石野真琴のなんでもあり?

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北、対日原発テロ計画

2013-06-08 23:59:59 | 趣味
 北朝鮮の朝鮮人民軍が対韓国開戦直前に日本全国にある原子力発電所施設に特殊工作員計約600人を送り込み、米軍施設と同時に自爆テロを起こす計画を策定していたことが28日、軍元幹部ら脱北した複数の関係者の証言で分かった。計画実施に向け工作員を日本に侵入させ、施設の情報収集を重ね、日本近海でひそかに訓練も行っていたという。北朝鮮による原発テロが現実的脅威に浮上した。
 元幹部らによると、計画は、金日成(キム・イルソン)主席の後継者だった金正日(ジョンイル)総書記が「唯一指導体系」として朝鮮労働党と軍双方の工作機関に対する指示系統を掌握した1970年代半ば以降、具体化に動き出し、90年代に入って本格化したという。
 計画には、大別して2つの特殊部隊が編成された。「対南(韓国)」と「対日」部隊で、それぞれ2個大隊約600人ずつが充てられた。1個大隊には3、4人一組の80チームが組まれ、対南侵攻直前に日本と韓国に上陸。それぞれ連携して日韓各地の米軍基地や原発のほか、東京などの重要施設を自爆テロで同時爆破する作戦が策定された。
 原発は福井や新潟など日本海側に加え、太平洋側の施設も自爆テロの対象とされた。

 作戦のため、現地の協力者らが施設周辺を撮影するなどし毎年、情報を更新。特殊工作員が潜水艇で日本に上陸、施設内に忍び込んで情報収集することもあったという。
 情報を基に施設を忠実に再現した模型が作られ、机上演習が重ねられた。
 脱北した別の朝鮮労働党工作機関関係者によると、特殊部隊が潜水艇で日本近海に繰り出し、実戦に向けた訓練も行われた。94年には、日本近海で行った自爆テロ訓練中の事故で死亡し、北朝鮮で最大の栄誉とされる「共和国英雄」の称号を得た工作員もいたという。
 北朝鮮による対南侵攻にとって最大の脅威は沖縄などに駐留する米軍だ。元幹部によると、日本全体を米軍を支える「補給基地」とみなし、米軍に先制するため、開戦前の対南テロに加え、対日同時テロが策定されたという。
 原発が最重要ターゲットとされたのは、爆破すれば、「甚大な損害を与えられ、核兵器を使う必要がなくなる」(元幹部)との思惑からだという。さらには、広域に放射能が拡散することで「日韓両国民の間に戦争に反対する厭戦(えんせん)ムードが広がり、日米韓の戦意をそぐ政治的効果を狙った」と元幹部は説明した。

 こう言う記事が出ると、北朝鮮が日本の原発を狙っているような印象を受けますが、それはある意味では正しいですが、実際には間違っていると言えます。
 戦略と言う言葉があります。北朝鮮の目標は日本ではなく韓国です。その韓国への攻撃を有利に導く為に、後方攪乱という戦術が取られる場合があります。
 戦略とはその戦争における目標や大方針、方針です。それに対しての戦術は、実際の戦闘方法であり戦術の事です。韓国を攻略すると言う方針が戦略であれば、これを成功させる為の方法が戦術と言えます。
 大戦略と戦略と言う言い方に変える場合もあります。
 韓国を攻略すると言う大戦略を有利に進める為に、アメリカ、日本を混乱させる戦略を建てたわけです。
 日本の原発を狙う、これは日本を混乱させる後方攪乱戦術の1つだと言えるわけです。
 戦術は・・簡単に言えば幾らでも立案出来ます。100の戦術を考案し、その中からもっとも効果的な戦術を10抜き出し採用したとしても、10の戦術のの中で実際に実行出来るのは、せいぜい1か2ぐらいだと言えます。
 何故そうなるかと言えば、北朝鮮側の問題、日本側の問題等々、色々条件があり、成功率が高いと判断して初めて実行できるのです。

 こう言った記事が出た以上、北朝鮮が日本の原発に攻撃してくる事は無いでしょうが、しかし、警備を強化する必要はあります。

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