製作年 2007年
製作国 日本
監督 山崎貴
ストーリー 昭和34年,東京オリンピックの開催が決定し,日本では高度経済成長期が始まろうとしていた。黙って去ったヒロミ(小雪)を思い続けながら淳之介(須賀健太)と暮らす茶川(吉岡秀隆)のもとに,実父が再び淳之介を連れ戻しに来た。
キャスト 吉岡秀隆,堤真一,小雪,堀北真希,須賀健太,もたいまさこ,三浦友和,薬師丸ひろ子他
やっぱり,夕日町三丁目の人達はあったかいなぁ
前作も観ているし,ネットのレビュー等でも「涙が止まらなかった」と云っている方が多かったので,楽しみに観ました。
けれど,観ていても,所々でグッとくるシーンはあっても涙を流すほどではなかったので,もしかして泣かずに終わっちゃう?なんて思っていたら,ラストに一気にきましたもう涙が止まらない
芥川賞の受賞が確実だと思っていた茶川が落選してしまい,淳之介の実の父親である川渕に淳之介が引き取られてしまうのを,則文が抵抗するシーンからもう泣きっぱなし。だって,みんな茶川の作品は読んでいないと思っていたのに,ちゃんとみんな読んでたんですよ。
たしかに,芥川賞の選考委員がそう都合よく周りにいるわけではないし,お金を渡したからって受賞が決まるわけないじゃん,と不思議に思ってはいたんです。でも,あまりにもその後の展開がスムーズだったので,これってもしかしてアリ?なんて思いかけていたんですが・・・。
でも,それも茶川・ヒロミ・淳之介の3人が今度こそ一緒に暮らせるようにと,三丁目の人達の優しい気持ちからだったんですよね。
そして,その後の茶川の作品を読み上げるシーンでも大泣きでしたヒロミのことを想って書いた作品だったんですね
で,やっと落ち着いたかなぁ,なんて思っていたら,最後に一平くんにやられちゃいましたよ。東京タワーに登るために溜めていたお金で,鈴木オートに預けられていたハトコの美加ちゃんのために24色の色鉛筆をプレゼントした一平くんもうなんてカワイイ男の子なんだぁいつも頭をコツンとされていたあの一平くん(笑)に最後に泣かされてしまうとは。
物語になっている昭和30年代は,ちょうど自分の両親がまだ幼い子供だった頃。こんなにあったかい時代だったんですね。なんだか羨ましいな。
でも,この時代に生きていた人達は,戦争を体験しているという悲しい現実が則文が同窓会で戦友の牛島に会ったと錯覚してしまうシーンや,トモエが偶然元恋人?の山本と再会するシーンなどを観ていると,戦争は大事なものを全て奪ってしまうんだと感じずにはいられませんでした。
続編を製作するということは,前作を超えなければいけないというプレッシャーが製作側にもあるだろうし,観客としてはもちろん期待はするけれど,結局,最終的には,やっぱり前作の方が良かったとか思っちゃうことの方が多い気がするんです。
でも,この続編に関しては,期待を裏切らない作品で,観て良かったです
そういや,山崎貴監督の作品は全部観てるなぁ1作目の慎吾ちゃん主演の『ジュブナイル』に金城さん主演の『リターナー』,そして『ALWAYS 三丁目の夕日』。ということは,次回作もきっと観ちゃうんだろうな
製作国 日本
監督 山崎貴
ストーリー 昭和34年,東京オリンピックの開催が決定し,日本では高度経済成長期が始まろうとしていた。黙って去ったヒロミ(小雪)を思い続けながら淳之介(須賀健太)と暮らす茶川(吉岡秀隆)のもとに,実父が再び淳之介を連れ戻しに来た。
キャスト 吉岡秀隆,堤真一,小雪,堀北真希,須賀健太,もたいまさこ,三浦友和,薬師丸ひろ子他
やっぱり,夕日町三丁目の人達はあったかいなぁ
前作も観ているし,ネットのレビュー等でも「涙が止まらなかった」と云っている方が多かったので,楽しみに観ました。
けれど,観ていても,所々でグッとくるシーンはあっても涙を流すほどではなかったので,もしかして泣かずに終わっちゃう?なんて思っていたら,ラストに一気にきましたもう涙が止まらない
芥川賞の受賞が確実だと思っていた茶川が落選してしまい,淳之介の実の父親である川渕に淳之介が引き取られてしまうのを,則文が抵抗するシーンからもう泣きっぱなし。だって,みんな茶川の作品は読んでいないと思っていたのに,ちゃんとみんな読んでたんですよ。
たしかに,芥川賞の選考委員がそう都合よく周りにいるわけではないし,お金を渡したからって受賞が決まるわけないじゃん,と不思議に思ってはいたんです。でも,あまりにもその後の展開がスムーズだったので,これってもしかしてアリ?なんて思いかけていたんですが・・・。
でも,それも茶川・ヒロミ・淳之介の3人が今度こそ一緒に暮らせるようにと,三丁目の人達の優しい気持ちからだったんですよね。
そして,その後の茶川の作品を読み上げるシーンでも大泣きでしたヒロミのことを想って書いた作品だったんですね
で,やっと落ち着いたかなぁ,なんて思っていたら,最後に一平くんにやられちゃいましたよ。東京タワーに登るために溜めていたお金で,鈴木オートに預けられていたハトコの美加ちゃんのために24色の色鉛筆をプレゼントした一平くんもうなんてカワイイ男の子なんだぁいつも頭をコツンとされていたあの一平くん(笑)に最後に泣かされてしまうとは。
物語になっている昭和30年代は,ちょうど自分の両親がまだ幼い子供だった頃。こんなにあったかい時代だったんですね。なんだか羨ましいな。
でも,この時代に生きていた人達は,戦争を体験しているという悲しい現実が則文が同窓会で戦友の牛島に会ったと錯覚してしまうシーンや,トモエが偶然元恋人?の山本と再会するシーンなどを観ていると,戦争は大事なものを全て奪ってしまうんだと感じずにはいられませんでした。
続編を製作するということは,前作を超えなければいけないというプレッシャーが製作側にもあるだろうし,観客としてはもちろん期待はするけれど,結局,最終的には,やっぱり前作の方が良かったとか思っちゃうことの方が多い気がするんです。
でも,この続編に関しては,期待を裏切らない作品で,観て良かったです
そういや,山崎貴監督の作品は全部観てるなぁ1作目の慎吾ちゃん主演の『ジュブナイル』に金城さん主演の『リターナー』,そして『ALWAYS 三丁目の夕日』。ということは,次回作もきっと観ちゃうんだろうな