じゅうべぇの色即是空

趣くままに生きる事の幸せ

北の国からを観て

2017-03-25 21:47:30 | 日記
1981年から放映された北の国から

だれもが知ってるTVドラマだ。

このドラマの見かたとして北海道の自然の美しさやそこに住む人たちの生き様。

これを見て客観的にこの流れをみて楽しむ、そう言う味方が一般的だと思う。

私は81年当時このドラマが辛くて見れなかった。

北海道生まれの人でこの気持ちを理解できるという人は必ずいるはずだ。

私は農家ではないがその光景を間近で見ていたのでその部分は理解している。

あまりにもリアルすぎて悲しい気持ちが多すぎたのだ。

30年も過ぎてようやく客観的にドラマを見る事が出来た。

それは、自分の中での北海道の暮らしが過去のものとなった事なのだと思う。

北海道は札幌以外はどこでも同じ風景を持ちその中では似たような事が起こっていたと思われる。

故に共感出来ると感じるのだろう。

北の国からの背景が自分に置き換えて少なからず似た部分が感じられそこに悲しさや辛さを見てしまう。

今になってようやく見るに耐えられるようになった自分がいる。

この気持ちは北海道で生まれ育ちそこを離れた人にしか分からない事なのかもしれない。

自分は戻ると言う選択はなかったが北海道が嫌いではなかった。

哀愁と言う意味では忘れがたい存在であるのは間違いない。

今でも昔の味が私の味覚を形成しているのが分かる。




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