一匹ヒツジの営業日報

練馬に住む一匹ヒツジ(狼ではない!)が日ハムを中心に中華料理や日常も含め愚痴る日記です。

今年1年お世話になりました

2008-12-31 23:28:48 | 雑記という徒然
今年の春にこのブログを初めて初の年越しがやってまいりました。
あまりのハムの春先の不甲斐ない戦いに勢いで始めてしまったブログですが飽き性の自分がここまで何とかやってこれたのは我ながらびっくりですがこれもひとえにこんな辺境まで旅をなさってくれる方のおかげだとただ感謝しております。


なるだけ冷静に書こうと努力はしておるんですがどうも感情に任せてご覧になる方のお目を汚すような文を書いてしまい反省する時も多いですが来年もなるだけ多くハムと野球を楽しんで書いて行ければと思っております。



皆様今年1年どうもありがとうございました。良いお年をお迎えください。

名もないお酒・・

2008-12-28 23:28:18 | 雑記という徒然
中に入ってるのはパイナップルの飾りです。
マスターがお土産に貰ったらしいです・・うらやましい(笑)


あまり見ないパイナップルのリキュールらしいんですがビンには何も書いておらず。貰った人もパイナップルのリキュールとしか知らず謎のお酒になっちゃいました・・
今度調べてみよう・・

先発考③~各球団の今期~日本ハム②~

2008-12-27 21:54:16 | ハム
さてさて相も変わらず需要がなかろうがなんだろうが突っ走って行きますよ
・・・と言いつつ月曜に北海道に里帰りをしなくちゃいけないので、正月近辺はちまちま数字を弄っている暇はなさそうです。
なのでこれを更新出来るのは今年は今日が最後になりそう・・
明日は死んでも大掃除と年賀状書きをやらなきゃあかんし・・


そもそもなんでこんな長丁場になったのか自分でも不思議ですが、そんな事には目を瞑って頑張りたいと思います
今日は前回に引き続き日本ハムです。
何であれだけ突出した数字を持つ先発陣でありながらいまいち勝ちが伸びなかったのか・・
特にダルを除くと平均投球回数6.04、防御率3.80とそれでも他5球団の平均投球回数6.09、防御率4.02と引けをとらない数字ながら40勝47敗と借金7と沈んだ理由を素人ながらに考えていきたいと思います。
ちなみに今日もBaseball Dataさんの方からデータをお借りしております。



では先日書いた通り援護率から。
この援護率というのはある投手が投球したイニングに打線が何点援護してくれたかこれを9回換算で見ていくものです。あくまで「平均」ですから例えば特定の試合で打線が爆発して、他の試合では点取ってくれないというような片寄るケースももちろんあるのであくまで参考値ではありますがなかなか興味深い内容になっています。



まず援護率の出し方
(援護点(自分が投げている間に味方が獲得してくれた点数)×9)÷攻撃回数(該当投手が投げている間に味方が攻撃した回数)


ちなみにハムの先発陣全体の援護率を上の出し方で出してみますと
(412(援護点)×9)÷970(攻撃回数)=3.82となります。
ただ日ハムの数字だけだと比較のしようがないので全球団を出してみましょう。


西武 (541×9)÷906=5.37
オリックス (427×9)÷878=4.38
日ハム (412×9)÷970=3.82
ロッテ (472×9)÷915=4.64
楽天 (451×9)÷889=4.57
ソフトバンク (412×9)÷980=3.78



とりあえず緑色のチームの先発陣が断トツで恵まれていないようでね・・
1位の西武との先発陣が貰う平均援護率の差が約1.50点以上あり4位のオリックスに比べても約0.50点以上とちょっと圧倒的です。
特に重要なのはこの数字が先発投手のものだという点。
今年のパの全体の平均投球回数が6.15回。
つまり上の援護率はほぼ6回までの援護率だと強引に言い換える事が出来るならば、QSが6回3失点以内ですから防御率になおすと4.50ですからハム・ソフトバンクの先発はQSを達成しても勝てる可能性は他のチームに比べて著しく下がるということになります。
つまり援護率が4.50以上ある西武・檻・ロッテ・楽天はQSを達成すれば十分な仕事なのですがハム・ソフトバンクに関しては6回2失点防御率3.00がノルマという形になります。
勿論あくまで平均ですから暴論かもしれませんがやはりこういった数字が投手の心理に与える影響というのは馬鹿にならないものはあると思います。



