ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
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日曜日は はじめての忍者歩き講習会だった。
自分では自然に歩けていても
これを人に教えることができるのか ということで
今まで二の足を踏んでいたが

完璧なマニュアルを待っていては一向に進まないから
えい と開催。
もちろん、今までの思案に加えて
この夏は 友達とともにリハーサルしたりして
いくつかの方法論は準備した。

当日、代々木上原駅に受講生である
4人の女性が集合。

まず第一に 両手を自由にして歩きよくするために
手持ちや肩がけのカバンは
風呂敷で背負っていただく。
忍者歩きが身に付けば、手に物を持っても
問題ないが、練習では空いてたほうが分かりやすい。

僕がいったん歩いてみせて、
それをまねびて歩いてもらう。
頭が上下せず、滑り流れるように進んでいくのだが
皆さま なかなか筋がよい。
さすが、江戸時代のDNAもしっかりつながっている
日本人だ。

さて、見真似だけでは非効率なので、いよいよ
いくつかの方法を取り入れて
より分かりやすく身に付くように練習。
そうやって 歩きながら、第二部の風呂敷講座をおこなう会場へ向かう。
坂道がつづくので、坂が楽な忍者歩きを実感するのにふさわしい。

ほどよく体を動かすというのは楽しいもので、
皆楽しみながら各々工夫を取り入れ、
よいリズムで向かっていった。

忍者歩きでは、前を向いたまま
横に避けたり移動するので、
電柱に向かってぎりぎりまで寄ってから
寸前で横滑りして避けることも実習。
対象から目をそらさないので、危険回避にも役立つし
振り幅が少ないため人ごみの中も、小魚のごとく
すいすいと進める。

歩くという基本動作の
根本から変えることなので
この一回の講座ですっかり身に付くことは稀だと思うけど
いくつかのこつを実習したので、あとは
皆々さまが講座後の日々の生活で意識して歩いていれば
必ず自分のものとなるでしょう。

なにしろ、忍者歩きは特別な歩き方でなく
人として、もっとも自然な歩き方であると確信しているから。

メリットを一部紹介すると、

1.上半身が揺れないので背負った荷物に揺さぶられず疲れにくい。

2.腕を振らないので消費カロリーが少なく持久力向上。

3.肩や腕の筋肉よりも、足腰を芯に全身の筋肉をほどよく生かすので
 一箇所に負担がかからず、肩や足腰を痛めない。

4.坂道もすいすい楽に登れる。

5.腰をひねらないため、着物もくずれない。

6.ビデオカメラを構えたまま、ぶらさずに歩いたり走ったりできる。

7.上半身脱力で動きが機敏となり、危険回避につながる。


風呂敷結び同様、忍者(ナンバ)歩きも
当たり前のものとして多くの人がたに身に付けてほしい。
誰かが教える必要のないくらい、当たり前の身体文化へ。

この日で とても自然ながら 確かな手応えを感じたので
今後は風呂敷同様に 忍者歩きの講習も、どしどし開催したいですが
せっかくなので、ふろしきとセットにしたいと思います。
この二つはつながっているから。

僕がナンバ という呼称をあまり使わないのは、
ナンバの特徴とされる
右手右足同時、左手左足同時 をはじめての人が行なうと
非常に特殊に見えるため、変わった動作と思われがち。
研究している学者さんも、自身はできないから
特殊なままの先入観で世に伝えている。
そんな風から抜けて、とりあえず忍者歩きと呼んでいきます。

お蔭で第一回目 いい感じだったので
またふたたび、開催したいと思います。
このブログでも告知します。
どうぞよろしくお願いします。

>>第二段開催のお知らせ!

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