Hoxsin いもの通信

高岡銅器「北辰工業所」の鋳物製品や体験教室・イベントのご案内

町の数だけ、その町の産業がある

2012-07-13 20:53:13 | NEWS
あなたのお住まいの地域の特産品って何?

国土の狭い日本ですが、

南は沖縄から、

北は北海道まで、

必ず、地域の特産品や産業ってありますよね。

私の住む富山県でも、

「富山の薬売り」として知られる薬品関係や、

あなたのお家の窓にも使われる「アルミ建材」、

観光としては、

「黒部ダム」、「越中おわら」、なんてもんがあったり、

食に関しては、

「ほたるいか」、「氷見の寒ぶり」なんてものがあります。

日本全国に、その町には、その町の特産品ってあるもんです。

そして、私の仕事は、

「欲しいという想いを、形にしてお届けする」

それが私の仕事であり、

「銅器の町 高岡」を受け継ぐひとりの職人でもあります。

最近、そんなこと感じます。


ほんのちょっとですが、

BSジャパンにて放映されますので、

ご覧ください。

「楽しいアクセサリー教室」 テレビで大公開 

2011-03-09 08:37:53 | 産業観光
最近、「体験教室」に行かれた方は、いらっしゃいます??

田舎の観光地では、「そば打ち」の体験なんて人気があるそうです。
見るだけじゃなくて、「自分の手で実際に作ってみる」って楽しいですよね。

「鋳物」だって自分の手で作ってみることはできますよ。

今回は、「石川テレビさん」の取材の中で、
「アルミ製のキーホルダー」を作って頂きました。

ここでワンポイント!

「アルミ製」であることにご注目頂きたい!
あなたの飲み干したジュースやビールの空き缶。
アルミでできてますよね。
今日も飲みました???

実は、アルミ製キーホルダーの材料は・・。

そうです!
あなたが、今、飲み干したアルミ製の空き缶が原材料です。

リサイクルと言葉ジリでは、なんとなくイメージしていますが、
実際に、私たちの生活から放り出された資源(空き缶)は、
どんな風に、再生されるか??
見たことあります??
ないですよね。

最近では、都市鉱山といって、
携帯電話や精密機器に含まれる「レアメタル」を回収するビジネスが注目を浴びてますが、
アルミだって、90%以上が再生されている立派な資源です。

お家にあるアルミカンはもちろん、鍋、車のアルミホイールとかは、
ゴミではありません。
資源です。
資源の少ない日本こそ、再生してリサイクルするのが正しいアプローチ。
捨ててはいけません。
お住まいの自治体で決められた方法で、決められた曜日に決められた場所へ持ち込んでください。

そんな資源のリサイクルを身近に感じてもらいたいため、
「産業観光」の中では、
アルミ缶をご持参頂き、弊社で溶解して、製品に加工して
その大まかな流れを、楽しみながら体験して頂くことをコンセプトとしております。

それでは、取材当日の様子を簡単にご紹介します。
「楽しいアクセサリー教室」と「資源のリサイクル」を一緒に体験して頂きました。




 ↑ 鋳込みの様子 ↑

溶解炉には、事前に用意したインゴット(純アルミの塊)と
持ち込んで頂いたアルミ缶を一緒に溶解してます。
赤々と溶けた金属をみて、「レポーターも目が点」になっております。



↑ 手作業にて仕上げ ↑

「へ~、こうやって作るんだ~」

普段、見ることもない光景にスタッフ一同驚きのご様子。
詳しくは、実際の放送をご覧ください。
放送日は、3月11日 10~12時

環境にやさしい「リサイクル」を身近に感じられる「産業観光」については、
土日に実施しております。
出来るだけきめ細かな解説をしたいと考えていますので
お申し込みは「5~10人」程度でお願いいたします。
申し込み人数多数になりますとお断りする場合がございます。
ご了承ください。

以上、お知らせでした。

産業観光

2011-02-27 12:50:29 | 産業観光


最近、流行ってますね!

工場見学。

小さかったころ、社会見学なんて、
学校から工場の見学にいったことを思い出します。

近頃、またブームになってきたようで、
食品メーカーなど人気のようです。
やはり「生で見る」製造工程や、お土産も楽しみですもんね。


ところで、北辰工業所でも、工場見学やってます。
「伝統産業の本当の姿を、広く皆さんに知って欲しくて」
そんな思いで現場公開しておりますが、
一つ、ポイントがあります。

鋳物製作の体験ができる工場見学

これ、良いでしょう??

