I'm sick.........

復活というかまたこじらせたんだなって感覚。

今週の一枚。

2005-12-09 07:28:35 | 今週の一枚
今月初の今週の一枚。っていうかいつまで続けよう…

Philly Joe Jones / Showcase



初めてドラムの人のCDですね。でもドラムの人ってあんまり聴かない気がする。
それこそPhil Collinsくらいかも。しかもプログレ期の。
Philly Joe Jonesといえば最初に聞いたのはJohn ColtraneのBlue Trainですが
なかなか特質なソロで好きでした。出過ぎないけど激しい感じが。

意識するようになったのはMiles Davis - Gil Evans Orchestraの
Porgy And Bessですかね。Goneが去年の太田市から好きでした。
まさか今年山野のCDに入るとはって思いました。
モノホンのルーズなノリもカッコいいな、って思ったのがきっかけで。

フロントのPersonelがBlue Mitchell(Tp)、Julian Priester(Tb)
Bill Barron(Ts)、Pepper Adams(Bs)でして、こういうコンボものに
Tbがあるのも珍しいんですがBsがあるのはもっと珍しいですね。
1曲目ではその珍しいTb Soloが十分堪能できます。
あとはイントロのロールでPhilly Joe Jonesってわかる感じが好き。

3曲目GwenではPhilly Joe JonesがPfを弾いてます。
なかなかです。ブルージーです。
この曲ってGerry Mulliganかなんかがやっていたような。

あとはやっぱり5曲目のGoneが好きです。
簡単なフレーズのなかのソリッドな切込みがいいです。
BsとTbのみのフロントなので結構重々しい感じなんですがこれがまたいい。

フレーズ自体演奏するのは簡単なんだけど
なかなか真似できないような雰囲気をかもし出してるって言うのが
ジャズやね、って思うとです。

今週の一枚。

2005-11-27 21:19:24 | 今週の一枚
久しぶりに日本人ものを。

渡辺香津美 / KYLYN


日本のFusionを紐解く際に必ずぶち当たるのがこのKYLYNだと思います。
坂本龍一プロデュースの本作品は村上ポンタ秀一、高橋幸宏、小原礼
矢野顕子、益田幹夫、清水靖晃、本多俊之、向井滋春、ペッカーなど
当時のJazz、Fusionセッション最高峰メンバーとYMO周辺という
食べ物にしてみればカレーと寿司を混ぜたみたいな顔です。
当時はクロスオーバーと言われたらしいですが。

しかし蓋を開けてみると一貫して参加しているのは渡辺香津美と坂本龍一だけ
であり、前半はJazz系メンバー中心、後半はYMO人脈が中心と
なんだかんだで寿司とカレーが順番に出てきた感じになっています。
もうちょっとメンバーまぜこぜしてもらった方が面白かったんですが。
さらに言えばJazz系の人が演奏するナンバーは渡辺香津美作曲。
坂本龍一作曲はYMO関係の人しか演奏していない。

曲や演奏はかなり面白いんです。
4曲目のMilestonesはフュージョン独特のモヤモヤ感と疾走感が。
向井さんのソロもやっぱり抜群のセンスだし。
後テーマで入ってくる坂本龍一のシンセサイザーのフレーズなども
意外性は感じないのであまり新鮮ではないんですが
うまくマッチしていると思います。何しろ疾走感がイイ。

6曲目のAkasaka Moonのプログレッシブな雰囲気が好きです。
あと渡辺香津美はこういう雰囲気で弾くアコースティックギターが
一番似合ってると思うんですがどうなんでしょう。

元々高校時代からYMOやその周辺を聞いていたので、
高橋幸宏のタイトなドラムが好きです。ちょっとだけ練習したことがあります。
矢野顕子のハネ方とかもいいですね。

伝説的なバンドなので期待して聞いたんですが、結局は
有名なバンドが2つコンピされた、に留まっている気がします。
演奏や曲自体を一つ一つ聞く分にはいいんですが。
ライヴ盤の方が終始同じメンバーなのでそっちの方がいいのかも。
持ってないんですが…。

