ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

風花記/天海~input type=hidden~

2012年03月26日 | ネオロマンスゲーム
天海をクリアしました。

天海は、例えばコルダに登場するような、クラスメートで一緒に下校して…
というものと、おそらく最もかけ離れた存在です。

あの水野十子さんの秀逸なキャラクターデザイン。
「こんな男絶対にいない」を具現化しなくてはいけなかったという、
そう、いてはいけないだろうし、いない、見えない、けれどいる。
ストーリーを支配してるのですが、不可視ファイル。


ある意味、天海がいるから、「遙か」はネオロマンスたるのだなと思います。
二次元相手といっても、「どこかにいそう」な人と、安易に仮想デートできるものとは違って
どこまでも「ひと苦労」してしまう。
「遙か」の核心部分にまで行っちゃう。
遙か5とは何であって、「合わせ世」が何で、時空を超えるって何でとかそういう世界観全てを支えている要の人。
だから、もうイケメンに甘い言葉囁かれて恋愛気分だけでいい人には、とことん解りづらい…はず。

生前どうだったとか、お父さんとお母さんはとか、そういう「世俗」が一切登場しないのが天海です。
ただそこで呼ばれる言葉といったら「愛しい子」
独占し、敵対し、しかし生活感は全く無いというあたり、「遙か3」の白龍よりももっとずっと非現実的です。
しかし、彼のいない「遙か5」はありえない。だから怖い。

前作品のエンディングスチルには納得をしたというより、
「無理矢理納得しなくてはならない」みたいな、なんか「?」を残したままだったのですが。


 こいつはすげぇぜ、すごい事になってんだぜ。なるほど納得のエンディングでした。

ぬあ…これどこまでブログでネタバレ書いていいんやら…。
とりあえずわかった。うん、天海良いよ。
非現実的、極上の恋愛。



前回出まくってたカイとかましらをあまり出さなかったのは正解かな。


「風花記」面白かったわ。
まだスチルあとちょっと出てないのあるんですが
何だろうなあ。コンプリートしたいです。

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