・・・しかし先発の援護率はハムが圧倒的に下だと思っていたのでソフトバンクがさらに下だと出た時はちょっとびっくりしました
この数字を見るとソフトバンクが最下位になったのもうなづける話ではありますけどね。



さてさて話を戻しますが、いくらチーム云々言っても各個人の援護の多い少ないにはかなり差がありますのでさらに細かく個人の援護率も見ていきたいと思います。
もっともその個人の数値も1試合の爆発と完封負けなんかで大きく上下してしまうのは同じなので参考程度ではありますが誰が不運なのかくらいとその傾向くらいはわかりそうです。
一応先発の数値のみで100回以上投げた人間をまとめました(中継ぎのイニングを足して100回を超える人はカウントしておりません)

名前 試合数 勝敗 イニング数 防御率 援護率 QS数の順
岩隈(E) 28試合 21勝4敗 201回2/3 1.87 5.66 23
西口(L) 21試合 8勝6敗 114回2/3 5.10 5.61 9
帆足(L) 26試合 11勝6敗 174回 2.64 5.55 18
石井一(L) 25試合 11勝10敗 135回1/3 4.32 5.50 11
武田勝(Fs) 19試合 8勝7敗 121回1/3 2.97 5.47 12
涌井(L) 25試合 10勝11敗 173回 3.90 5.35 15
岸(L) 26試合 12勝4敗 168回1/3 3.42 5.34 18
朝井(E) 23試合 7勝11敗 128回 4.71 5.01 7
以上援護率5点台8人。西武5人楽天2人ハム1人。

清水(M) 24試合 12勝9敗 164回2/3 3.77 4.93 15
渡辺俊(M) 26試合 13勝8敗 172回2/3 4.17 4.93 14
山本(Bf) 22試合 9勝6敗 140回 3.34 4.91 13
田中(E) 24試合 9勝7敗 169回2/3 3.55 4.73 16
スウィー(Fs) 25試合 12勝5敗 159回 3.51 4.66 16
金子(Bf) 25試合 10勝9敗 160回1/3 4.10 4.64 13
成瀬(M) 22試合 8勝6敗 150回2/3 3.23 4.36 15
大隣(H) 21試合 10勝8敗 152回2/3 3.12 4.27 14
多田野(Fs) 19試合 7勝7敗 105回1/3 4.78 4.14 8
小松(Bf) 22試合 15勝3敗 148回 2.55 4.12 16
小林(M) 23試合 5勝12敗 138回 5.02 4.07 11
以上援護率4点台11人。ロッテ4人オリックス3人ハム2人楽天1人ソフトバンク1人。

和田(H) 23試合 8勝8敗 162回 3.61 3.83 17
ダル(Fs) 24試合 16勝4敗 198回2/3 1.90 3.53 21
杉内(H) 25試合 10勝8敗 196回 2.66 3.43 17
近藤(Bf) 23試合 10勝7敗 139回 3.11 3.30 14
以上援護率3点台4人。ソフトバンク2人オリックス1人ハム1人。

藤井(Fs) 19試合 3勝8敗 110回2/3 3.25 2.79 9
グリン(Fs) 25試合 7勝14敗 162回1/3 3.66 2.66 16
以上援護率2点台2人。ハム2人・・・・



いやいや書き出すのに疲れました・・・
ちなみに今期先発で100回以上投げたのは25人で計252勝188敗
流石に100回以上先発のマウンドに登るというのはチームに信頼されているという証。勝ち負けもトータルで見るとかなり良い勝率です。
やはり強いチームを造る早道は基本的にはシーズンで100回以上のイニングを投げてくれる先発を育てることですな。
せっかくここまでやったのでついでにこんな計算も・・

パ全先発の援護率 (2,715(援護点)×9)÷5,538(攻撃回数)=4.41
100回以上投げた先発の援護率 (2,009(援護点)×9)÷4,001(攻撃回数)=4.52