今週の一枚。

2005-11-21 15:11:39 | 今週の一枚
Pianistでは一番この人が好きです。

Keith Jarrett / The Koln Concert


Pianoの即興演奏で有名?らしいですね。
この魅力は即興演奏だけじゃないと思うんですが。
Pianoを引きながら歌ったりうめき声を上げたりする人です。
その昔某大和さんがKeith Jarrettを
「うぁあ、うっあああうあうあああ、ってやつやろ?」
って言ってました。その印象が忘れられません。
まあ大幅にはずれてはいないんですが。

このアルバムはライブ盤なんですが、曲名が
1.Part I
2.Part II A
3.Part II B
4.Part II C
になってます。1曲目が30分近い。

全体的に流れているテンポは凄い静かなんです。でもその中で
激しい動きがあったり、時間が止まったかのような静寂があったり
でも全体的な流れは常に流れてるんです。
ビッグバンドでいうならTuttiでもブレイクでもグルーヴしてる的な。

曲名を付けたいくらい格好いいフレーズやメロディが多いのですが、
一曲にまとめられ、しかも全てが完全なソロ、完全なアドリブのため
一つ一つ分断するなんて不可能です。ソロ一つを通して完璧な一つの
物語ができあがってます。
Pianoという一つの楽器からいくつもの音色が出ているように聞こえます。
場面場面によっての弾き分けがとても格好いいです。

ずっとPianoの音色を聞いていたい人に。

今週の一枚アンドモア。

2005-11-13 12:14:51 | 今週の一枚
間が開いてしまったけど今週の一枚はこれ。


Bird at the Hi-Hat / Charlie Parker

サックスがカッコいいと思ってジャズ始めました、的な人って
みんなCharlie Parkerを聞いている気がするのは何故?
ParkerよりColtraneのほうが耳にする機会が多い気がするんですが。
っていうかそういうジャズ始める人ってParkerが流れる環境にいるから
結局デビュー出来るんですか?なんて。
スタンダードすぎるのかもしれません。ええ、そういうことにしませう。

若かりし頃、ソロ回しのNow's the timeのモノホンを聞きたくて手に入れ、
お蔵入りしていたのを聞いております。1曲目がそれ。
あーちゃんとJazzのナンバーなんだなーって再認識させられる一曲。
っていうかそれって失礼ですね…。ええ。
後テーマのParkerの遊び方が好きです。
Soloはいうまでもなく。聞きやすいし楽しいし。
聞けば聞くほど色々参考になる。

昔、服部さんがどっかのビッグバンドのヴァージョンをやりたいと言っていた
(気がする)2曲目のOrnithology。
高音域で動くとこから一気に下がるSoloがキモチいい感じ。
なんですが次のソロのTpの人は酔っぱらってるんですかこれ?
いや楽しいんですけどね、こういうSoloも。
このアルバムにはOrnithologyが3つも入っています。
あと2つは音質が悪いんで多分別のライブから取ったんでしょうが。
音が劣化して音色が逆にいい感じです。Tpの人も酔ってないっぽいし。

3曲目のMy Little Suede ShoesミドルなテンポにのせるParkerの
早いフレーズがなかなか遊び心満載で良いです。歌うとこは歌います。
個人的には頭の入りが好きです。Dr→Parkerのテーマが入ってくるとこが。
リズムも面白い感じ。そのあとは普通にレガートなんですが。
ちょっとStraight,No ChaserっぽいとこがParkerのSoloにあったり。
Parkerのアウトロにかぶる形でTpが入ってくるのも
なかなか雰囲気良かったりします。
ところでPfSoloのあの盛り上がりは何ですか?客酔いすぎ。

