J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

じわじわ

2005年10月04日 | photolog
東名をロングドライブして仕事。
途中、休憩でパーキングを歩く。

おお、目立つ子がいるねえ。



おや、足を上げてあらよっと、ダンス?



絡んでるよ、じたばたしてるよ、



なあるほど。。。。



ふうう。。。すっきり。

きれい好きなんだね。
この子は、カメムシか。。。。

あたりをつけて検索。
ふむ、ヒメジュウジナガカメムシ、ね。

カメムシにも随分種類があるんだ。
臭い子と、臭くない子がいるのね。しかも、あのにおいは臭腺から。。。おしりじゃなかった。

嫌われる臭い、密閉した容器でアリと一緒にしてにおいを出させると、
アリは死に、自分まで死んでしまうことがあるというではないか。
カメムシ酸なる名前までついて研究されている。
恐るべし、悪臭。

が、さらに恐ろしいことに、悪臭はかぐわしくなれる。
薄めて香水のもとになるって、ホント??

タイ料理で一躍メジャーに昇格したコリアンダーというハーブ、
一説には、カメムシのような、という意味があるらしい。

そしてねこらぼ香りのお部屋を覗くと、あらら、香り成分にカメムシの文字が。。。

嫌な臭い、臭気というのも、濃度や交じり具合、慣れによって変化する。
臭かった食べ物が好きになると病みつきになることもある。
「におい」のすごさか、「生き物」のすごさなのか。。。。
カメムシの臭いがたまらなく盛り上がる香気になることってあるのだろうか。

(ちなみに、犬臭さはいい匂いになった。ムツゴロウの気持ちがよくわかった)

岡山県や鳥取県には「秋、カメムシが多いと、その冬は大雪になる」という言い伝えがあるのだそうだ。
気になった人がいた。
積雪との関係を気象予報士が調べている。
関係、ありそうなのだ。

侮れないぞ、カメムシ。

今日は、姫十字ナガカメムシのおかげでいろいろ知り、いろいろ考えた。
虫や、花や、風が、御使いだといわれるわけは、そういうことなのだと思う。

それにしても、知らない虫を見てカメムシの検討がついた自分にも驚く。

虫に詳しいわけではない。
写真を撮っては、不思議を知りたくなってこうして検索する程度だ。
知らずに目にする数が重なって、日常の「意識しない私の意識」が示唆をくれるほど、
データがたまっていたのか。

経験則、経験値の有効は、積み重ねて精度が増すのだろう。
まだまだこれからだ。

そして、また思う。
経験することのの大きさ、重要さを。

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4 コメント

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いろんなことが (albero4)
2005-10-05 06:06:10
興味の対象になりうるのですよね。

それがいつか大きな発見や発明に繋がるかも!?



地球上のものはすべて、

地球の営みに

なんらかの関係を持っているのだろうなぁ

という気がしてきました。
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albero4さん (本人)
2005-10-05 16:22:00
人の好奇心は情熱の源ですね。興味の範囲は広大無辺。地球の多様性なんでしょうね。

もう調べつくされているのだと思うことでも、新たな発見があったりするってすごいよね。albero4さんのブログでも、美術のそういう発見を楽しませてもらってます。
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臭木にカメムシ (haha)
2005-10-05 17:41:48
臭木には多いです。この時期に青い実ができます。これが草木染めに使われます。青色に染まる植物は 藍の他は

臭木の実だけです。でも でも この木には 色とりどりのカメムシがたくさんです。臭い木にいるから 臭い虫なんだ と 思ってます。 
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hahaさん (本人)
2005-10-06 15:08:56
くさぎなんていう木があるのね。ホントに枝を折ると臭いんだって。どんな臭さだろう。かいでみたい。。。。臭い仲間同士、親近感があるのでしょうか。

今日は、いい匂いの木のお話だよ。
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