一応100回投げている先発の方が若干援護率がいいですがこれくらいならほとんど意味はないでしょうね。
ただ上の25人でこの4.52以上の援護を貰っているのが14人。4.52以下の援護しか貰えなかったのが11人なんですが、

4.52以上14人 153勝103敗(勝率.598)
4.52以下11人 99勝85敗(勝率.538)


と勝率でみるとかなりの差がでます。
特に11人の中にはダルがいますからはぶいてみるとほぼ5割の数字になってしまうように勿論片寄りのある数値なんですがシーズン先発で100回任せられる投手が平均の援護率以上の援護を貰えば貯金は貯まるのは間違いないみたいですね。
今年の西武が強かったのはここの部分で満遍なくどの先発にも高い援護率があります。なんせ100回以上投げた5人が5人とも援護率5点台以上。これで涌井の不調がなければさらにぶっちぎりだったかもしれませんね。
しかし5点台以上の援護を貰いながら5個以上の貯金を稼げたのは岩隈・帆足・岸の3名のみと若干寂しいのは否めません。
特に負け越してる涌井と朝井は味方の援護を貰いながら応えられなかったということですから要反省ですね。



と、言うわけで個人的感覚で防御率と援護率のバランスと勝敗から頑張った人文句のない人、可哀相な人を分けてみます(笑)


自分頑張り打線の追い風もあったいい1年だった人
岩隈・帆足・岸・山本・スウィー

時に打線は冷たかったけど己の力で乗り越えた人
ダル・小松・大隣・近藤

とにかく不憫だった人
杉内・藤井

なんか数字がかみ合わない人
武田勝・成瀬

何もかもが駄目な1年だった人・・
小林・グリン



こんな感じですかね~
岩隈はとにかく乗りに乗った1年。自分も完璧だったし援護も凄かった。
岩隈ほどめだたないけど帆足・岸・山本・スウィーなんかも自分の投球と打線の援護がかみ合ったいい1年でチームに貯金をもたらしましたね。こういう年を続けられればエースと呼ばれるようになりますね。


ダル・小松は援護は少なめでしたけれども自分の力でねじ伏せたという感じでしょうか?まさに頼れるエースと呼ぶにふさわしい投球をした1年でしたね。ダルはもう流石の一言ですが小松の来期は楽しみですね。ダルのように続けられるのか成瀬や涌井のようにいまいちな1年になるのか・・
大隣・近藤はダルや小松ほど目立ちませんでしたが実質ローテ1年目としては満点だったと思います。両者とも特に近藤は援護が少ない数字となっていますがチームに貯金をもたらせることが出来たのは監督から大きな信頼を得たのではないのでしょうか?


不憫だったのが杉内・藤井の両左腕。杉内は後半投げても投げても援護がなかったイメージがありますね。200回近く投げて防御率2.66で10勝ってのは流石に不憫だ・・けど隔年のイメージは完璧になくなりましたね。斉藤和のメドが相変わらず立たない中完全に鷹のエースとなったと思います。
藤井はね~確かに点を取ってもらうと炎上したり抑えても球数が多いと言われたけどやはり3.25で3勝は、援護率2点台は流石に不憫ですわしかしこの人ヤクルト時代から援護がないのは何故なんでしょう?よっぽど運気のない人なのかしら?けどハムではグリンがいなくなる来年はやってもらわなくちゃ困る人筆頭なんで頑張ってほしいですけどね


武田勝と成瀬は防御率も援護率も良いのに数字がついてこなかったなんか勝ちとかみ合わなかった1年と言うべきなのだろうか?ま、武田勝は援護もらうときは大盤振る舞いだった試合もいくつかあったので援護率が跳ね上がったのかな・・けどそれでもそこそこ援護があったと思うし不用意な所の多かった1年と言うべきかもね。ケガも含めて
成瀬も抑えても去年なんかみたいに要所で踏ん張れなかったイメージが・・四球がずい分増えたしねぇ。去年ほど高めのストレートを振らすことが出来てないイメージはありますね。
この2人はチームもかなり計算に入れてたでしょうから戦犯と呼ばれても仕方ないでしょうね


