写真のお二人は左が林家の岡橋社長と社長の山のお世話をしている山守さん。
岡橋社長は本来、大山主で普通なら現場などには顔を出さないのが相場だが
この社長根っからの山好きで暇さえあれば山の見回りをしている。
そんな人柄もあり、現場の山守さんたちも社長のためならと情熱をもって
山の管理に精を出している。
社長は山に林道を自ら作りコストのかからない林業を目指している。
この林道は大橋林道といい、急斜面に間伐材で補強をしながら造られている。
この方法ではすべて自然に帰るもので構成されていて山へのダメージも
ほとんどないのもいいところだ。
ちょっとしたジェットコースターよりもスリリングなドライブが楽しめる。
吉野の山では木を出すにはヘリコプターを使う場合が多いがこの林道のおかげで
トラックでの搬出でき、搬出費にお金がかからないようになっている。
いりまさでは今度、岡橋社長から直接木材を仕入れる準備をしている。
吉野杉の見学後、桜で有名な吉野山の湯元旅館 宝乃家で宿泊となった。この界隈は本当に桜が多くどこを歩いても桜を見ることができ、山全体が桜で埋め尽くされる。桜の季節には交通規制もあり、今は閑散としている通りも人で埋め尽くされる。ここの桜はソメイヨシノではなく山桜で木によって花の色に濃淡があり微妙な色合いがまたいい。旅館の露天風呂からは向かいの山いっぱいの桜が眺められる絶景ポイントとなる。 
このポイント写真 雑誌サライ5号の表紙を飾っている。
