東海や関東、東北を中心に猛烈な雨が降っています。
1時間に約100㍉の記録的な雨を観測したところもあり、
広範囲で土砂災害警戒情報が発表になっています。
さらに、この大雨が長く続くことから、
気象庁は最大級の警戒を呼びかけています。
天気図をみると、
ここ数日大きな変化はみられませんが、
九州の南に低気圧があって、これがポンプの役目を果たし、
湿った空気を東海や関東に送り込んで激しい雨をもたらしています。
さらに、日本の東にある高気圧が今後も勢力を維持するため、
低気圧や前線の位置があまり動きません。
すなわち、大雨の降る地域が余り変化せず、降り続くことになります。
これは集中豪雨が起こる典型的な気象条件です。
ここ数日間の雨量は500ミリに達するう豪雨になる恐れもあり、
今回は本当に警戒を強めていただければと思います。
なお、東海豪雨が2000年9月にありましたが、
台風が低気圧に変わっているだけで、
そのときにも状況が似ています。
参考までに気象庁の
東海豪雨の記録を以下のリンクしておきます。
東海豪雨の記録(2000年9月)<気象庁>