![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ed/06b44fdf4c38539e400d0cf7d77cd6a4.jpg)
陽が沈むちょっと前、街がオレンジ色になりかける美しいとき。
西日があたって影ができるビル群
マンハッタンの最西端(ハドソン川沿い)から望むミッドタウン。
鉛筆のようなとがったビルは、ニューヨークのシンボル的存在、エンパイアステート・ビル。
この眺め、地上からのものではなく、そこそこ高いところからのものであります。
同じところから見えるもの…眼下には、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/9e/e9544e0942cde272905eda1ed15ab4ef.jpg)
今やニューヨークを代表する憩いの場所のひとつ、話題のグリーンスポットでもあるハイライン。
かつて(1930年初期~1980年まで)使われていた高架鉄道が遊歩道として生まれ変わった
ハイライン上を歩いている人を見ると、それなりの高さだということがお分かりかと。
というよりは、どこからなのか?ということなのだが、
それは、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/07/fb1efee824a70db5317160c20c38a77f.jpg)
こちら、ハイラインをまたぐようにして建っているThe Standard(スタンダードホテル)の最上階より。
いかにも、ザ・デザイナーズホテルっていう
2008年12月のオープン時は特に話題となったこのスタンダードホテル。
ここのウリは、何と言っても壁一面ガラス張り。
どこの壁?って、ホテルですから、そりゃ客室です。
写真ではちょっと分かりにくいかもだが、カーテンが開いているところは部屋の中見えそうでしょ?
どの客室からも景色が望めるようにデザインされており、
マンハッタンのビル群が楽しめるシティビューと
ハドソン川と川越しに見えるニュージャージーのビル群が楽しめるリバービュー、
好みによって、これら2つのタイプの景色の部屋を選べるという。
中には両方眺められる部屋なんてのもある。
バスルームガラス張りな部屋からは、シャワーを浴びながらこのナイスビューを眺めることができちゃう。
ホテルの説明はいいとして、ご興味ある方はどうぞご宿泊の参考までにコチラどうぞ。
ちなみに、気になる料金。
オフシーズンで、1泊$310~。
…で、私が見た景色というのは、
このホテルの最上階の部屋からではなく、
最上階にあるバー&ラウンジ
の
トイレの個室からであります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/51/f5fe9d7c9df6f9836a9ea56481379c4f.jpg)
こんなん
なぜトイレ?
そもそも、わざわざこのスタンダードホテル、しかも最上階のバー&ラウンジを目指したのは、
現在制作中のPR誌に掲載する写真撮影のため。
スタンダードのルーフトップバー&ラウンジからの眺めはなかなかとのことで
フォトグラファーと共に向かった。
ときと場合によっては、アポなし訪問&その場で交渉の方が効果的なこともあったりで、
この場合はまさにそれだったので、意気込んで責めたものの
あっけなく敗北。
チェック係の女性、
「今日は宿泊者でないと入れません」
の一点張り。
オープン時、この―フトップバーへのドアチェックがかなり厳しいことは話題になったが、
こんな早い時間の、平日でも未だになわけ?
ってな具合で、
「では、いつなら一般客が入ることができるか、教えて頂けますか?」
攻撃的になりすぎず、でもできる限り食い下がる。
が、
「お教えできません。とりあえず、来てみてください。そのときに運が良ければ入れるかもしれないし、もしかしたら今日みたいに宿泊者のみかもしれないし…」
と。
はぁ。
ということで、その場は諦めざるを得ず。
ちっ。
と思いながら、でも、帰る前にせめてトイレくらいは使わせてよね。
ってことで、立ち寄ったトイレもガラス張り。
よって、マンハッタンビュー、ハイラインビューが楽しめちゃう。
トイレの個室から。
贅沢なトイレビュー、話には聞いていたが、実際入ってみるとなかなか(ってトイレに使う表現か)。
ここからでも撮れるんじゃね?
って、フォトグラファーとスタンードホテル最上階トイレで
半ば遊びのような、でも真剣にいろいろとアングルチェックを楽しんだ夕暮れのひとときでありました。
ちなみに、ここのトイレは宿泊していなくても使えます。
ご興味ある方、トライしてみては。
…って、ホテルを勧めるわけでも、バー&ラウンジを勧めるわけでもなく、
トイレとトイレの窓(というよりはむしろ壁)からの眺めを勧める という。