたとか。
ランニングシャツ姿をした堂守のじっちゃんは、左手に帳面、右手に筆を持ち、
さらさらっと器用に御朱印を書いてくださったのでした。
まるで短冊に一句書き付けるかのよう。
その後、じっちゃんの許可を得てお堂の中へ。
よく磨かれた釈迦三尊(脇侍は普賢と文殊)がピカピカと輝いてました。
三尊のさらに両側に千手と弥勒。合計五体の仏が須弥檀に安置されています。
五体ともまだイキイキとされている印象を受けました。
古い仏像の出しているわび・さびはほとんど感じられません。
江戸時代の建造物なので天井や欄間もチェック。すると、佳品があるわ、あるわ。
天井画の龍と天女にとりわけグッと来ました。欄間では鳳凰や孔雀が舞ってます。
さらに本堂の裏側へまわると、ちーっちゃな大日如来を発見。
真言宗のお寺だけに、裏仏のこの方が実はご本尊なのでしょうか??
そんなこんなで、仏と彫刻で満載のすばらしいお堂を堪能しました。
地元千葉にもいいものありますね。今後掘り下げていこうっと。
初詣の映像でおなじみ大本堂の向かって左手に釈迦堂は建っています。
まず目を引くのは、お堂の壁面に彫られた五百羅漢と扉に彫られた二十四孝図でしょう。
特に五百羅漢図はひとりひとりの羅漢の彫り分けぶりが実に見事でビックリしました。
このお堂が建てられた当時(安政年間=要は幕末)は五百羅漢信仰が盛んだったようです。
亡くなった親類縁者にそっくりな羅漢を探し当てることで供養としていたとか。
ランニングシャツ姿をした堂守のじっちゃんは、左手に帳面、右手に筆を持ち、
さらさらっと器用に御朱印を書いてくださったのでした。
まるで短冊に一句書き付けるかのよう。
その後、じっちゃんの許可を得てお堂の中へ。
よく磨かれた釈迦三尊(脇侍は普賢と文殊)がピカピカと輝いてました。
三尊のさらに両側に千手と弥勒。合計五体の仏が須弥檀に安置されています。
五体ともまだイキイキとされている印象を受けました。
古い仏像の出しているわび・さびはほとんど感じられません。
江戸時代の建造物なので天井や欄間もチェック。すると、佳品があるわ、あるわ。
天井画の龍と天女にとりわけグッと来ました。欄間では鳳凰や孔雀が舞ってます。
さらに本堂の裏側へまわると、ちーっちゃな大日如来を発見。
真言宗のお寺だけに、裏仏のこの方が実はご本尊なのでしょうか??
そんなこんなで、仏と彫刻で満載のすばらしいお堂を堪能しました。
地元千葉にもいいものありますね。今後掘り下げていこうっと。