曲名知ってて、例えばビッグバンドアレンジになってたりして、
でも原点を知らない曲というのが多い事に最近やっと気づいたので
もっといろいろ聞こうと思います。



で、最近気に入ってる曲があるんですが
The Tiger Of San Pedro / Bill Watrous & The Manhattan Wildlife Refuge
サン・ペドロの虎。
マフィアですか?
曲はラテンで超格好いい。ちょっとコイケヤみたいな感じです。
Bill Watrous & The Manhattan Wildlife RefugeのAlbumは基本的に全部廃盤で
多分持ってても内藤さんぐらいかな~っていうくらいレアものです。
ですが最近この曲をカバーしたバンドがあります。
John LaBarbera Big Bandというバンドです。
John LaBarberaといえば藁谷や日下、果てはM岡祐樹でおなじみな
あの超絶パッパラーな曲、Dancing Menの作者であります。

で、そのThe Tiger Of San Pedroが収録されているAlbumがコレ。
On the Wild Side
ということで誰か買って下さい。ええ、持ってませんとも。

今週の一枚。

2005-11-04 12:24:24 | 今週の一枚
今頃白山では学祭の準備をしている最中であろう。
こんな時にブログ更新。これぞF年スタイル。

Indo Jazz Suite
Indo Jazz Fusions
/ The Joe Harriott-John Mayer Double Quintet

リンク注。
聞いているのはIndo Jazz FusionとIndo Jazz Suiteが2in1になって
テイトウワのディストリビュートするレーベルから出てるやつなんですが
アマゾンでページが見つからなかったので1枚ずつのページにしました。
そのうちIndo Jazz Fusionsについては、Jazz at Jazz Ltd.という
別のCDと2in1にされたコンピしか見つからなかったので
そのページにリンクしています。

IndoでJazzなんです。シタールとかタブラとか民族楽器のQuintetと
ストレートアヘッドなJazzのQuintetの協奏。だからDouble Quintet。
Joe Harriottはジャマイカ出身、British JazzのA.Sax奏者。
だから全部ぶっ飛んでインド!って感じではないです。

Track.1のPatitaは17分超の大曲なんですが、TpのSolo、
イントロのタンブーラが支配する場面からレガートのドラムが割り込む様など
なかなかどうしてJazzな雰囲気を醸し出しています。
人数が多いので場面転換なども派手でなかなか楽しませてくれます。
シタールの音階はなかなかインド的です。スケールどうのこうのじゃない感じが。
4beatに対してトライバルかつパーカッシブなタブラのリズムがいいです。
こう、4beatにとらわれてない感じが。

Track.5、Subjectは吹奏楽にありそうなフレーズとIndoな場面の掛け合いが面白い。
ハイスピードで突っ切るかと思えば騙される。心地よい裏切り。
とても1967年録音だとは思えない新鮮さがこのパッケージには封印されている。

後半部分はTrack.7のContrastsがTpやFlがJazzしてて
リズムはPianoとタブラに任せる。それでつぎはWood Bassが入り
beatがすこしJazzになるとシタールがソロを弾く。
このミックス感がたまりませんね。タンブーラもいい味出してます。
Piano Solo→M.Tp Soloがブルージー。

ライナーは小西康陽さんが書いておりまして、
レディメイドシリーズなどがお好きな方も聞いてみては如何でしょ。

カレーを食べるときはこれを聞こう。

今週の一枚。

2005-10-25 00:04:23 | 今週の一枚
先週は更新できんかった…


Letter From Home / Pat Metheny Group

昔、東芝國明のPUでHave You Heardをやったときに
手には入れてたんですが、最近また聞き始めました。
Fusionに分類されることが多いPat Methenyですが
あくまでもこのアルバムに関してはJazzだと思います。
Mintzerの方がFusionっぽい。
Pedro Aznarのヴォイスがフレーズの美しさを一層引き立てています。
最近聞いてるCDは「美しさ」が目立つ気がします。
Maria Schneider然り。

1曲目のHave You Heardはおなじみ4/4と7/4の変拍子。
Gil Evansもそうだけど、オリジナルのフレーズに対して
何拍子がもっともスウィングするか、もっともハマるかを
感覚でつかんでいるんだろう。
確かにこの拍子でなければこの旋律は産まれない。
Pedro Aznarも聞き所。遠くでのささやきが聞こえるような
そんな感覚に襲われます。
Pat以外のリズムセクションがしつこくなく、結構あっさりと聞けます。