今回は、長野県の佐久市からお越し頂いた方々に
「表札作り」をお楽しみ頂きながら、
鋳物製作の全工程をご覧頂きました。

その様子をチラッとご紹介します。

まず皆さんに、発砲スチロールで表札の原型を作って頂きます。



学校の工作みたいで、けっこう楽しいです。


これを、今度は、アルミを流し込む砂型へ埋め込みます。
ここからは、職人の仕事になりますが、
自分の作ったものが「アルミ表札」になっていく様子が実体験出来ます。


砂型へ、ドロドロに溶けたアルミを流し込みます。



この砂型の中で、アルミが冷え固まると表札になります。



冷めて取り出すとこんな感じです。


この後、綺麗に仕上げて表札のデキアガリ!

ちょっと駆け足でのご紹介でしたが、

詳しく見てみたい方は、お問い合わせください。
製作体験ができる工場見学は日曜日のみ実施いています。

以上、お知らせでした。




ちょっと使うだけだから、買うのほどのものでもない!

2011-02-26 09:58:52 | 活動支援
専門工具はお持ちですか???

趣味が高じて、ハマってしまわれる方は、

けっこういらっしゃる。

趣味にもいろいろありまして、

野山を散策されるようなアウトドア系、

ゲーム好きのスゴモリ系、

はたまた、車やバイク好きの機械イジリ系、

多様化が進んだ今では、人の数だけ趣味がある!

そう言っても良いくらいです。

さらに、趣味も高じてくると、専門道具が欲しくなるもの。

あなたも、今、そう思ってません???

次から次へと、新しい道具が欲しくなるのは、人の常。

特に、金属加工の機械類については、

【ガ~~ガ~~】

出る音は近所迷惑だし、

200Vの電源の確保や、

設置スペース、埃や金属片の後片付けなど、

そして、家族の反対(昔はカワイかった嫁さんの冷たい反応)が最大の難関。



「せっかくの日曜日に、思いっきり、やりた~い。」

↑ ↑
(心の叫び)



そんなあなたに、北辰工業所から「愛の手」を!

ちょっぴりお手伝い。

鋳物屋ですから、金属加工の機械・工具は一通りあります。

もちろん、業務用機器なので家庭用の機械類とは別物。

パワーも容量も違います。



例えば、こんな方は、

金属の板に穴を開けたいんだけど・・・

1回しか使わないから、道具を買うほどでもないんだけど・・・

音や汚れを気にせず、作業したい・・・

自分で加工したいけど、機械の使い方が分からない・・・などなど

ご相談ください。

いろんな人の、「こんなのやりたいんだけど」

そんな活動の支援も行ってます。

以上、お知らせでした。

ありがとうございました!!

2010-12-08 11:25:10 | 活動支援
こんにちは。
先日、鉄板のメンテナンスに伺いました手塚です。
お忙しい中、午前中の時間帯にお世話になり、
本当にありがとうございました。


さて、こちらの北辰工業所では
いろいろな鉄板をつくっておられるだけありまして、
参考になるアドバイスもいろいろといただきました。

鉄板の焦げ付きがひどかった干支の鉄板も
多少、磨り減ってしまうのを覚悟すれば
「サンドブラスト」という方法でキレイにできることを知り
早速おじゃまさせていただきました。

実は、うちではこの鉄板はいろいろな要因があって
封印状態にありまして。

でも、また何かに使うこともあるかもしれないので
お世話になった鉄板だけにメンテナンスはしたくって。

そういう経緯でお伺いしたわけです。


こちらの定塚さんは、
さすがは鉄板のプロだけありますね!

事前にお話のあったサンドブラストだけではなく、
サンドペーパーの使用で垂直になっている周りを落としたり
ロウを塗って金属のブラシで加工したり…


目からウロコの技術をたくさん持っておられます!
伺えば、それを惜しみなく提供していただけますよ!



