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京都検定1級の友人が 春の桂離宮 の情報を送ってくれました

2014年05月05日 | 日記
友人の 京都検定 1級の 京田辺のアラ還一休さん が、

桂離宮 の写真とコメントを送ってくれましたのでご紹介します。


今月初めに桂離宮へ初めて行きました。

今までは、教科書やTV、本でしか見ることが無かったのですが、3か月前に応募し、

抽選による宮内庁の許可証を得て、やっと訪れることができました。


桂離宮は、元和元年(1615年)頃から後陽成天皇の弟、八条宮初代智仁親王

により、宮家の別荘として創建されたものです。

桂離宮の外塀で「桂垣(笹垣)」といわれています。竹でできています。



見にくいですが、上の方に見えるように内側で竹を横倒しにして作っているそうです。



入口近くの桂垣(穂垣)



全体図(右上が桂川で、嵐山の渡月橋の下流になります)



州浜 左の石づたいに歩き、正面の石橋を渡ります。



松琴亭



松琴亭内部  市松模様の衾は公開しているため色が褪せたそうです。右側には茶室があります。



土橋



中書院とキリシマツツジ



古書院 月見台が見えます。



土橋



延段(のべだん):(ずっとこのような石の上を歩きます。)



宮内庁職員の説明:古書院



古書院前の池(月見台は池に月が映るのが見えるように配置されているそうです。)





中書院



月見台(右側の古書院の月見台から”月の桂”といわれる名月を見ていたのでしょう。)



月破楼(庭園を見渡すことができます。)



桂離宮の外には1軒だけ、「麦代餅(むぎてもち)」で有名な菓子司「中村軒」があります。
桂離宮のすぐ南側で饅頭屋を商うこと百二十余年。創業明治16年 (1883)だそうです。
農繁期の間食として、畑まで届けてもらったこの餅を食べ、代金を麦で支払ったことから名づけられた。



宮内庁の職員によると、桂離宮の参観は3か月前から受け付けの往復ハガキによる申し込みが、
確率が高いそうです。ネットでも応募可能ですが、ネットでは枠がたいへん少ないとのことでした。
それでも、外国人や遠く岡山からの人も来ていました。
今回で、京都で許可の要る修学院離宮、京都御所、仙洞御所、桂離宮をすべて制覇することができました。
コメント (2)
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