Pedro Aznarを聞くならばDream Of The Return。8曲目。
ソロだけでなくのバッキングのGuitarもいい感じです。
EWIの類を使うと結構メカっぽくなる場合もあるんですけど
この場合は曲にあった音色をチョイスしてると思います。
Saw Waveの柔らかい感じの音色ですね。

表題曲のLetter From Home。
死に際に聞きたい。
物語の終わりのような。それでいて始まりのような。
音を、フレーズをひとつひとつ丁寧に聞かせるPianoが好印象。

個人的にFusionはあまりスキではない時もあったのですが。
最近はそのジャンルごっちゃまぜな雰囲気が好きになってきました。

今週の一枚。

2005-10-15 01:44:22 | 今週の一枚
ギリギリ隔週。

Soaring / Bob Florence & Limited Edtion


特徴のあるフレーズが原因でビッグバンド関係者にはあまり好かれない
Bob Florenceのビッグバンド、Limited Editionの1枚。
最近はビッグバンドよりもピアノトリオの録音が多いみたいですが。
昔、バンドのMCで3拍フレーズと6管Reedsが特徴だって言ったけど
それ以外にも独特な和音や雰囲気など、聞き比べてみると面白い。
単純に管の数が増え構成音が足されるだけで同じ和音でも雰囲気が違う。

このアルバムはBob Florenceっぽさを残しつつも
他のアルバムよりはかなりポップなテイストだと思います。This is pop?
木管も結構ストレートな構成だし…らしくない雰囲気かもしれない。

と、言いつつTrack1はBob Florence節全開の超特急ナンバー、
Afternoon of a Prawn。重厚かつ軽やかでソリッドなSaxソリが鳥肌です。
イントロのRhodes(?)の音色からいきなり吸い込まれますね。
管もさることながらリズム隊の疾走感が心地いいです。

Track3の表題曲SoaringはこれがBob Florenceか?と思うような
爽やかなサンバのナンバー。TbとFlhのテーマ、ソロ共に綺麗です。
Tutti部分の野蛮な感じがちょっと気になったりしますが
そこにBob Florenceらしさが残ってると言えばそうかもしれない。
単純なフレーズ、バッキングなどにしても6管のReedsが織りなす
和音は重すぎず、なかなかキモチいいもんですね。

今週の一枚。

2005-10-06 06:48:01 | 今週の一枚
とりあえず隔週で更新出来ている。

Gently / Bob Mintzer Big Band

Tenor奏者としては好き嫌いが別れるMintzerですが、
彼がアレンジしたBigBand用スコアは様々なところで耳にします。
往年のBigBandリーダーが結構コンテンポラリーなメンバーを
集めてアルバムを作っております。
TbのKeith O'QuinnやLarry Farrellはこれにも参加しております。
その他にFrench HornのJohn Clark。この人はこれに参加してますね。
Groove From The Louvreの作者です。

Track1のGentlyは木管の使い方がGil Evansみたいです。
でもそこまで複雑ではないので落ち着いて聞けるかと。
確かに紳士的な雰囲気です。
フルートによるアンサンブルが美しいです。

Track3、Original People。
どこか牧歌的、遊牧的な雰囲気を思わせるトライバルな楽曲。
終始さわやかな曲調です。明るいと言うよりはさわやか。
Tromboneのテーマが好きです。Bass TromboneのDave Taylorがオイシイ。

Mintzerは1枚のアルバムで様々な曲調をいつも出してきますが
Track7ではお得意(?)のFunkに。
このBright Lightsという曲は元々YellowjacketsというFusionBandの曲。
YellowjacketsではMintzerがEWIでテーマを吹いてるため、
音色的に明るく、こちらの方は重々しいユニゾンで少しくらい感じがします。
最後の盛り上がるTuttiも何か怪しげな雰囲気があります。
曲自体は結構面白くて好きなんですが、最後の終わり方が…
せめてエンディングくらいちゃんとして欲しかった。

