コミュニケーションマジック活動Blog

日本コミュニケーション協会が行うコミュニケーションマジックの活動報告ブログ

ちょっといい話?

2007年06月12日 | 東京エリア

東京マジックメンバーの白衣の天使のお話。

『看護士』過酷な重労働に、日勤、夜勤など不定期な労働時間。
職場にはベテランか新人しかいない中堅層の看護士が育たないという見た目華やかな仕事の裏事情。
更に急患が来れば即対応の就労時間なんてあってないようなもの。

「マジックで患者を笑顔にしたい」そんな想いから始めたマジック。

マジックの腕は上がるものの、考え過ぎて行動に移せないのと、人見知りが災いしてかなかなか患者に
マジックを見せられない。
本来の目的であった「マジックで患者を笑顔にしたい」というのが薄れてきた時でした。

自分の担当に81歳の男性が入院しています。病名は白血病。
マジックが好きで昔は色々グッズを買ってやっていたそうです。
入院して大分痩せてしまい「指も細くなってカサカサになっちゃったし、もうマジックは出来ないよ」
と言っていました。
退院が近くなっても、入院生活が長かったこと、独り暮らしであることから不安もあり、
うかない表情でした。

なのでマジックで笑顔になってもらおう!と思いました。
マジックが好きで、昔やっていただけあって、何とかタネを見破ろうと必死なご様子。

一通りマジックを見せて、最後に笑顔で
「いや~大したもんだ。家に帰ったら僕もまた眠っているやつひっぱりだして、
マジックの練習してみるよ。そしたらリンさんに見せに来るから。負けられないなぁ」
そう言ってくれたのが嬉しかったです。


ぶっちゃけ仕事場でマジックって難しいなぁと思っていたんです。
ただそんなに構えることは無かったんですよね。
マジックって凄い!という事と、笑顔が増えるって良いなぁ、という事を実感しました。
もっと患者さんにマジックをしたいと思うキッカケになった出来事でした。


P.S.夜勤明けなのに、疲れなんて吹っ飛んじゃいました!

コミュニケーションマジック
INNOVATION~コミュニケーションMAGIC
http://www.ivjapan.com/magic



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