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イオンのSPAショップとトップバリュブランドの始動について

2006年02月23日 | アパレル放談
先ごろ、ユニクロ=ファーストリテーリング・ダイエーの新ブランドとヨーカ堂の新ブランドの発表があり、GMSのSPA型ブランドが相次いで誕生しました。

その時に、私はこのブログで、残るイオンがどのように展開するにか興味ありと書きました。
今日(23日)の業界紙にイオンの新ブランドの発表がありました。

これで3つのGMSが新しい試みに、そろって着手したことになります。
GMSの活性化のためには喜ばしい限りです。

3社とも、こぞって団塊世代とそのジュニアをターゲットにしています。
それぞれ手法が提携(FR・ダイエー)、社内のシンクタンク(ヨーカ堂・藤巻幸夫氏)、社外のデザイナー(イオン・永澤陽一氏)と異なっおり興味深い。

昔に各GMSが無印良品の「コピー売り場?」のような売り場を作ったが、今回はこのスタイルではなさそうなので、どのようなものになるか期待したいと思います。

私は「団塊世代」を「溶岩世代」と思っています。
「団塊ような塊」ではなく、「溶岩のように軟らかく、広ろがって」います。

「溶岩」のようにとらえどころのない世代です。

旧世代と新世代の両世代にスタンスを上手に置いています。(使い分けています)
両世代に両棲しています。(悪い意味でなく、良い意味で←念のため)

団塊世代は数十年前から有望ターゲットとしてアパレル業界だけでなく、全産業が期待したマーケットでしたが、期待ほど成功を収めなかったマーケットです。

団塊ジュニアも同様に合理的で利口な世代です。

我が家は、私は団塊世代から少し外れますが、女房が昭和24年生まれ、長女が昭和48年生まれの典型的な団塊家族です。

家族がこのブログを見ていますので、詳しく書くのは止めますが、一筋縄ではいかない世代です。

団塊世代や団塊ジュニア世代は、机上のコンセプトだけでは納得しない、ターゲットです。

競馬レースの予想屋のようで申し訳ありませんが、机上のコンセプトつくりも大事ですが、勝敗のポイントは物作り、販売、プロモーション、ロジスティック等の総合的なオペレーションの勝負になろうと思います。







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