今回は若冲展を(2007/05/18訪問)。
ビックリしたのは会場である承天閣美術館の変貌振り。
今回の里帰りを迎える相国寺サイドの思いの強さが伝わってきました。
宮内庁との20年以上の交渉を経て実現させたのだからひとしおでしょう。
会場は少々混雑していたものの、スムースに動ける程度で問題なし。
水墨画や障壁画をひとつひとつ鑑賞するごとに
いよいよあいつが近づいてくるぞと気持ちが盛り上がります。
金閣の襖絵がそのまま移築されてきたことに特に驚きました。
そして、動植綵絵30幅と釈迦三尊像のそろった姿はまさに壮観。
約250年前の作品なのに、鳳凰もアジサイも鯛もオタマジャクシも、
まるでついさっき描き上げたかのようにみずみずしい。
これでもかっ!というくらい丹念に写実的に描かれていましたよ。
「山川草木悉皆成仏」という若冲の信念が結実した傑作です。
今回の里帰りを最も喜んでいるのは、草葉の陰の若冲自身なのかもしれません。
ビックリしたのは会場である承天閣美術館の変貌振り。
今回の里帰りを迎える相国寺サイドの思いの強さが伝わってきました。
宮内庁との20年以上の交渉を経て実現させたのだからひとしおでしょう。
会場は少々混雑していたものの、スムースに動ける程度で問題なし。
水墨画や障壁画をひとつひとつ鑑賞するごとに
いよいよあいつが近づいてくるぞと気持ちが盛り上がります。
金閣の襖絵がそのまま移築されてきたことに特に驚きました。
そして、動植綵絵30幅と釈迦三尊像のそろった姿はまさに壮観。
約250年前の作品なのに、鳳凰もアジサイも鯛もオタマジャクシも、
まるでついさっき描き上げたかのようにみずみずしい。
これでもかっ!というくらい丹念に写実的に描かれていましたよ。
「山川草木悉皆成仏」という若冲の信念が結実した傑作です。
今回の里帰りを最も喜んでいるのは、草葉の陰の若冲自身なのかもしれません。