貧乏暇なしという状態でネタ探しもできず、しばらくブログの更新も途絶えておりましたが、ようやくネタが出ました。
8月9日(土)、今日は長崎原爆忌、お寺でも参ろうかと二つのお寺をハシゴ。まずは行きつけのワットバンナーノーで参拝を済ませ、その後は新たなお寺へとお参りしました。
ワットマハーブットは
オンヌットソイという在所にあり、
山門を過ぎるとお坊さんへの御布施セットを売る店が何軒か並んでおり、
すぐにお寺が見えてきます。
お寺の敷地に入ると、すぐ左手にお堂があり
当然中には仏様がおわします。ここでお参りをすませ帰ろうとすると、タイ人の参拝者はこの後更に別の場所へと向かっています。のこのこ後をつけていくと
広場みたいな所を通り過ぎ、
このような建物の中に入っていきます。近くにいたおじさんに「写真撮っていいか」と聞くと「礼を失しなければOK」という意味の返事が帰ってきたので一礼して外から1枚。
建物の入り口には何かの恐怖映画のポスターが貼ってありました。中へ入ると、女の人の像と赤ん坊の像(いずれも金色)が祀られており、沢山の人がお参りをしておりました。小生も見よう見まねでお参り。
建物の前にはタンブン屋が並んでおり、蛙やらカニやら貝やらナマズやらドジョウやらその他、見たことのない魚類を売っており、これを量り売りで購入した後、オレンジ色のバケツに入れてもらって
この運河に面した門で線香を買って
運河岸でお祈りをした後、買った魚類を運河に放す、という仕組みになっております。
女の子がいるポイントで魚類を放生し、向こう側にいる少年たちがまたそれを捕まえてタンブン屋に戻す、という仕組みになっているようです。
運河の向こう岸には民家があって、住人の方が自家用手漕ぎボートでお寺との間を往復しておりました。
運河にはボートタクシーも運行されていました。ワットマハーブットからは尼僧がおひとり、乗船されて行きました。
後で知人のタイ人にこのお寺の事を話すと、
「昔何とか言う若い女性が妊娠したが、旦那の留守中に人知れず流産して死んでしまった。これを知らない旦那が帰宅してみると、女性はいつもどおり元気で(!?)一緒に夕食をし、翌日は掃除洗濯をし、そのうち無事出産もし、一家揃って過ごしていたが、ふとある日、何とか言う偉い僧侶がこの女性はこの世のものでないと見抜き、成仏させた、その女性の霊を祀ったのがこのお寺の由来だ」という事を教えてくれました。
子供や旦那はどうなったのか、聞くと「忘れた」との事。女性が他に害をなした様でもなさそうで、少し気の毒な話です。
映画にもなったそうで、恐怖映画のポスターの意味も納得。
そういや境内にはどこから持ってきたのか「赤ちゃんのミイラ」も沢山のおもちゃや子供服と一緒にガラスケースの中に祀られており、少し物悲しい思いをしました。また参拝者は女性が多かったようで、女性には特に霊験あらたかとの事。お寺というものは奥が深いものです。
8月9日(土)、今日は長崎原爆忌、お寺でも参ろうかと二つのお寺をハシゴ。まずは行きつけのワットバンナーノーで参拝を済ませ、その後は新たなお寺へとお参りしました。
ワットマハーブットは
オンヌットソイという在所にあり、
山門を過ぎるとお坊さんへの御布施セットを売る店が何軒か並んでおり、
すぐにお寺が見えてきます。
お寺の敷地に入ると、すぐ左手にお堂があり
当然中には仏様がおわします。ここでお参りをすませ帰ろうとすると、タイ人の参拝者はこの後更に別の場所へと向かっています。のこのこ後をつけていくと
広場みたいな所を通り過ぎ、
このような建物の中に入っていきます。近くにいたおじさんに「写真撮っていいか」と聞くと「礼を失しなければOK」という意味の返事が帰ってきたので一礼して外から1枚。
建物の入り口には何かの恐怖映画のポスターが貼ってありました。中へ入ると、女の人の像と赤ん坊の像(いずれも金色)が祀られており、沢山の人がお参りをしておりました。小生も見よう見まねでお参り。
建物の前にはタンブン屋が並んでおり、蛙やらカニやら貝やらナマズやらドジョウやらその他、見たことのない魚類を売っており、これを量り売りで購入した後、オレンジ色のバケツに入れてもらって
この運河に面した門で線香を買って
運河岸でお祈りをした後、買った魚類を運河に放す、という仕組みになっております。
女の子がいるポイントで魚類を放生し、向こう側にいる少年たちがまたそれを捕まえてタンブン屋に戻す、という仕組みになっているようです。
運河の向こう岸には民家があって、住人の方が自家用手漕ぎボートでお寺との間を往復しておりました。
運河にはボートタクシーも運行されていました。ワットマハーブットからは尼僧がおひとり、乗船されて行きました。
後で知人のタイ人にこのお寺の事を話すと、
「昔何とか言う若い女性が妊娠したが、旦那の留守中に人知れず流産して死んでしまった。これを知らない旦那が帰宅してみると、女性はいつもどおり元気で(!?)一緒に夕食をし、翌日は掃除洗濯をし、そのうち無事出産もし、一家揃って過ごしていたが、ふとある日、何とか言う偉い僧侶がこの女性はこの世のものでないと見抜き、成仏させた、その女性の霊を祀ったのがこのお寺の由来だ」という事を教えてくれました。
子供や旦那はどうなったのか、聞くと「忘れた」との事。女性が他に害をなした様でもなさそうで、少し気の毒な話です。
映画にもなったそうで、恐怖映画のポスターの意味も納得。
そういや境内にはどこから持ってきたのか「赤ちゃんのミイラ」も沢山のおもちゃや子供服と一緒にガラスケースの中に祀られており、少し物悲しい思いをしました。また参拝者は女性が多かったようで、女性には特に霊験あらたかとの事。お寺というものは奥が深いものです。