『フライトプラン』

英題 FLIGHTPLAN
製作年 2005年
製作国 アメリカ
監督 ロベルト・シュヴェンケ

ストーリー 事故死した夫の亡骸を乗せた飛行機に,娘のジュリアとともに乗り込んだカイル(ジョディ・フォスター)。その機内で,突如として娘の姿が見えなくなる。必死で探すカイルだが,誰一人として娘の行方を知る者はいなかった。

キャスト ジョディ・フォスター,ショーン・ビーン,ピーター・サースガード,エリカ・クリステンセン,ケイト・ビーハン,マイケル・アービー,アサフ・コーエン,マーリーン・ローストン他



　正に,母は強し自分の子供の為なら,どんなに危険にさらされても,絶対に守り続ける。ジョディ・フォスターって,どの映画でもとにかく強い(笑)というか,むしろ強くなきゃダメ(笑)

　久しぶりに見たせいか,犯人はショーン・ビーン演じる機長と浅岡ルリ子さんにそっくりのＣＡさん(笑)だと思っちゃっていた私実際は,機長じゃなくて,ピーター・サースガード演じる保安官でしたねでも,よく考えてみればそうですよね。たいてい,主人公といつも一緒に行動していて,もしかして味方？なんて思わせる人が,実は犯人だったりすることが多かったりするんですよね

　ストーリーとはちょっと離れますが,改めての構造って,スゴイんだなぁ,と思いました。とにかく構造自体が複雑ですよね。

　この作品って,全米公開時にはかなり賛否両論ありましたよね。作品中で描かれるＣＡの乗客に対しての接客で,実際の航空会社から批判があったり,(見れば分かりますが,たしかに乗客に対して,そんな対応ないんじゃない？なんて思う場面もちらほら)人種差別的にもとれる描き方をしていたり。

　それと,今回気づいたんですが,ＣＡ役の1人として,エリカ・クリステンセンが出演してました。あの『トラフィック』でマイケル・ダグラス演じる麻薬取締官の娘役で,優秀なふりをしながら,実は麻薬中毒になりつつあった女子高生。どっかで見たことある顔だなぁって,見ている間,ずっと思ってて当たり前ですけど,『トラフィック』の頃と比べると,かなり大人になってました(笑)

　ハリウッド女優では,当然キャサリンがいちばんだけれど,次に好きな女優さんを挙げるとしたら,ジョディ・フォスターかな。(あっ,でも,サンドラ・ブロックも好きなんだよなぁ)最近の出演作品はほとんど見てます。(『パニックルーム』とか『インサイド・マン』とか。ただ,去年公開された『ブレイブ・ワン』も気にはなっていたし,映画館でも結構予告を見る機会が多かったんですが,内容がどうも個人的に惹かれるものではなくて,見ていません)

　とにかくカッコイイ凛としていて,内なる強さを常に秘めている感じ。子役から活躍し,オスカーも2度受賞まぁ,去年は前々から噂にはなっていましたが,自分がレズビアンであることを示唆するような発言をして,ついにカミングアウトかみたいな報道が大きく取り上げられたりしましたけど・・・。

　そんなジョディ・フォスターの最新作は,今やハリウッド一の売れっ子で,名子役とも云われるアビゲイル・ブレスリンちゃんと,ジェラルド・バトラーとの共演のファンタジー・アドベンチャー『Nim's Island』。全米では初登場2位と好調なスタートこれ,かなり見たいです映像をちょこっと見ましたが,ファンタジー・アドベンチャーということもあり,とにかく楽しそう。こんなコミカルな演技をするジョディ・フォスターも新鮮だし。日本では今秋公開予定あー,早く見たい