色彩の道具箱

熊谷佳子が発信するニューノーマルな色彩活用情報。ご感想は、soudan@color-d.sakura.ne.jpへ。

バレンタイン・デー 2012

2012-02-11 | 流行のはなし

バレンタイン・デーまであと少しですが、女子の皆さんは義理チョコから本命チョコまで準備に力を入れているのでしょうか?私にとって初めてのバレンタインギフトの経験は小学生の時。恥ずかしくて直接どうしても渡せなくて、大好きな男の子の家のポストに入れた時の、心臓の高鳴りを懐かしく思い出しました。

さて大人になった今は、クールにこの日を見つめる視点があります。写真は2012年大丸東京店のショーウィンドウです。

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このディスプレイのテーマは、大丸の女性販売員が選ぶ、バレンタイン・デーに男性に着て欲しいデート服です。草食系男子、肉食系女子…など最近の恋愛事情を反映し、今どきの女性目線がコンセプトになっています。

女子は今やチョコとプレゼント選びでワクワクして、ギフトを贈るドキドキを楽しむだけでは飽き足らず、「男子にはこんなファッションで居てよねー」とご教示か?それとも要求か?ディスプレイから女性のはっきりモノを言う姿勢を感じてしまいました。

さらに下の写真は同じく大丸東京店の、2009年バレンタイン・デーのショーウィンドウです。

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3年前はピンクで統一されたかわいらしい印象です。スプーンで「おいしいチョコを食べさせてあ・げ・る」という感じでしょうか?いえいえ沢山のイスに男性が並んで座って女性から選ばれるのを待っている、女性による恋愛主導の図でしょうか?

バレンタイン・デーに関する商品やサービスは、「その時」の女性の気持ちが流行牽引しているのは確かです。