Mintzerはアレンジはいいんだけど音源は結構あっさり吹いているので
テンポやバンドなりのアクセントを付けて演奏するといいのかも。

今週の一枚。

2005-09-29 12:43:42 | 今週の一枚
このレヴューを書きたかった。


Evanescence / Maria Schneider Orchestra


Maria Schneider様の説明はこの日の記事にまかせる。
学バンではコンテンポラリーミュージックの代表格として扱われている
MSOの1st。実際に耳にしたことがある曲もあるはず。
サウンドは確かにSwing!っていう感じではないけれども
曲全体を通して確かに大きな波を感じられます。これがMSOのJAZZなのでしょう。
Gil Evansの木管の使い方、雰囲気は疾走するStan Kenton、
円熟した守屋純子とでもいう感じか。

Track1のWyrglyはスタンダードなスウィングかと思わせての展開。
その後もキメキメのSwingっぽいフレーズが格好いい。歌心があります。
あと90'ロックのようなGuitarのSoloがミスマッチかと思いきや
完全に曲の、MSOの一部として盛り上げているのが凄い。
Guitarによる一瞬のブレイクも一番キモチいいタイミングで入る。

Track5、Green Piece。
PianoForteが改めてリズム楽器だと認識される一曲。
SSやFluteなどの高音域のフレーズが柔らかく美しい。
圧倒的なHigh Noteとかではなく、優しく心に響くHigh Note。
Sax Soloはいきなり4ビートなんですが曲中での場面転換において
重要な位置を占めています。テーマをオマージュしたフレーズがいいです。
Pf Soloのフレーズも流れるよう。主張しすぎず、かといってそこにいる存在感。
アレンジ、Solo、音色。どれをとっても「美しい」という言葉が
もっとも当てはまる一曲ではないだろうか。

Track8は他の曲とは一風変わったDance You Monster With My Soft Song。
リフの入れ方などはとてもGil Evansっぽい。ダークな進行の曲。
ほぼ進行の中でループしているだけだが、次々に来るリフが飽きさせない。
Guitar Soloラストの一瞬明るくなるところなど、寒暖の付け方や
その範囲がまた絶妙。

最後のLast Seasonで終わるっていうのがMSOっぽいです。
ホントに「Last:終わる」という言葉を曲全体で表しています。
やはりMaria Schneider様は表現力がダンチなアレンジャーですね。

このCDは結構初心者向けだと思うので、コンテンポラリーが嫌いな人も
一度聞いてみるといいかもしれないです。

今週の一枚。

2005-09-19 06:08:03 | 今週の一枚
Tromboneで最近聞いているものを。

J5 / Shigeharu Mukai J Quintet featuring Junko Onishi

向井さんですね。日本有数のJazz Playerであります。
ファンク!ポップ!ロック!が好きなのでトロンボーンというと
村田さんがやっぱ一番好きだったりするんですが、
Jazzを吹かせたら向井さんの方が気に入っていたり。

超絶技巧にもいろいろありまして、奏者が
「どーだすごいだろー」で終わったところで何も面白くない音楽など
よくあるわけです。スゴイし上手いけどだからなんなのよ、っていう。
そういうのはあんまり好きじゃないです。
向井さんはまさに超絶技巧な方ですが、それと同時に曲やリスナーを
楽しませる技術を持ってる神が二物与えた方。
3曲目のStretch Outの様な、一辺倒でないテンションの寒暖は
聞いてて気持ちいい。ソロも飽きません。
7曲目のBerlinはカッとばし過ぎで格好良すぎます。
向井さんだけでなくPianoやDrumsもそのテンションが素晴らしいです。
ソロの為の曲、ではなく曲の為のソロですね、まさに。

で、向井さんのサイトで、Kanstulの向井滋春Modelが説明されてるのだが、

>音質は明るくて太い。ピアノは柔らかし、フォルテは張りが有る。
>高音の透明感は ピカイチだと思う。ダブルハイFもヒットしやすい。




…そんなの常人に確認できるか。