グリンと小林はもう悪夢のような1年でしたでしょうね・・
小林は開幕の痙攣が全てでしょうなぁ。あの後は足をかばうようになったのか知りませんが全然ストレートが切れてなかったしチェンジアップの制球がおかしかった。それでもダルと投げ合うとリミッターが外れるのかいいピッチングをしたんでたぶんに精神的なものでしょうな。復活は難しいと言えば難しいけど1度乗り越えたら去年みたいな数字も不思議ではないでしょうな。シーズン最初の試合で全てが決まりそうな気はするな。
グリンは悲しいの一言。この人は無援護の煽りを1番食ったような気がする
3月に仙台で見たときも自滅に近かったような負けだけど援護はたった1点。あれがもう少し援護があれば違ったと思うし、いまいち本調子じゃないのに打線がまったく信用できないので完全に悪循環に落ちちゃったよね。4月くらいにはグリンとチームの信頼関係は崩壊してた気がする・・じゃなければあれだけ際どいところ狙って四球で自滅する投手じゃなかったからね。去年も無援護だったしハム打線がグリンの時はいつも以上に弱くなるんで今回の移籍は悪い話ばかりではないと思うな。



なんかハムの事書く前に色々書きすぎて疲れてしまった・・
ハムとしては結局援護率がリーグワースト1位2位を造ってしまったのが全てでしょうねぇ。
なんせ2人で10勝22敗。けど防御率は2人合計で3.49とこんなに負ける数字じゃないんだよね。確かに2人が踏ん張りきれなっかのはあるかもしれないけれど流石に常に1点も与えられない緊張感の中で投げさせたハム打線の責任が大
なんせ2人の平均援護率は2.72・・流石にありえない数字ですわ。
流石に来期も無援護属性が2人もいるのは辛いからグリンが移籍するのは双方にとって良かったのかもねぇ。グリンもこんな援護じゃやってられないだろうし・・

けど来年グリンがいなくなって約160回のイニングを誰かが埋めなくてはならない・・
ダル・スウィーはもう数字的には限界だろうから藤井・武田勝が少しは埋めるとしても100イニング投げる投手は1人必要。
まったく目処が立ってない気はするけど・・多田野も来年かなり微妙な気はするし中々大変な1年になりそうですな。
吉川と八木がやっぱり期待の筆頭でしょうけど・・どうなるでしょうか?
けど西武じゃないですがそこそこの援護を上げれば成績がついてくるのは間違いないのは上に上げた数字が物語ってます。
ま、つまり打線のフォローがあればある程度なんとかなるっていうオチですなぁ(苦笑)
被本塁打や四死球について書く時間がないんでそのうちリーグまとめて書きますよ・・

by BEAMS

無謀にもランキングに参加しております。よろしければクリックお願いします。






 



レモネード?

2008-12-26 23:26:04 | 雑記という徒然
名前はレモンビール。
名前の通りレモン果汁のビールです♪



アメリカのビールらしいですけど日本の会社に販売委託してるらしく日本の発泡酒の扱いです。




ちなみに名前はレモンビールらしくそのまんまですね(笑)

先発考③~各球団の今期~日本ハム①~

2008-12-25 21:14:56 | ハム
今日も今日とて需要のなさもなんのその
どう考えても年内に全球団終わらないことにも何のその

ちまちま更新してまいりますこのコーナー
今日は3連覇の夢を断たれ最終戦でぎりぎりAクラスに残った我らが日本ハムです


ちなみに今日もBaseball Dataさんの方からデータをお借りしております(名前の後ろは先発試合数・イニング数・自責点・防御率)


日本ハムファイターズ(シーズン3位)
グリン 25試合 162回1/3 66点 3.66
スウィー 25試合 159回 62点 3.51
ダル 24試合 198回2/3 42点 1.90
武田勝 19試合 121回1/3 40点 2.97
藤井 19試合 110回2/3 40点 3.25
多田野 19試合 105回1/3 56点 4.78
吉川 7試合 34回2/3 24点 6.23
金澤 3試合 16回 10点 5.63
八木 2試合 10回2/3 8点 6.75
ダース 1試合 5回 0点 0.00
計10人(リ-グ2位タイ)

先発投球総イニング数923回2/3(リーグ2位)
総自責点348点
チーム防御率3.54(リーグ1位)
先発平均防御率3.39(リーグ1位)
先発投球平均イニング数6.41回
規定投球回クリア投手3人(ダル・グリン・スウィー)
QS数 85(リーグ1位)
先発勝敗56勝51敗(.523)
完投数14(勝ち9負け5)


