c'est la vie!

過去によりかかることもなく、
未来にすがることもなく、

今がいちばんすてき。

随分遠くまで来てしまった、という気がした。

2012-02-02 18:10:06 | diary
遠くまで来てしまって、どこにも戻ることができない、という気が。

やれば出来るって言っても出来ないことだって沢山ある。
お金が無い、時間が無い、環境が無い。
選択肢が無ければ可能性も無くなるのは当然。
お金や時間は作れるけれど、環境が無ければ道も開けない。
開けなかった。

きっと、何のために頑張っているのかわからなくなったのだと思う。
ずっと描いていた目標が消え、虚しくて仕方がなかった。
どうしていいかわからなかった。
戸惑っている自分も嫌だった。

そして、自分でも驚くほどに体調を崩した。
激しい頭痛と高熱、止まらない吐き気。
何も食べることが出来ず、水さえ戻してしまう時期もあった。
病院を車椅子で移動し、入院をすすめられた時は絶望的だった。
欠陥品のレッテルを貼られた気がして、自信をなくしていた。

人の不幸にしてまで手に入れる幸せなんて、本当の幸せじゃない。
出来ることと出来ないこと、今その時期であることと、ないこと。
それは自分より自分の一番近くにいる人がよくわかっている。

誰にも頼らず一人で生きていきたい。
もちろん人は社会のなかで関わりあって生きていくので、一人では生きていけない。
一人で生きていくのではなく、自分の力で生きていきたい。
そのために、まずは精神的な自立よりも経済的な自立。
完全に経済的な自立が出来れば、自然と精神的にも自立してくるだろう。
泣こうが何を言われようが、なぐさめるのは自分。

ただ、このことがわかっただけでも、選択は間違っていなかったと今は思える。
自己欺瞞かもしれないが、今ある現実は堅実でいちばん素敵なのかもしれない。
嬉しいこともたくさんあった。
持つべき宝は友というように、友人にとても助けられた。
自分が何を望んでいるかわからないときに、歩くべき道を教えてくれた。
とても幸せだと思った。

現実逃避という言葉は好きじゃない。
何処へ行ったとしても、私は私なのだから。
未来なんて誰にもわからない。
10年後の自分なんてわからない。
それは、今の自分が作っていく。

過去に寄りかかることもなく、
未来にすがることもなく、
いまがいちばん素敵。
いつもこう思えるような人生を送りたい。

ずいぶん遠くまで来てしまった、という気がした。
来週から現状復帰できることが決まったので、
とにかくこれからは目の前のことを懸命にやる。
新しい目標もできたので、それに向かって努力は惜しまない。
春になったら伊豆あたりにお出かけして、
夏になったらハワイに行くのもいいだろう。
やりたいこと、楽しいことなんていくらでもある。

ということで、元気です。
風来坊の旅日記、復活。