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日々の生活の中で印象に残ったあらゆる場面を大切に切り取っていきます。

『ユー・ガット・メール』

2010-04-28 00:29:48 | 映画
                  


英題 YOU'VE GOT MAIL
製作年 1998年
製作国 アメリカ
監督 ノーラ・エフロン

ストーリー キャスリーン(メグ・ライアン)は,母親の代から続く小さな絵本の店を経営している。彼女は「ショップガール」というハンドルネームを持ち,顔も知らない「NY152」というハンドルネームの男性とメールのやり取りをすることを日々の楽しみにしていた。彼女の本屋の近くに大手の本屋チェーンがオープンするが,その経営者が実は「NY152」のジョー(トム・ハンクス)であった。彼も「ショップガール」とのメール交換を心の糧にしていたが,二人は顔を合わせると喧嘩が絶えなかった。そんなときキャスリーンは「NY152」から直接会わないかと提案される……。

キャスト トム・ハンクス,メグ・ライアン,グレッグ・ギニア,パーカー・ポージー,スティーヴ・ザーン,デイブ・チャペル他

予告編





個人的評価【完璧

ダメダメ 微妙・・・ まぁまぁ(3が基準) あともう一歩 完璧



 ほんとは『ジュリー&ジュリア』公開前にノーラ・エフロン監督作を観直そうと思っていたのですが,結局観れずじまいだったので,来週『ジュリー&ジュリア』がいよいよDVD化されるので,じゃ~せっかくだし今度こそ観直そうと。で,やっぱり代表作というとトム・ハンクス&メグ・ライアンの組み合わせの『めぐり逢えたら』か『ユー・ガット・メール』でどちらもスキな作品なので迷ったけれど,結局『ユー・ガット・メール』を選択(『めぐり逢えたら』も近々観直す予定。)

 やっぱり何年経っても素敵な作品っていうのは全然色褪せなくて,トム・ハンクス&メグ・ライアンの組み合わせはほんとに相性抜群だし,メールっていうとちょっと温かみに欠ける・・・というかなんかちょっと冷たい印象があったりするけど,この作品全体の雰囲気がとっても温かくて優しく,観た後にとっても幸せな気分になれるのでほんとに大好き


      やっぱりこの2人の組み合わせは格別

 


 製作された当初ってちょうど世界的にPCが普及し始めた頃で,主人公の2人のようにメールやチャットなんかを利用している人はきっとごく一部だったろうから,こんな出会いは現実にも起こることなのかなぁ?なんて思ったけど,今じゃこんな出会いも普通にありえるんだから,時代の流れってスゴイですよね。

 メールのいいところは,相手を目の前にすると緊張したり強がってしまったりして自分の素直な気持ちを伝えることが出来ないけど,メールだったらそんな気持ちも素直に表現出来るということ

 ジョーとキャスリーンは仕事では敵同士で顔を合わせれば言い合いばかりだけど,実はネットではお互い存在を知らずにメール交換をする仲で,その毎日のメール交換が2人にとってかけがえのないものになっていたっていう・・・。

 キャスリーンはラストまでメール交換の相手がジョーだとは知らないんだけど,ジョーは先にメール交換の相手がキャスリーンだと知ってしまう。で,いろいろ迷うわけですよ。仕事では敵で“美人だけど,性格は最悪!“なんて罵っていた相手だけど,これまでのメールのやりとりからキャスリーンのほんとの気持ちとか性格を考えると,実は思っていたような女性ではないんじゃないかって。

 で,その後の展開でいいなぁって思ったのはジョーがキャスリーンに“友達になりたい”と伝えるところ。自分が実はメール交換の相手だということは結局最後まで隠すんだけど,ジョーが仕事抜きで素直に自分の気持ちを伝えたことが結果的にはハッピーエンドに繋がったと思うんですよね。

 そして,私は絶対っていうほど2人がついにお互いの存在を知るラストシーンで必ず泣きます(笑)今回は久々っていうのもあったけど,ほんと号泣まず「Over the Rainbow」が流れた時点でウルウルきて,その後,キャスリーンがポロポロ泣いちゃうのと同時に私も号泣・・・。で,エンディングのキャロル・キングの「Anyone at All」がまた素敵でそれ聴いて泣く・・・っていうのが大体お決まりのパターン

 NYが舞台なのでほんと街並が綺麗だし,キャスリーンが母親から引継いで経営する老舗の小さな絵本のお店も“もし自分が母親になったらこんなお店で子どもに絵本を買ってあげたいなぁ”って思うくらいとっても可愛いお店だし,『高慢と偏見』とか『ゴッドファーザー』等の台詞や話題なんかも劇中ではある意味キーポイント的な役割で登場したりもします。

 あとは,とにかくキャスリーンを演じるメグ・ライアンが最高に表情はもちろんだけど,もうちょっとした仕草とかとにかく全てが可愛い個人的にはやっぱこの頃がいちばん可愛いなぁ

 超有名作だし,世界中で大ヒットした作品だけど,もう12年も前になるんですねでもだからこそ,改めて観直してみるのもです。


 

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