今期3連覇を狙いながらぎりぎりの3位に沈んだ我がハム。
シーズン前からシーズン後まで打線が打線がと言っていながら何とか勝ち越したのは何だかんだと言われながらも優秀なのは間違いない投手陣あってのこと
それを裏付けるように数字を見ればまあ圧倒的ではないですか、我が軍は


パリーグ全体の今期防御率が3.91。我がハムはそれを0.37上回る3.54でパトップだったわけですがさらに先発平均防御率はさらに圧倒的で


ハム 計923回2/3 自責点348点 防御率3.39
パ全体 計5311回2/3 自責点2,310点 防御率3.91
ハム抜き5球団 計4,388回 自責点1,962点 防御率4.02


とパ全体より0.52もよくさらにハム抜きの5球団平均より0.63も防御率が優秀です。
QS数も2位の獅子さんの76に大差をつけてトップとまさにリーグ1の先発陣と呼べるだけの数字を上げています。
投球回も平均6回を超えてきていますし先発陣は実に見事な仕事をしたと言えると思います。



ところがこれだけ頑張っても所詮はダルのおかげで数字が良くなっているだけじゃないかと言われてしまうのも我がハム先発陣の悲しさ。
そこでダル抜きだとどれだけの数字になるのかも調べてみました


ハム全体 923回2/3 自責点348点 防御率3.39 平均投球回数6.41
ダル抜きハム 725回 自責点306点 防御率3.80 平均投球回数6.04


なんとダル抜きでも見事にパの平均防御率を上回っています。
平均投球回も流石に弱冠は落ちますが6回はキープ。
つまりダル抜きでも数字上はパの平均を十分上回るだけの成績を上げているのが我がハム投手陣なのですね。
つまり「ハムの先発で怖いのはダルだけ」なんて言葉に惑わされる必要はないのです。



ここら辺まではファンとして鼻高々なんですけどね~
これだけの数字を上げ実力リーグ1と言えるも報われなさも困ったことにリーグ1なのが我がハム先発陣
数字だけを見ると言う事はないはずなのですが勝敗は56勝51敗(勝率.523)とわずか5つしか貯金ができませんでした。
特にエースダルを除くと40勝47敗となんと借金が7。
やはり3連覇を逃したのはここら辺の数字のマジックにカギがありそうです。


ま、ハムファンの方どころかパファンなら言わずもがなの援護点の問題なんですがね・・
ま、この援護点についてと軒並み良い数字ながらも勝ちを稼ぎきれなかった原因の一つだろう被本塁打と四死球については疲れましたので次回に引き継ぎます
しかし援護点のなさはハムが断トツ1位だろうと踏んだら下には下がおりました(笑)
この2チームが他をぶっちぎって先発が可哀想なことに・・
ま、ハムの場合は援護点の無さもそうですが偏りも問題みたいですけどね・・

by BEAMS

無謀にもランキングに参加しております。よろしければクリックお願いします。


清水の変則的契約

2008-12-23 20:08:09 | 野球
人様ん家のお台所事情なんであんまり触れたくなかったのですが・・


清水、来年0球でも4000万増!…ロッテ



鴎さんのところの清水が変則的な契約を結びましたね。
2年契約ながら来年メジャーに行きたければ破棄出来るという内容。
どうも個人的にまいち釈然としないというかぶっちゃけ悪しき前例じゃね?とすら思ってしまいます。



だって来年思った通りの成績をあげられなければ海外FAの事は忘れてロッテで高給を貰って、成績が良ければメジャーに行かせてもらいますよって言う


はっきり言ってたんなる二股宣言ですよね?


別により良い条件を求めて球団と話し合うのは構わないと思います。メジャーに行きたいというのも別にどうとは思いません。
メジャーに行きたいなら1年契約。ロッテに骨を埋めるなら複数年契約という形なら何も言うことはないんですがね。
けど夢とかいう美麗字句にかこつけていまいるロッテを保険みたいに扱うやり方はどうも好きになれません。そして保険みたいに扱っているのはロッテという球団だけではなくその向こうで一生懸命応援してくれるファンでもあるということを清水は気付いているのでしょうか?



