
素晴らしい映画を見ました。
ミリキタニは名前です。「三力谷」。
NYで路上画家をしているおじいさん。
そのミリキタニさんのドキュメンタリー映画です。
アメリカに生まれ、幼少期は広島で過ごす。
ほどなく、戦争が始まり自分はアーティストなのだから、
兵隊にはならないとアメリカに戻る。
しかし、日系人としてパールハーバー後は収容所へ。
ひどい生活を強いられたばかりか、市民権まで奪われ、
アメリカに恨みを抱くようになる。
ようやく収容所を出てからはNYのストリートで猫の絵を描く日々。
アメリカの生活保護は受けない、とかたくなに拒否するのだが、
今回の監督と出会い、これまでの人生が紐解かれていく。
戦争のこと、平和のこと、色々考えさせられます。
ミリキタニさんから発せられる英語、日本語は短いけれど
ぐっとくる。いや、痛いほど突き刺さると言うべきか。
自然の涙が溢れてくるシーンがたくさんあります。
もう一度言います、素晴らしい映画です。
大阪の上映は今日で終わっちゃったけど、
今は京都みなみ会館で上映中。
そして、12月には神戸KAVCシネマでの上映が決まってます。
ぜひに!
http://www.uplink.co.jp/thecatsofmirikitani/
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