いろいろと試してはみたのですが
なかなか思うようにキレイにはできないもんなんですよね。

まだ、試し焼きはしていないんですが
どうなっているか楽しみです。

コードネーム「手塚FIVE」でした。
(コードネームは定塚さん直々の命名です♪)

越中富山の今川焼き専門店 いたずらっこ

本当にありがとうございました。m(__)m

メイドインジャパン 再びアメリカへ

2010-11-26 09:05:31 | たい焼き機 アメリカへ
【 Made in japan 】

かつては、世界経済を牽引してきたブランド。

60年代~80年代まで日本の工業製品は、

「精密で丁寧な仕上げ、そして高い耐久性」として猛威をふるってきました。

円高が進んだ昨今では、生産拠点の海外シフトが進み、

日本ブランドでも、「アジア製」も珍しくなくなりました。

衣類に至っては、中国製も珍しいどころか、ごくごく普通。

価格の国際競争力の最重要課題として、

日本メーカーの自動車までも、先日から中国製が入ってきました。


そんな中、水面下で、日本の「ソウルフード」である【粉もの文化】を、
丸ごとビジネスパッケージにして、アメリカ全土で展開する案件が進んでます。

それは、1本の国際電話から始まりました。
今だから言うけど、「まさかアメリカから問い合わせがくる」なんてビックリ仰天。
インターネットはありがたい通信手段で、
世紀の大発明に感謝感激。


とうとう先日、アメリカからお問い合わせ頂いた企業のCEOが自ら来社され、
弊社の「焼き機」を使った具体的な仕様について商談が進んでます。

これから、少しづつ、

「海を渡る日本の粉もの文化」として、ご紹介していく予定です。

オリジナルたい焼きで町おこしを応援してます

2010-11-13 10:50:28 | NEWS
だいぶ冷え込んできまして、

焼きたてのたい焼きが恋しい季節になってきました。

木枯らしの吹く中、行列に並んでたい焼きを買うのも一つの楽しみです。

ところで、「鋳物屋」と「たい焼き」とは、何の関係もないように思いますが、

実は、たい焼きを焼く【焼き型】は鋳物で出来てます。

鋳物とは、金属をドロンドロンに溶かして「型」に流し込んで形を作る技法のことです。

分かりやすくいえば、プリンやゼリーを作るみたいに、

トロトロの生地を好きなカップに流して固めるのと同じです。

素材が金属かゼラチンかの違いでしょうか???

そして、ここ数年、町おこしで地元のキャラクターを使った【オリジナル焼き】が注目を集めてまして、

オーダーが殺到中。

そんな訳で、視察もあります。

本日は、石川県珠洲市の商工会の方々がお見えになり、

「焼き型」の製造工程をご覧頂きました。

もともと、私のところは「銘板」いわゆるデカイ表札が主力商品。

鋳物を使った凹凸の細かい表現は、自慢じゃないけど得意です。

その技術を使って、10年ほど前に地元の「高岡大仏」をモチーフに

「地元のオリジナル焼き」を製作したのが始まりです。

もちろん、鋳物職人の私が焼き機を製作し、地元の朝市などで「大仏焼き」を実演販売してました。

ここが、その辺の製造元とは大きく違うところ。

「焼き機を造っておしまい」でなく、

実際に、私自身がたい焼きまで焼いてますので、

実際に、たい焼きを作る楽しさから苦労まで分かります。

ちょっと自慢!

そんな訳で、町おこしやオリジナルキャラクターの焼き機ならご相談ください。




北陸中日美術展

2009-12-03 22:51:31 | NEWS
こんばんは。
北辰さんでお世話になっている正和です。


北辰さんで制作した作品が今回は北陸中日美術展に入選しました。
北陸中日美術展
2009年12月5日(土)~13日(日)
金沢21世紀美術館



また、第63回二紀展から受賞者及び受賞候補者から選出して、第10回記念春季二紀展を開催するらしいのですが、そのメンバーに選ばれていました。

第10回記念春季二紀展
2010年3月14日~24日
東京都美術館


北辰さんのおかげです。
ありがとうございます。

第63回二紀展 入選

2009-10-05 22:44:59 | NEWS
こんばんは。正和です。
今年も北辰さんで製作させていただいた作品が二紀展に入選しました。

会期
10月14日~26日 国立新美術館(東京)
11月17日~23日 京都市美術館(巡回展)

北辰さんのおかげです。
今年もありがとうございました。

14日に賞が付くかどうかが決まります。

現代工芸美術家協会富山会公募展 富山市長賞受賞

2009-10-04 13:28:25 | NEWS
正和です。
現代工芸美術家協会富山会公募展で富山市長賞受賞を受賞しました。

タイトル:破痕 蒼空の断片です。

春だけで3つの展覧会に出品して全て入賞しました。
この調子で秋の展覧会に挑みたいと思います。