僕は別にロッテファンではないですけれどもメジャーに一切興味のない日本のプロ野球のファンです。
ですから自分の愛する日本のプロ野球を体の良い保険扱いする今回の清水の行為には不愉快にならざるおえません。



ちなみに清水よりこれを認めたロッテ球団の方が問題なんですがね。
こういう前例を造ったというのもそうですが、これが清水が希望するのが巨人や阪神なら認めるはずもないのにメジャーという理由だけで認める。確かに市場規模の違いによる金銭面の差はあれども日本プロ野球は決してメジャーの下部組織ではないはず。けれども今回保険をかけるような契約を認めたということは自ずから自分たちはメジャーより下であるということを認めたということにならないですかね?



ここまで言うのは言い過ぎなのかもしれませんが個人的にはロッテ球団にも清水にも釈然としない今回の話しです。
しかしこういう契約がメジャーで一般的かどうかは全く知らないですが余計な事ばかりメジャー真似る癖はどうにかならないもんですかね?

by BEAMS

無謀にもランキングに参加しております。よろしければクリックお願いします。

ライバルの内紛?

2008-12-21 23:34:26 | 野球
ロッテのバレンタイン監督が2009年シーズンが始まる前に2010年以降の契約はないと通告されたみたいですね。
楽天のノムさんもほぼ来年一杯みたいな書き方をされていますがこちらは年齢の問題があってのこと。
今シーズン中から2010年以降も契約更新に色気を見せていた事を考えると事実上の解任通告でしょうね。



思えば我が軍も2007年日本シリーズを前に監督が就職活動で日本を離れるということをやらかして見事に見るに耐えないシリーズにしてしまったのは記憶に新しいですが、今回のロッテの件はそれをさらに拡大再生産したということでしょうかね(チームと監督の立場が入れ替わっているといるが)
いくらフーズフーズの時代からの仲良しさんとはいえこんなことまでお付き合いしなくてもねぇ・・


しかしシーズン前にこんな騒動では選手もファンもやりきれないですな。
求心力のなくなったボスの下でモチベーションを保つというのは中々難しいというのは野球に限らずどんな組織とて同じでしょう。
本当なら上に何があろうとも自分がやるべき事は変わらないとベストを尽くさなくてならないのでしょうが結局は人間はメンタルに左右される生き物、そうは理屈通りにならないものです。
つまらない我が身ながらやはり昔そんなゴタゴタに巻き込まれたこともありますので良くわかります。
ロッテはシーズンが始まる随分前に大きな荷物を自分から背負ってしまったものです。



確かにロッテは打ち倒さなくてはならないライバルですがそれはあくまでグラウンドでのこと。
グラウンドに入る前までは100%の状態で来てもらわないとせっかくのシーズンが盛り上がらなくなっては悲しいのですがね・・
何とも他人事ながらしまらないニュースですが来年に大きな影響をあたえそうな事なのでちょっと書いてみました。



しかし微妙に勝ち誇ったように見えた瀬戸山さんには流石に苦笑いするしかなかったですな。

by BEAMS

無謀にもランキングに参加しております。よろしければクリックお願いします。

見事な帳尻・・

2008-12-20 22:59:45 | 雑記という徒然
久々の麻雀・・
7時間やって見事なプラマイ0・・



ちょうど場代分だけ浮かせて終わる辺り見事な帳尻ストです(笑)
けどしっかり勝つか負けるかした方がすっきり終われたような気がしないでもなかったり・・

先発考②~各球団の今期~オリックス~

2008-12-19 16:45:48 | 野球
需要のなさもなんのその
つい勢いに乗ってパ全球団の数値を出してしまったのでもったいないから頑張りますよ
この数字を応用して出した比較数値もあるんですがとにかくまずは6球団書き散らします

ちなみに今日もBaseball Dataさんの方からデータをお借りしております。


今日は今期久々にAクラスに上がってきたオリックスです(名前の後ろは先発試合数・イニング数・自責点)
オリックス・バファローズ(シーズン2位)
金子 25試合 160回1/3 73点
近藤 23試合 139回 48点
小松 22試合 148回 42点
山本 22試合 140回 52点
オルティズ 17試合 82回 53点
岸田 10試合 65回2/3 22点
中山 10試合 44回2/3 32点
川越 5試合 26回 13点
香月 3試合 15回1/3 9点
コロンカ 3試合 12回 9点
光原 2試合 1回2/3 11点
高木 1試合 3回 2点
鴨志田 1試合 1回2/3 3点
計13人(リ-グ5位)

