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ネットの利用時間、新聞を抜く

2005-06-29 10:07:57 | 気になるNEWS
麻生総務大臣が昨日の閣議で提出した2005年版の情報通信白書によると、メディア別の1日当たりの平均利用時間で、インターネットが37分に対し新聞が31分となり、ネットがはじめて新聞を抜いたというのだそうです(こちら[Y!]こちらの記事[時事通信]参照)。


時事通信の記事には「ネットが『情報収集手段として不可欠なメディア』になる一方、若者を中心に活字離れが進んでいることが改めて浮き彫りになった」という文で締めている訳ですが、新聞とインターネットをそう簡単に比較する事ができるのでしょうか? 新聞はマスメディアであり、一つの新聞に一つの主張しか載せられませんが、インターネットはマルチメディアであり、様々な情報や主張が飛び交っている訳です。


たとえば「株」一つ取ってみても、新聞には昨日の東証一部(二部)の銘柄や日経平均株価、昨日の東京外国為替市場の円相場の数値が載っているだけであるのに対し、ネットを使えば日本や海外の今現在の市場の推移が随時確認できる上に、株の取引だって出来てしまう訳です。料金でみても、最近では新聞を一月購読する料金にちょっと上乗せするだけの通信料でいろんな情報がゲットできる上に、テレビ電話やブログ、ネットラジオなんてのも出来てしまう訳で。テレビ欄だってデジタル放送が普及すれば不要になるでしょうし、新聞に価値があるとすれば織り込みチラシ程度でしょうか…


「活字離れ」という一言で済ます前に、記事が印刷されている間もネット上ではどんどん新しい情報が飛び交っているという事実があることに気付いてもらいたいものです。「でもネットじゃ情報の信憑性が…」と言っても、最近じゃ新聞だって怪しまれてますもんね… 他のメディアを批判する以前に、活字の良い所を生かした新聞作りに精を出してもらいたいものです。

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