先発投球総イニング数839回1/3(リーグ6位)
総自責点369点
先発平均防御率3.96(リーグ3位)
先発投球平均イニング数5.83回
規定投球回クリア投手4人(金子・近藤・小松・山本)
※先発のみの規定投球回数クリアは金子・小松のみ
QS数 72(リーグ4位)
先発勝敗56勝42敗(.571)
完投数7(勝ち7負け0)



今期2位と躍進を遂げた檻さん。
前半は去年軸だった平野・デイビーを欠いた事もあり中々波に乗れずコリンズ監督の解任という激震が走りますが、世の中何が幸いするかわからないもの。大石監督代行になってチームがまとまったのか7月以降は43勝26敗勝率.544で駆け抜け見事2位フィニッシュをしました。



去年の最下位からの躍進原動力となったのは56勝42敗とパ最高の勝率(勝ち星は西武・ハムと同じで1位タイ)を挙げた先発陣。
去年はなんと38勝56敗と散々たる数字だったのを考えると正にチームが生まれ変わったと言っても過言ではないと思います。



核となったのはそれぞれ今期初めて規定投球回数に達した金子・小松・山本・近藤の新4本柱(金子は前半戦の失速の原因でもあるが)。
この4人の先発で計587回1/3を投げ44勝25敗(.638)防御率3.30。
檻のチーム勝率が.524なので彼らの登板時の勝率がいかに高いかわかります。
特に7月以降の活躍が目覚ましく小松の11勝1敗という脅威の成績を筆頭に近藤が5勝0敗、金子が7勝3敗、山本が5勝4敗で計28勝7敗と勝率8割というハイアベレージ。あの脅威の追い上げはローズ・カブレラの爆発もありましたがやはりこの新4本柱の活躍があってこそでしょう。


総投球回数がリーグ最下位。平均防御率がリーグ3位、QS数がリーグ4位と決して見映えする成績ではありませんが前期ローテが固まらず出遅れた事を考えると額面通りは受け取れません。
おそらく6月までと7月以降の数字では大きな格差があると思います。小松なんかはさすがに出来すぎだとは思いますが来期平野が帰ってくれば一気に6球団最高の先発の数字が見られるかもしれません。
更に30歳の山本を除き小松・近藤・金子・平野ともに20代半ばというのは羨ましい限りですね。投手王国の完成も遠くないというところでしょうか?
個人的には来期は西武以上に脅威になりそうだと思っています。



ただ逆に言うと来期の檻のアキレス腱は羨ましいと述べたという若さであり経験のなさ。
規定投球回数を4人がクリアしているというのはパ最多だったりするのですがその4人が4人とも初の規定投球回数クリアというのはかなり珍しいというか今まであったのでしょうか?
俗に2年目のジンクスなどと言われますが、それは初めて1年通して投げた疲れ・・要は身体のケアの仕方の経験値が足りないことと相手のオフに行われる研究により丸裸にされることだと思います。
実際檻の先発陣は有無を云わせぬ剛球や代名詞になるような決め球を持っていると言うより球のキレとコンビネーションで勝負するタイプだと思いますので疲れを取り損ねてキレに欠けたり配球を読まれてジンクスが発動する可能性も充分あると思います。
今期彼ら4人の通算が44勝25敗。特に7月以降28勝7敗と追い上げの核となったとは書きましたが、逆に言うと6月までは16勝18敗と負け越していたということ。もちろん野球は先発だけでやるものではありませんが試合の流れを先発が握っているというのは紛れもない事実。
もし調整に失敗して前半戦の彼らが出てこれば檻は失速を免れないでしょうね。
もっともこれは敵方のハムファンの秘かな願望?であり先発の層で言うとやはり羨ましい限り・・要は嫉妬なだけかもしれませんが(笑)


by BEAMS

無謀にもランキングに参加しております。よろしければクリックお願いします。